IHクッキングヒーターの価格相場を知りたい方へ

2021年12月2日

IHクッキングヒーターの価格相場を知りたい方へ
IHクッキングヒーターを購入するために価格相場を知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、IHクッキングヒーターの価格相場を知りたい方へ、IHクッキングヒーターの価格による影響、IHクッキングヒーターとトッププレートの交換費用、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する費用、エコキュートの工事費用込みの価格についてご紹介します。
IHクッキングヒーターの価格相場を知りたい方へ
■IHクッキングヒーターの価格による影響

IHクッキングヒーターはいろいろなバリエーションがあるため、選ぶのも大変でしょう。
特に、IHクッキングヒーターは、価格の高いものや安いものがあります。
ここでは、IHクッキングヒーターの価格による影響についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターの価格による寿命の影響

IHクッキングヒーターは、価格がメーカーで非常に違っています。
メーカーとしては、シェアが圧倒的に高いパナソニック、三菱、日立とこれ以外があります。
ここでは、トップシェアのメーカーのパナソニックとこれ以外のメーカーのアイリスオーヤマのIHクッキングヒーターの価格による寿命の影響についてご紹介します。

・パナソニックのIHクッキングヒーター
パナソニックは、IHクッキングヒーターの第1号を1974年に開発しました。
パナソニックのIHクッキングヒーターは、歴史が長く、自社内で全てを手がけて造ることによって高い信頼性がありますが、高めに価格が設定されています。
機能面では、ベーシックでほとんど違いがないような商品でも三菱や日立と比較するとリードしているイメージです。
ここでは、パナソニックのIHクッキングヒーターの寿命についてご紹介します。
保証期間の長さが、寿命の参考になります。
長期安心修理サービスが、IHクッキングヒーター(卓上タイプを除く)に付いています。
料金としては、出張修理まで含めて5年間が3,333円、8年間が7,143円です。
保証は長い期間で充実した内容であるため、商品に対する自信と考えることができるでしょう。
少し保証期間や内容が違っていますが、三菱や日立も同じような保証を準備しています。

・アイリスオーヤマのIHクッキングヒーター
アイリスオーヤマは、プラスチック製品をメインに手掛けていますが、家電分野に2012年に進出しました。
この後は、価格が安いことで非常に存在感があり、どんどん品質もアップしているイメージです。
アイリスオーヤマは、業界で最初の2口タイプ据え置きIHクッキングヒーターを家電分野に進出した年に発売しているため、実績を家庭分野においても積み重ねています。
ここでは、アイリスオーヤマのIHクッキングヒーターの寿命についてご紹介します。
アイリスオーヤマもメーカー延長保証を準備していますが、1年の延長保証であることが少し寿命については不安があるかもしれません。
しかし、料金が延長保証にはかからないためメリットがあり、公式ネットショップのアイリスプラザで買うのみです。
この延長保証は卓上タイプでも適用になることもメリットです。

●IHクッキングヒーターの価格による電気代の影響

三菱は、2017年に省電力型のIHクッキングヒーターを発売しました。
5分割した「びっくリングコイル」が、省電力の秘密です。
制御を効率良く行うことによって省エネを最大40%実現し、価格の高いモデルに搭載されています。
現在、同様のコイルが三菱のIHクッキングヒーターの上位モデルに搭載されていますが、加熱の違いによる美味しさのアップがアピールされており、省電力はアピールしなくなっています。
省電力を別のメーカーも研究したため、それほど三菱の優位性が無くなったためでしょう。
一般的に、電気料金は高い消費電力量(W・kW)になるほど高くなりますが、電気代を考えるときはどの程度の時間使ったかを重要視すべきでしょう。
電気代は、使用時間に消費電力量を掛けたkWhで決まります。
IHクッキングヒーターの本体価格が高いほど高い消費電力量のコンロを使っているため、高い電気代になるように思うでしょうが、電気代を低減するためには無駄に強火で長時間使わないことが最も大切でしょう。

