IHクッキングヒーターの危険性を知りたい方へ

2021年12月3日

IHクッキングヒーターの危険性を知りたい方へ
IHクッキングヒーターは、ガスコンロと違って電気を使うため危険性が無いと思っている方も多くいるのではないでしょうか。

ここでは、IHクッキングヒーターの危険性を知りたい方へ、IHクッキングヒーターは危険性があるか?メリット・デメリットとは?IHクッキングヒーターの事故事例、エコキュートのお湯の安全性についてご紹介します。
IHクッキングヒーターの危険性を知りたい方へ
■IHクッキングヒーターは危険性があるか?メリット・デメリットとは?

IHクッキングヒーターは、調理をするときに火を使いませんが、危険性があるともいわれています。
しかし、どのような危険性がIHクッキングヒーターにあるかは案外と情報が少ないため、本当に危険性があるかわからない方もいるでしょう。
ここでは、IHクッキングヒーターは危険性があるか?メリット・デメリットとは?についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターは危険性があるか?

IHクッキングヒーターは、火災が発生するリスクが火を使わないために少なく、二酸化炭素を排出しないために部屋の中の空気が汚れなく、環境に対しても優しいものです。
しかし、IHクッキングヒーターは、電磁波があるために危険性があると考えている方もいるようです。
普通の家電品の電磁波と、IHクッキングヒーターの電磁波は同じようなものです。
家電品は非常に電磁波が小さいため、全般的に健康に対する影響は無いとされています。
ここでは、家電品の電磁波を測ったデータについてご紹介します。
このデータは、電磁波検討ワーキンググループが家電品の電磁波を平成25年に測った測定値(%)です。
手持ち型の電気マッサージ機は68%
非接触の電動歯ブラシ、充電器は46%
温水洗浄便座は18%
電気カーペットは13%
シェーバーは6%
IH炊飯器は5%
IHクッキングヒーター、電気毛布は3.5%
食器洗い乾燥機、電気掃除機は2%
電子レンジ、ヘヤドライヤー、ルームエアコン、電気洗濯機、電気ポット、電気冷蔵庫、加湿器、液晶カラーテレビジョン、ブルーレイレコーダ、ミニコンポ、事務所用直付インバータ蛍光灯器具、事務所用直付けLED照明器具、住宅用直付インバータ蛍光灯器具、住宅用直付LED照明器具、住宅用吊下げ形インバータ蛍光灯器具、住宅用吊下げ形LED照明器具、卓上用インバータ蛍光灯スタンド、卓上用LEDスタンド、電球形LEDランプは0.2%

この測定方法は、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が決めた家電品が発する電磁波のガイドラインと、国際電気標準会議(IEC)が制定した家電品の発する電磁波の測定方法規格によって行われました。
日本電機工業会や家電メーカーの三菱、シャープ、ソニーなどの担当者が家電品から発せられる電磁波検討ワーキンググループに入っており、電磁波のデータとして最も日本で信頼できるとされています。
このデータからわかるように、家庭用のIHクッキングヒーターの電磁波は国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)のガイドラインでの規定値の3.5%であるため、危険性は無いと考えられます。
なお、調理した後にトッププレートが熱くなることが、IHクッキングヒーターの危険性としては考えられるでしょう。
しかし、IHクッキングヒーターはイメージ的にどうしても嫌であるというときは、ガスコンロにする方がいいでしょう。

●IHクッキングヒーターのメリット

ここでは、IHクッキングヒーターのメリットについてご紹介します。

・火を使わないために火災が発生するリスクが少ない
IHクッキングヒーターはフライパンや鍋を電気で温めるため、火を直接使いません。
そのため、煙や不完全燃焼による一酸化炭素が発生しないため、高齢の方などが使っても安全です。
大地震などの災害が発生したときの火災の多くの要因はガスコンロであるといわれているため、火を直接使わないIHクッキングヒーターであれば安心でしょう。

・油はねは上昇気流が発生しないために少ない
IHクッキングヒーターは火を直接使わなく、上昇気流が調理をしているときに発生しにくいため、油はねが少なくなります。
そのため、油がリビングの隅まで飛ぶことはありません。
しかも、加熱するときは90%以上のエネルギー効率であるためエコでしょう。
一方、ガスコンロは、上昇気流が直火による熱で発生します。
特に、アイランドキッチンのときは、換気扇が上昇気流による油を完全に吸えないため、油が部屋の隅まで拡がります。
また、加熱するときは半分以上のエネルギーが熱として逃げます。
そのため、エネルギーロスが非常に大きくなります。

