IHクッキングヒーターで燻製をしたい方へ
2021年12月7日
IHクッキングヒーターはいろいろな料理ができますが、燻製をしたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、IHクッキングヒーターで燻製をしたい方へ、IHクッキングヒーターで燻製ができるか?IHクッキングヒーターで使うおすすめの燻製器、エコキュートの仕組みとは?メリット・デメリットとは?についてご紹介します。
■IHクッキングヒーターで燻製ができるか?
では、IHクッキングヒーターで燻製ができるのでしょうか?
ガスコンロでなくても、方法さえ正しければIHクッキングヒーターでも燻製が美味しくできます。
熱源が燻製チップに火を付けるために必要ですが、これはIHクッキングヒーターでもガスコンロでも問題ありません。
燻製チップはじわじわと燻製器からの熱で発煙する方法が最も適しているため、IHクッキングヒーターでも問題ありません。
●IHクッキングヒーターであれば燻煙が出にくいか?
熱の伝わり方がIHクッキングヒーターは弱いため、燻製の難易度はガスコンロと比較すると少し高くなります。
燻煙が出るまでには時間が少しかかります。
燻煙の様子にも温度を調整しながら気配りするのは、初めて燻製をするときは結構困難でしょう。
また、自宅のキッチンがIHクッキングヒーターであるため燻製器を買おうと考えている方は、IHクッキングヒーターに対応した燻製器が必要です。
そのため、煙がガスコンロ用の燻製器では出ないときがあるため注意しましょう。
このことさえ注意すると、IHクッキングヒーターで燻製が問題なく楽しめます。
●IHクッキングヒーターに対応した燻製器
ここでは、IHクッキングヒーターに対応した燻製器についてご紹介します。
・スモークポットIH
スモークポットIHは、SOTOスモークポットのIHクッキングヒーターに対応した燻製器です。
ガスコンロ用の燻製器と比較して価格が少し高くなりますが、燻製器の中では割合安い部類でしょう。
温度計が付いているため非常に便利です。
・ツヴィリングプラス スモーカーセット
ツヴィリングプラス スモーカーセットは、ガスコンロとIHクッキングヒーターのいずれにも使える燻製器です。
価格は高くなりますが、多機能で燻製以外の調理のときにも使えるため人気になっています。
燻製をあまりしない人にもおすすめです。
●IHクッキングヒーターの燻製で煙が出ないときの対策
IHクッキングヒーターで燻製をするときは、煙が出にくいときもあるでしょう。
ここでは、IHクッキングヒーターの燻製で煙が出ないときの対策についてご紹介します。
・燻製チップの量を少なくする
まず、燻製チップの量を少なくしてみましょう。
燻製を20分間~30分間くらいするときは、燻製チップは10g~15gくらいで十分です。
火付きは燻製チップが多いと悪くなるため、IHクッキングヒーターで燻製するときは特に注意しましょう。
・燻製ウッドを燻製チップの代わりに使う
燻製チップを燻製ウッドに変える方法もあります。
燻製ウッドは、燻製チップと違って点火がガスバーナーででき、火を一旦付けると発煙し続けるためおすすめです。
燻製ウッドは長時間の温燻に普通は使いますが、IHクッキングヒーターの火力が弱くてなかなか発煙しないときは使ってみるのもいいでしょう。
これでは間違いなく煙が出ます。
温度も調整しやすくなるため、初めて燻製する人には適しているでしょう。
・カセットコンロを使う
IHクッキングヒーターを止めて、カセットコンロを使う方法もあります。
カセットコンロは火力も強く、屋外でも使えるため燻製に非常に適しています。
本格的に燻製をするときは、カセットコンロを屋外で使っている人もいるようです。
IHクッキングヒーターでも、方法によって燻製はできるためぜひ試してみましょう。
■IHクッキングヒーターで使うおすすめの燻製器
燻製は、もともと食品の保存性をアップする調理法でした。
最近は、独特の食感や風味が楽しめるためにバーベキューやキャンプで燻製は非常に人気になっていますが、美味しい燻製が自宅のキッチンでも作れるといいでしょう。
ここでは、IHクッキングヒーターで使うおすすめの燻製器についてご紹介します。
●簡単に室内で使える燻製器
燻製器というのは、特有の風味がある燻製のための調理器具で、食材を燻煙することによって保存性がアップします。
例えば、おつまみのスモークチーズ、魚や肉を燻製した料理などが簡単に自宅で楽しめます。
室内でも使える家電品としていろいろな燻製器が販売されており、ほとんど気がかりな煙も出ません。
燻製だけでなく、炊く、蒸すなどの調理やIHクッキングヒーターに対応した燻製器もあります。
●燻製器の選び方
ここでは、燻製器の選び方についてご紹介します。
・熱源で選ぶ
一般的にガスが燻製器の熱源でしたが、IHクッキングヒーターに対応している商品も最近は多くあります。
例えば、オーブンや電子レンジ、ハロゲンヒーター、炭火などに対応している燻製器もあり、マルチタイプの燻製器がさまざまなシーンで使いたいときはおすすめです。
燻製が場所に関係なく固形燃料で楽しめる燻製器もあります。
・素材で選ぶ
燻製器の素材としては、ステンレス、鉄、アルミニウム、陶器などいろいろです。