●IHクッキングヒーターの工事価格による外観の影響

IHクッキングヒーターの工事価格は、ピッタリとシステムキッチンに組み込めるビルトインタイプのIHクッキングヒーターが高く、置くのみの据え置きタイプのIHクッキングヒーターが安くなります。
では、ビルトインタイプと据え置きタイプのIHクッキングヒーターはどのような違いがあるのでしょうか?
ビルトインタイプのIHクッキングヒーターは、1万円くらいの部品がシステムキッチンに組み込むために必要になります。
業者に取り付けてもらうために作業費もかかります。
これで外観が大きく変わり、据え置きタイプのIHクッキングヒーターよりも非常に外観が良くなります。
一方、据え置きタイプのIHクッキングヒーターは部品が必要でないだけでなく、本体価格も安くなります。
というのは機能が少ないためですが、商品のバリエーションが多くないことがデメリットです。
三菱と日立は電力が違う同一モデルだけをラインアップしており、パナソニックでも4種類だけです。
据え置きタイプのIHクッキングヒーターは、価格は安いが選択肢が少ないことがデメリットです。

●IHクッキングヒーターの価格による影響のまとめ

ここでは、IHクッキングヒーターの価格による影響についてご紹介しました。
IHクッキングヒーターを選ぶときは、シェアの高いメーカーで安い価格のものがおすすめです。
卓上タイプのIHクッキングヒーターは、パナソニックが価格を重要視して、オリジナリティのある商品を販売していますが、アイリスオーヤマなどのメーカーが強くなっています。
また、それほど価格にこだわらないのであれば、パナソニックのIHクッキングヒーターのグリルが強いなどがあるため、メーカーによって絞るのがいいでしょう。
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■IHクッキングヒーターとトッププレートの交換費用の相場

ここでは、IHクッキングヒーターとトッププレートの交換費用の相場についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターとは?

IHクッキングヒーターというのは、コンロに内蔵したコイルに流れる電流によって、鍋自体を加熱する調理器具です。
鍋自体が発熱するため少し調理の感じは違いますが、調理時間のタイマーによる管理、細かい温度の調節というメリットがあります。
また、火が出ないため、火災や不完全燃焼による一酸化炭素中毒のリスクも少なくなります。
初期のIHクッキングヒーターでは鉄製の調理器具だけが使えましたが、メタル対応が近年は進んでおり、アルミニウムやステンレスの調理器具でも使えるようになっています。
ビルトインタイプのIHクッキングヒーターのサイズは、ビルトインタイプのガスコンロとほとんど同じであるため、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換するときでもシステムキッチンがそのままで設置できます。
サイズは60cmと75cmがあるため、設置場所のサイズをチェックしてサイズの同じものを買うといいでしょう。

●IHクッキングヒーターの工事費用の相場

既設のIHクッキングヒーターからIHクッキングヒーターに交換するときは、既設の商品を撤去してから新しく設置するようになり、工事費用の相場は約2万円になります。
ガスコンロを撤去してIHクッキングヒーターに交換するときは、ガス栓とガス配管の撤去、電気配線とブレーカーの新設などが必要で、工事費用の相場は約10万円になります。
電気コンロからIHクッキングヒーターに変更するときは、使っている電気コンロの使用電力によっても違いますが、電気配線が必要なときの工事費用の相場は約3万円になります。
IHクッキングヒーターの本体価格は、スタンダードであれば約8万円、ハイグレードであれば約15万円になります。
なお、基本的にここでご紹介した費用は一例であり、業者によって違っています。
IHクッキングヒーターを交換するときは、相見積もりを入手してチェックすることが大切です。