・フラットな表面であるため掃除が容易である
IHクッキングヒーターは、五徳がガスコンロのようにないためフラットな表面になっています。
そのため、炒め物の油はねや鍋の吹きこぼれなどが簡単に拭き取れます。
IHクッキングヒーターとガスコンロの両方を使った人は、最も大きなIHクッキングヒーターのメリットが掃除の容易さであると思っているようです。

・光熱費が低減できる
IHクッキングヒーターはガス代が調理するときにかかりませんが、ガスの基本料金が電気で給湯するオール電化にすることによって全くかからなくなります。
また、電気代そのものも、お得な電気料金プランがそれぞれの電力会社で準備されているため非常に安くなります。
オール電化にするのみで、光熱費が普通のガス・電気併用住宅よりも40%くらい低減できます。
なお、ガスコンロやガス給湯器は最近相当性能が良くなっているため、このような違いが出ないときもあるかもしれません。

・鍋やフライパンが早く温まる
IHクッキングヒーターは、鍋やフライパンが早く温まります。
ガスコンロと比較して、IHクッキングヒーターは意外と火力が強くなります。
フライパンを振らないことが、食材に効率良くIHクッキングヒーターの熱を伝えるコツです。
フライパンがIHクッキングヒーターの表面から離れると加熱が止まるため、フライパンを置いた状態で食材が焦げないように木べらなどで動かしながら加熱しましょう。

●IHクッキングヒーターのデメリット

ここでは、IHクッキングヒーターのデメリットについてご紹介します。

・本体価格が高い
一般的に、ガスコンロに比較してIHクッキングヒーターの本体価格は高くなります。
本体価格としては、ガスコンロのキッチン埋込み式の中程度のランクが3万円~4万円くらいですが、IHクッキングヒーターは10万円~15万円くらいになります。
さらに、フラットタイプの天板とキッチンの段差がほとんどないタイプや2口のオールメタルがあるタイプは、非常に本体価格が高くなります。
一般的なIHクッキングヒーターは天板とキッチンが1cmくらいの段差があるため境目にコップなどが置けませんが、フラットタイプのIHクッキングヒーターであれば段差が無いため境目にお皿やコップなどを置くことができるため便利です。
しかし、本体価格は相当高額であるため、20万円以上プラスされると考えておいてください。

・調理がダイナミックにできない
調理をガスコンロで行いたい方は、物足りなさをIHクッキングヒーターでは感じるでしょう。
ガスコンロのときは、チャーハンを炒めるために五徳の上でフライパンをダイナミックに振ることができます。
しかし、IHクッキングヒーターのときは、フライパンを置いた状態で木べらなどで混ぜるくらいになります。
しかし、ガスコンロよりも火の通りは早いため、調理する時間は短くなります。

・調理した後は表面がしばらく熱い
IHクッキングヒーターは火を直接使わないため、調理するときに天板が熱くならないと考えている方もいるでしょう。
しかし、IHクッキングヒーターは調理した後は非常に天板が熱くなり、間違って触ると火傷するリスクがあります。
高温注意などがIHクッキングヒーターには表示されていますが、小さい子供さんがいるときは注意する必要があります。

・料理の種類は火が直接出ないために制限される
IHクッキングヒーターは、火が直接出ないというメリットがあります。
しかし、安全である一方、料理の種類が制限されます。
例えば、火を直接使う山芋のヒゲをあぶって焼くなどの料理はできません。
このような料理をしたいときは、別にカセットコンロなどを準備しておきましょう。

●IHクッキングヒーターの普及率

ここでは、IHクッキングヒーターの普及率についてご紹介します。
平成26年の総務省の全国消費実態調査によれば、IHクッキングヒーターの2人以上の世帯の普及率は約24%です。
この普及率は、古い住宅やアパート、マンションの集合住宅も含まれています。
なお、新築の注文住宅ではIHクッキングヒーターが半分以上設置されているため、IHクッキングヒーターの普及率は今後さらに高くなるでしょう。