・IHクッキングヒーターは自分で設置できるか?
IHクッキングヒーターを設置するときは、専門的な技術が必要です。
電気コンロを使っているときは、そのままIHクッキングヒーターが設置できそうな感じですが、IHクッキングヒーターは200Vの電源が必要であるため、そのままでは設置できません。
また、IHクッキングヒーターを使うときは電力容量も注意が必要であり、ブレーカーが家庭の電気契約によっては落ちることもあります。
IHクッキングヒーターを現在使っており、IHクッキングヒーターに交換するときは自分で交換できるかもしれませんが、30kgくらいの重量があり、電圧も高めの200Vであり、リスクがあるためIHクッキングヒーターを自分で設置するのはおすすめではありません。
作業ミスによる感電、落下による怪我や破損などを防止するためにも、IHクッキングヒーターは自分で交換しないで、必ず業者に頼みましょう。

・賃貸でIHクッキングヒーターに交換できるか?
賃貸に住んでいるときには、ガスコンロや電気コンロからIHクッキングヒーターに交換できるのでしょうか?
賃貸のときは、オーナーの持ち物に設備がなるため、リフォームなどが勝手にできません。
そのため、ガス管の撤去工事や電気工事が必要なIHクッキングヒーターへの交換は困難でしょう。
卓上タイプの電気コンロを使っており、電気配線も準備されているのであれば、100V対応のIHクッキングヒーターが使えます。
しかし、据え置きタイプのIHクッキングヒーターについては、200V電源が必要になるため、ブレーカーや電源工事が必要になります。
オーナーの許可をもらうとリフォームもできるでしょうが、基本的に賃貸ではIHクッキングヒーターに交換できないと考えておきましょう。

●IHクッキングヒーターのトッププレートの交換費用の相場

IHクッキングヒーターのトッププレートは、汚れが付きにくいようにガラスやガラスコーティング剤が塗布されています。
ガラス系の素材ですが、耐衝撃性をアップする加工が行われているため、少しの衝撃では割れません。
しかし、落下するものの硬さや重量、衝撃を受ける面積などによっては割れることもあり、一度割れると安全性がダウンします。
このようなときは、トッププレートだけを交換することによって修理できるため、メーカーあるいは業者に相談しましょう。
工事費用の相場は、使っているIHクッキングヒーターによって少し違いますが、約5万円になります。

・IHクッキングヒーターの交換時期
IHクッキングヒーターは壊れなればいつまでも使えますが、一般的に交換時期は10年くらいといわれています。
修理してできるだけ長く使うのもいいでしょうが、新しいIHクッキングヒーターは火力が高くなっていたり、メタル対応になっていたりするため、ある程度古くなれば使い勝手がいいものに交換する方がいいでしょう。
トラブルや不調の有無に関係なく、節電などのために10年くらい経てば新しいIHクッキングヒーターに交換する方がいいでしょう。

・IHクッキングヒーターの選び方
IHクッキングヒーターを選ぶときは、いろいろなメーカーからいろいろな特徴がある商品が販売されているため、一律にどれがおすすめかはいえません。
使える調理器具については、メタル対応のIHクッキングヒーターであれば、あまり気にする必要はないでしょう。
しかし、一部の安いIHクッキングヒーターではアルミニウムやステンレスに対応していないものもあるため、買うときにはメタル対応かもチェックしておきましょう。
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■ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する費用

ガスコンロを使っていても、新しく交換するときはIHクッキングヒーターにしたいと思っている方も多くいるでしょう。
現在はインターネットが非常に普及しているため、ネットショップで簡単に価格の安いIHクッキングヒーターを買うことができるようになっています。
そのため、IHクッキングヒーターは本体価格だけで交換できると思っている方もいるようです。
ここでは、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する費用についてご紹介します。

●ガスコンロからIHクッキングヒーターへの交換は工事が必要である

ネットショップなどでは、普通の3口のIHクッキングヒーターが5万円未満のものもあるでしょう。
このように安くIHクッキングヒーターが買えるのはネットショップであるためですが、本体価格だけでIHクッキングヒーターが使えると考えている方が多いイメージです。
特に、現在ガスコンロを使っているときは、ガスから電気に熱源が変わるため、器具の交換のみでは使えなく、工事が必要です。

・必要な工事
ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換するときは、電源を取り出すことが最も大切です。
IHクッキングヒーターを使うために、配電盤から新しく電源を取り出す必要があります。
このときは、100Vではなく200Vの専用回路が必要であることに注意する必要があります。
専用回路というのは、大きな容量の電気機器を使うときにブレーカーが容量オーバーで落ちないように配線を単独で行うことです。
さらに、IHクッキングヒーターは200Vを使います。
分電盤の空いている回路を使ってキッチンまで専用の200Vの回路が配線できると、IHクッキングヒーター用の電源が取り出せます。

・200Vの電源が取り出せないこともある
電気を家庭に供給する方法としては、単相2線式と単相3線式があります。
築20年以上の住宅のときは、単相2線式のことがあります。
単相3線式のときは、分電盤の中の切り替え作業によって100Vと200Vを簡単に換えることができますが、200Vの機器が単相2線式のときは使えません。
そのため、次のような工事が別に必要になります。
3線を電柱から引き込み直す
3線対応の電力計や分電盤に交換する
工事費用としては、幹線の距離などで変わりますが、引き込み線と幹線の変更、分電盤の交換、契約変更の申請費用などを含めて、12万円~15万円くらいかかります。

・空回路が分電盤に必要である
200Vの専用回路が、IHクッキングヒーターは必要です。
そのため、空回路が分電盤に必要になります。
築浅の住宅のときは今後のことを判断して業者がIH用の回路を作っていたりすることがありますが、無いときは増設工事が必要です。
増設工事費用は、5万円くらいになります。
一般的に、分電盤の空回路などは業者に現地調査を行ってもらう必要があります。

・新築を計画しているときは電源を確保する
新築でシステムキッチンを選ぶときには、ガスコンロとIHクッキングヒーターから調理器具を選ぶようになりますが、ガスコンロを選んだときでも、一緒にシステムキッチンの裏までIHクッキングヒーター用の電源を配線してもらうのがおすすめです。
現在はガスコンロの方がいいと思っていても、何十年も住み続けるようになるでしょうから、この間にIHクッキングヒーターに変わることも十分にあり得ます。
後からでもリフォームはできますが、最終的に配線をやり直す必要があります。
キッチンの場所によっては配線が露出になることもあるため、一緒に初めの配線のときにIHクッキングヒーター用の配線を行うのがおすすめです。

●ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する工事費用の相場

ここでは、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する工事費用についてご紹介します。

ガス栓、ガス管の撤去は25,000円
ガスコンロの撤去は15,000円
キッチンと分電盤の配線は50,000円
IHクッキングヒーターの本体価格は120,000円
IHクッキングヒーターの設置は20,000円
諸経費は5,000円
トータルの工事費用は、24万円くらいになります。

IHクッキングヒーターの本体価格は商品によって違うため、工事費用の相場としては本体価格に12万円くらいプラスされると考えておきましょう。

なお、IHクッキングヒーターの本体価格は、スタンダードタイプが8万円くらい、高グレードタイプが15万円くらいです。
ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する工事費用の相場は、20万円~27万円です。

●ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する費用のまとめ

ここでは、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する費用についてご紹介しました。
基本的に、ネットショップの価格は本体価格だけであるため、工事費用が別途必要です。
単純にIHクッキングヒーターを交換するということでも、20万円以上かかるため結構高いリフォームです。
見積もり比較サイトなどを利用して、IHクッキングヒーターに交換する費用を低減しましょう。
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■エコキュートの工事費用込みの価格

IHクッキングヒーターの価格相場を知りたいと思っているのであれば、エコキュートの価格についても検討してみましょう。
ここでは、エコキュートの工事費用込みの価格についてご紹介します。