●IHクッキングヒーターは危険性があるか?メリット・デメリットとは?のまとめ

ここでは、IHクッキングヒーターは危険性があるか?メリット・デメリットとは?についてご紹介しました。
IHクッキングヒーターは多くのメリットがあるため、危険性について納得できると、選ぶのがおすすめです。
IHクッキングヒーターの危険性を知りたい方へ
■IHクッキングヒーターの事故事例

IHクッキングヒーターは、火を使わないため火災が発生するリスクが少ないとされています。
しかし、IHクッキングヒーターでも使い方を間違うと火災が発生する要因になります。
ここでは、IHクッキングヒーターの事故事例についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターの安全性

ここでは、IHクッキングヒーターの安全性についてご紹介します。

・IHクッキングヒーターは火災の要因にならないか?
IHクッキングヒーターは、「火を使わない調理機」が売り文句です。
確かにIHクッキングヒーターは火を使わないで、炒め料理、焼き料理、揚げ料理など、いろいろな料理を作ることができます。
では、本当にIHクッキングヒーターは火災の要因にならないのでしょうか?
実は、経済産業省よりIHクッキングヒーターによる火災の事故事例が公表されています。
この事故事例によると、火災の要因はIHクッキングヒーター自体ではなく、調理をしているときの不注意によるものが多くあります。
火を使わないで安全装置が搭載されているIHクッキングヒーターでも、調理をしているときに目を離したりすれば火災が発生するようになります。

・IHクッキングヒーターの構造
ここでは、IHクッキングヒーターの構造についてご紹介します。
渦巻状のコイルが、IHクッキングヒーターには内蔵されています。
このコイルが発熱するようになります。
電流がこのコイルに流れることによって磁力線が発生して、IHクッキングヒーターのトッププレートからこの磁力線が放射され、IH対応の鍋やフライパンなどの調理器具を加熱します。
IHクッキングヒーターを使って調理するときは、IHに対応した調理器具を使う必要があります。
このIHに対応した調理器具は、特別な金属加工がIHクッキングヒーターのトッププレートと接する底面に施されています。
IHクッキングヒーターは、金属の電気抵抗を利用して発熱します。
IHに対応した調理器具の底面の金属は磁性体の働きがあり、この金属が加熱されて全体の調理器具が温まるようになります。
しかし、IHクッキングヒーターのトッププレートは金属の磁性体ではないため加熱されません。
IHクッキングヒーターは、このような構造になっているため安全性が高いとされています。

●IHクッキングヒーターの事故事例

ここでは、IHクッキングヒーターの事故事例についてご紹介します。

・火傷
IHクッキングヒーターは安全装置が搭載されていますが、必ずしも安全とはいえません。
経済産業省のIHクッキングヒーターの事故事例の中には、火災以外にもいろいろなものがあります。
IHクッキングヒーターは、調理器具を火を使わないで加熱できるものです。
調理したすぐ後はトッププレートが相当熱くなっています。
そのため、誤ってトッププレートを触って、火傷する人が多くいます。
また、電源を万一消し忘れた状態でフライパンなどを置いていたときは、相当フライパンなどは加熱されているため触ると火傷します。

・落下
IHクッキングヒーターのトッププレートは、完全に水平な平面です。
そのため、調理をしているときに手がフライパンに当たったり、地震などが発生したりしたときなどに、フライパンが落下することがあります。

・発火
IHクッキングヒーターは火を使わないため安全ですが、発火による事故もあります。
IHクッキングヒーターの発火によるほとんどの事故の主な要因は、調理をしているときの調理器具からの発火です。
特に、揚げ物をしているときの発火による事故が非常に多く、IHクッキングヒーターで天ぷら鍋を加熱し過ぎた要因で油はねが発生し、台所の周囲の布きんなどの可燃物が発火する事故が多く発生しています。
ガスコンロのときは火を使うため可燃物をガスコンロの近くに置くことはないでしょうが、IHクッキングヒーターのときは火を使わないため可燃物をIHクッキングヒーターの近くに置くことがあります。
少量の油を使う焼き物や炒め物などの料理のときでも、油はねがあります。
IHクッキングヒーターが停まっても、調理をしている食材はすぐに冷えません。
高温の油が近くの可燃物にはねて、発火することがあります。