●エコキュートの本体価格に影響する要素

エコキュートは、本体価格が高いため大きくトータル費用に影響します。
そのため、エコキュートを設置するときは、本体価格に影響する要素について把握することが大切です。
ここでは、エコキュートの本体価格に影響する要素についてご紹介します。

・貯湯タンクの容量
エコキュートの本体価格に影響する要素としては、貯湯タンクの容量があります。
エコキュートは、貯湯タンクユニットにヒートポンプユニットで沸かしたお湯を貯めておいて使うため、本体価格が貯湯タンクの容量によって違います。
貯湯タンクの容量は、おおまかに家族数で選ぶことができます。
貯湯タンクの容量の目安は、家族数が2人~3人のときは320L、3人~5人のときは370L、4人~7人のときは460Lです。
当然ですが、大きい貯湯タンクの容量ほどエコキュートの本体価格は高くなります。
しかし、小さめの貯湯タンクの容量を選ぶと湯切れが発生して不便になるため注意する必要があります。
特に、お風呂に入る時期が重なりやすいときは、家族数に適した貯湯タンクの容量を選びましょう。

・給湯タイプ
エコキュートの本体価格に影響する要素としては、給湯タイプがあります。
エコキュートの給湯タイプとしては、給湯専用タイプ、オートタイプ、フルオートタイプがあります。
給湯専用タイプのエコキュートは、お湯を沸かすのみで、湯張り機能ななどが搭載されていないため本体価格が割安になります。
オートタイプのエコキュートは、自動で湯はりや足し湯ができ、本体価格はミドルになります。
フルオートタイプのエコキュートは、自動湯はり、追いだき、保温などの機能が充実しており、本体価格が最も高くなります。
一般家庭では、フルオートタイプのエコキュートを利便性を考えて選ぶことが非常に多くなっています。

●エコキュートの設置費用の内容と相場

エコキュートを設置するときは、本体価格だけでなく工事費用がかかります。
エコキュートの本体価格がキャンペーンで安くなっていても、工事費用をプラスすると割高になることもあるため、本体価格と工事費用のトータルで選ぶ必要があります。
ここでは、エコキュートの設置費用の内容と相場についてご紹介します。
・エコキュートの本体価格、付属品の価格の相場
エコキュートは、基本的に貯湯タンクユニットとヒートポンプユニット、リモコンのセットになっています。
このようなエコキュートのセットの価格は、少しメーカーや機能によって違いますが、メインは約20万円~35万円になります。
価格が安すぎるときは付属品のリモコンなどが別のこともあるため、しっかり買う前にチェックしましょう。
当然ですが、エコキュートの本体も付属品もセールによって安いものが見つかるときもあります。
新しいエコキュートが発売されたすぐ後は、旧モデルが在庫処分として安く販売されることもあるためおすすめです。
エコキュートは、多くのメーカーや機種があるため比べるのも面倒ですが、こまめにチェックしてみましょう。

・基礎工事、配管工事の費用の相場
エコキュートはお湯を大量に貯めて重いため、コンクリートで設置場所を確保するなどの基礎工事が必要で、2万円~4万円くらいの費用がかかります。
既設の給湯器があるときは、撤去、配管工事、浴槽のふろ循環アダプターの設置などに10万円くらいかかるときが多くあります。
また、費用はお湯を使うところからエコキュートの設置場所までの距離によっても違います。
距離が長くなれば、冷たい水がお湯の使い始めに出ることもあるため、最短距離を探すことが大切でしょう。
基礎工事、配管工事の費用の相場は、トータルで15万円くらいになります。
なお、既設の給湯器があるかどうか、コンクリートの施工があるかなどによって、費用は違ってきます。
基本的に、ここでご紹介した費用は目安であり、業者に見積もりを頼んで詳しい費用をチェックすることが必要です。

・電気工事の費用の相場
エコキュートは、お湯を200Vの電気で沸かすもので、専用の配線をひく電気工事が必要になります。
一般家庭は100V電源を主に使っているため、分電盤やブレーカーの交換だけでなく、電力会社への申請などが必要になります。
一般的に、電力会社への申請は業者が代行します。
住宅が割合新しいときは、200Vの電源を電気自動車用の充電用などのために確保していることもあるため、現在の住宅の電気回りをチェックしましょう。
分電盤工事のときの費用は3万円~6万円くらい、200Vの配線引き込みのときの費用は3万円~4万円くらいになります。
エコキュートをすでに使っており新しいモデルに交換するときは工事が必要ないこともありますが、ガス給湯器や石油給湯器から交換するときはトータルで15万円くらいの費用がかかります。

●エコキュートの工事費用込みの価格の相場

エコキュートの本体や付属品の価格、基礎工事費用、配管工事費用、電気工事費用をトータルすると、エコキュートの工事費用込みの価格の相場は50万円くらいになると考えておきましょう。
しかし、費用は貯湯タンクの容量や給湯タイプなどによって非常に違っており、相場より高くなったり安くなったりすることもあります。
例えば、エコキュートの工事費用込みの価格の相場としては、フルオートタイプの300Lの貯湯タンクの容量が30万円~53万円くらい、460Lの貯湯タンクの容量が33万円~74万円くらいです。
先々後悔しないように、エコキュートを設置するときは前もってしっかりと見積もりを入手することが大切です。
追加工事が必要で費用が高くなることも場合によってはあるため、特に工事費用については注意してください。
工事費用込みの見積もりを提示している業者に頼むときは、標準工事内容と追加工事内容について十分にチェックしましょう。
同じエコキュートを買っても、費用は工事内容によって大きく変わります。
見積もり内容がわからないときは、業者に早めに聞いておきましょう。

●エコキュートを安く設置する方法

ここでは、エコキュートを安く設置する方法についてご紹介します。

・複数の業者から相見積もりを入手する
このときは、価格のみでなく、見積もりに含まれている工事内容なども十分にチェックしましょう。
明瞭な見積もりをほとんどの業者が提示してくれるでしょうが、曖昧な見積もりを提出する業者も中にはあり、費用が追加でかかりそうであると後からいわれることもあります。
見積もりするときは、実績のある業者や口コミで評判がいい業者を選びましょう。

・自治体のエコキュートの補助金を利用する
自治体によっては、補助金がエコキュートを設置するともらえることもあります。
補助金をもらうための条件を満たすことによって、エコキュートが安く設置できます。
そのため、エコキュートを設置するときは、住んでいる自治体に問い合わせてみましょう。
・下請け業者や中間業者をできる限り使わないで自社施工の販売店からエコキュートを買う
下請け業者や中間業者が間に入ると、マージンがかかるため費用が高くなります。
自社施工の販売店に頼むことによってマージンがかからなくなり、エコキュートが安く設置できるでしょう。

●エコキュートの工事費用込みの価格のまとめ

ここでは、エコキュートの工事費用込みの価格についてご紹介しました。
エコキュートは高い買い物であるため、費用の相場や内容を把握してできる限り安く設置できる方法を見つけましょう。
ほとんど自社施工の業者であれば、エコキュートを別の業者よりも安く設置することができます。
また、施工実績が豊富にあるため、任せても安心でしょう。
IHクッキングヒーターの価格相場を知りたい方へ
■まとめ

ここでは、IHクッキングヒーターの価格相場を知りたい方へ、IHクッキングヒーターの価格による影響、IHクッキングヒーターとトッププレートの交換費用、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する費用、エコキュートの工事費用込みの価格についてご紹介しました。

IHクッキングヒーターの価格による影響としては、次のようなものがあります。

IHクッキングヒーターの価格による寿命の影響

IHクッキングヒーターの価格による電気代の影響

IHクッキングヒーターの工事価格による外観の影響

IHクッキングヒーターの価格相場を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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