・家電品をトッププレートに置いたままにする
IHクッキングヒーターのトッププレートは、熱が電流の流れによって発生するようになっています。
そのため、IHクッキングヒーターの電源が入っていないときでも、家電品をトッププレートに置いて、家電品の電源を入れることによってIHクッキングヒーターのトッププレートが発熱することがあります。
このときは、家電品が加熱されて発火します。

●IHクッキングヒーターで火災が発生する要因

ここでは、IHクッキングヒーターで火災が発生する要因についてご紹介します。

・汚れている
IHクッキングヒーターで火災が発生する要因としては、汚れていることがあります。
IHクッキングヒーターのトッププレートの汚れのみでなく、使う調理器具の汚れでも火災の要因になります。
調理器具とIHクッキングヒーターの間に汚れがあると、正しく安全装置が作動しなく、加熱が停まらなくて高温になる要因になります。
IHクッキングヒーターの電源を切り忘れて、安全装置が誤って認識するくらいの汚れが付いた状態のときなどは最悪になります。
IHクッキングヒーターを使うときは、こまめに清掃して確実に汚れを落とすことが火災の要因を防ぐことになります。

・調理をしているときにその場を離れた
調理をしているときにその場を離れると、IHクッキングヒーターで調理するときでもリスクがあります。
安全装置がIHクッキングヒーターに搭載されているということでも、その場を離れたときに近くの可燃物が発火することがあります。
経済産業省のIHクッキングヒーターによる事故事例でも、調理をしているときにその場を離れたときに発火している事故が多くあります。
火を使わないために安全であるはずのIHクッキングヒーターが火災の要因になるのは、安全装置が作動するため心配ないということで安心するためです。

・モード設定をミスした
IHクッキングヒーターは火を使いませんが、加熱する量をモード設定によって調整します。
IHクッキングヒーターには、揚げ物・保温・弱火・中火などというようにいろいろな加熱モードがあります。
この加熱モードの選択をミスしたときも、発火の要因になります。
安全装置がIHクッキングヒーターには搭載されていますが、モード設定をミスしたときは認識を安全装置もミスして加熱が調節できないことがあります。
特に、揚げ物のときに揚げ物モードに設定しないと、安全装置が作動しないで加熱が続いて油が煮えたぎることもあります。

・IH対応の調理器具を使っていない
IHクッキングヒーターを使うときは、IH対応の調理器具を使うことが絶対条件です。
IH対応でない調理器具を使うと、正常に安全装置が作動しなく事故の要因になります。
特に、IH対応でない調理器具を使って、さらに電源を切り忘れしたときは最悪です。
目を離したときに、火災が間違いなく発生するでしょう。
IHクッキングヒーターは、温度を調理器具の金属に反応して調節するため、IH対応でない調理器具を使うと加熱し過ぎたりすることがあります。
安全にIHクッキングヒーターを使うためには、IH対応の調理器具を準備する必要があります。

・油量が少ない
IHクッキングヒーターで揚げ物の天ぷらなどを調理するときは、油量に注意する必要があります。
IHクッキングヒーターの揚げ物モードは、適正な油量のときだけに正しく機能するようになっています。
規定よりも天ぷら鍋の油量が少ないときは、油が必要以上に過熱されて火災の要因になります。
正しくない油量の状態で加熱して、電源を切り忘れたりすると、IHクッキングヒーターの安全装置も作動しなくて温度が加速度的にアップするため非常にリスクがあります。
揚げ物のときの油量と電源の切り忘れは、十分に注意する必要があります。

●IHクッキングヒーターの事故事例のまとめ

ここでは、IHクッキングヒーターの事故事例についてご紹介しました。
IHクッキングヒーターは正しく使うと安全ですが、使い方をミスすると火災が発生することがあるため注意しましょう。
IHクッキングヒーターの危険性を知りたい方へ
■エコキュートのお湯の安全性

IHクッキングヒーターの危険性を知りたいと思っているのであれば、エコキュートについても検討してみましょう。
エコキュートは大気中の熱エネルギーと電気エネルギーでお湯を沸かすため、危険性が少なく、光熱費が低減でき、環境に対しても優しい給湯器です。
このエコキュートを設置するときは、お湯の安全性が疑問としてよく挙げられています。
ここでは、エコキュートのお湯の安全性についてご紹介します。

●エコキュートのお湯は飲用としてメーカーは推奨していない

エコキュートは、貯湯タンクの中に沸かしたお湯を貯めておいて使うようになっています。
貯湯タンクに貯まったお湯を使うため、衛生面、安全面において心配ないかと疑問に思っている方が実際には多くいるようです。
エコキュートのメーカーとしては、飲用するのは避ける方がいいとしています。
基本的に、エコキュートは貯湯タンクに水道水を貯めているため、安全ではないかと考えるでしょう。
しかし、メーカーとしては万一のときにも備える必要があるため、実際には飲用しても問題ないにも関わらず安全に飲用できないという見解を示しているのではないかと思う人もいるようです。

●エコキュートのお湯は汚染のリスクがあるか?

では、エコキュートのお湯は汚染のリスクがあるのでしょうか?
最もリスクがあるのは細菌が貯湯タンクや配管で繁殖することで、発熱したり、腹痛になったりすることがあります。
しかし、この点については普通の使い方をしていると問題ありません。
というのは、夜間電力で一度高温にまで沸き上げて、この高温を維持するようになっているためです。
また、配管はこの高温のお湯が通るため、衛生的には心配ないといえるでしょう。
しかし、飲用をメーカーが推奨していないのは、細菌ではない理由によって飲用に適していないことがあるためです。
例えば、毎日洗わないで電気ケトルや電気ポットを使い続けているとイメージしやすいでしょう。
白い固体がだんだんこびりついてきて、このまま本当に使ってもいいかというようになります。
エコキュートの貯湯タンクの中でも同じようなことが発生することがあるため、安全性についての心配があります。
白い固体の主な成分はカルシウムやマグネシウムで、微量のときは特に体に良くない影響があるということではありません。
しかし、しっかりとお腹の機能が整っていない赤ちゃんやお腹の調子が良くないときなどは、便秘になったり、お腹を壊したりするリスクがあります。
硬水は豊富にカルシウムやマグネシウムが含まれており、お腹が強くない人には適さないということもわかっています。
このようなことから、エコキュートのお湯の飲用をメーカーは推奨していないのでしょう。

●安全に飲用するためにはメンテナンスが必要である

エコキュートのお湯を安全に飲用するためには、定期的に貯湯タンクの中をメンテナンスしてカルシウムやマグネシウムを除去する必要があります。
そのため、業者やメーカーに頼んで定期的にメンテナンスをしてもらいましょう。
推奨しているメンテナンスはメーカーによって違っていますが、メンテナンスは3ヶ月~半年に1回くらいで問題ないとされています。
エコキュートのお湯を飲用したいときは、特に貯湯タンクのメンテナンスを定期的に行いましょう。
DIYでメンテナンスを行いたいような方もいるでしょうが、貯湯タンクをメンテナンスするためには業者の技術が必要です。
安易にメンテナンスしてエコキュートが壊れると全く意味がないため、必ず業者に頼んでメンテナンスを定期的にしてもらうのがおすすめです。

●エコキュートのお湯の安全性のまとめ

エコキュートの貯湯タンクの中のお湯は、高温になっているため細菌が繁殖することはありません。
そのため、衛生的に心配はありませんが、飲用としてメーカーは推奨していません。
というのは、カルシウムやマグネシウムの固体が貯湯タンクの中に付くようになって、硬水のようになるためです。
硬水は、お腹が強くない人が便秘になったり、お腹を壊したりするリスクがあるため飲用しない方がいいとされています。
安全に飲用するためには、エコキュートのメンテナンスが必要です。
業者などに頼んで定期的にメンテナンスしてもらいましょう。
IHクッキングヒーターの危険性を知りたい方へ
■まとめ

ここでは、IHクッキングヒーターの危険性を知りたい方へ、IHクッキングヒーターは危険性があるか?メリット・デメリットとは?IHクッキングヒーターの事故事例、エコキュートのお湯の安全性についてご紹介しました。

IHクッキングヒーターは、電磁波があるために危険性があると考えられているようですが、IHクッキングヒーターの電磁波は非常に小さいため、全般的に健康に対する影響は無いとされています。

IHクッキングヒーターの危険性を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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