金属製のステンレスや鉄などの素材の燻製器は、耐久性が高くアウトドアにも適しており、簡単にお手入れもできます。
大型の燻製器は、一気に多くの燻製を作りたいときや多くの人で燻製を楽しみたいときにおすすめです。
陶器製の燻製器は取り扱うときに割れやすいため注意する必要がありますが、優れた保温性があり、ジューシーな燻製を簡単に作ることができます。
また、割合安いため、初めて燻製を作るときにもおすすめです。
・大きさで選ぶ
燻製器の大きさとしては、燻製の一人前のものを作るのにおすすめのコンパクトなものから、ホームパーティーやアウトドアでも使える大型のものまでいろいろです。
どの程度の燻製を一度に作りたいか、持ち運びできるか、収納できるかなどを考えて、適切な大きさの燻製器を選びましょう。
省スペースで何品かの燻製を作りたいときは、2つ以上の網が付いている燻製器もおすすめです。
・蓋の深さで選ぶ
本格的な燻製を家庭用の燻製器で作るためには、蓋ができるだけ深いものを選ぶことが大切です。
燻製器は深い蓋の方が煙がよく循環するため、燻製が美味しくなります。
さらに、燻製をより美味しくするためには、高い密閉性があることも大切です。
蓋の深さと一緒に、密閉性についてもぴったりと本体と蓋が合うかなどをチェックしましょう。
●美味しい燻製を簡単に作る方法
燻製の味と仕上がりは、どのような食材をどのように調理するか、どのような燻煙材を使うかによって非常に違います。
ここでは、美味しい燻製を簡単に作る方法についてご紹介します。
・燻製する時間と温度が大切である
燻製の方法としては、主として熱燻、温燻、冷燻があります。
熱燻は、高温が80°C~140°Cで10分間〜60分間くらいの短時間に燻煙をかけるもので、初心者向きで割合簡単なものです。
温燻は、最も一般的なもので、数時間~1日間くらい30℃〜80°Cの温度で燻煙をかけるもので、燻製の仕上がりが柔らかくなります。
冷燻は、低温の15℃〜30°Cくらいで燻煙を長時間かけるもので、硬い歯ごたえで美味しい旨味のある燻製ができますが、上級者向きで管理が困難なものです。
適切な時間と温度でそれぞれ調理する必要があり、仕上がりと味も非常に違います。
初心者のときは、温度計が付いた燻製器を使ったり、温度計を使ったりして燻製をしましょう。
・スモークチップは食材に適したものを選ぶ
スモークチップというのは、燻製を作るときに使う燻煙材です。
スモークチップとしては、サクラ、リンゴ、ブナ、メイプル、クルミなどのいろいろなものがありますが、それぞれ相性の合う食材があり、どの食材にどのスモークチップを使うかによって、非常に燻製の仕上がりも違います。
燻製を美味しく作るためには、それぞれの食材に適したスモークチップを選びましょう。
それぞれのスモークチップの特徴がわかれば、オリジナルのフレーバーにブレンドしてするのもおすすめです。
・燻製に適した食材
燻製に適した食材は魚介類、肉、ナッツなどがあり、燻製にすることによって長期間の保存ができ、食材の旨味が増します。
特に、くんたまというたまごを燻製したものや、ベーコン、スモークサーモン、ハムなどが人気です。
おつまみにおすすめのチーズは、ほとんど下準備が必要なく簡単にできます。
そのまま燻製は食べても美味しいですが、別の料理の具材にしたり、自分好みにスパイスや調味料で味付けしたりしてアレンジができることもメリットです。
●おすすめの燻製器
ここでは、おすすめの燻製器についてご紹介します。
・キャメロンズのミニスモーカー
キャメロンズのミニスモーカーは、ガス、オーブン、炭火、IHクッキングヒーターとマルチ対応の燻製器です。
アウトドアだけでなく、アパートやマンションに住んでいる方でも省スペースのベランダなどで燻製が作れます。
ステンレス製で、衛生的で丸洗いできることもメリットです。
収納するときは、ハンドルが折りたためるため便利です。
大きさは、使うときが幅17.5cm、奥行42.5cm、高さ7cm、収納するときが幅17.5cm、奥行30cm、高さ7cmです。
製品重量は1.265kg、素材はステンレス、付属品は網、スモークチップです。
熱源は、IHクッキングヒーター、ガス、炭火、オーブンです。
・ツヴィリングのツインスペシャルズスモーカーセット 40990-001
ツヴィリングのツインスペシャルズスモーカーセット 40990-001は、シルバーのスタイリッシュなボディの燻製器です。
構造は煙が滞留しやすく、食材に燻煙がしっかりといきわたって、燻製が美味しくなります。
食材の油がチップに直接落ちないようになっているため、室内でも煙が少ないために快適です。
スチームにも、燻製以外に対応しています。
大きさは、幅が38.6cm、直径が28cm、高さが8.5cm、鍋底の直径が21.2cmです。
素材は、鍋本体がステンレス、底がアルミニウム、特殊ステンレス、熱源はIHクッキングヒーター、ガスです。
・ホンマ製作所のキッチン スモークキュート IH-240P
ホンマ製作所のキッチン スモークキュート IH-240Pは、卓上サイズであるため、机にIHクッキングヒーターやガスコンロを置いて使うことができます。
家族や友達と食卓を囲んで、バーベキューのような感じで室内でも燻製が楽しめます。
カラーバリエーションが豊富なこともメリットで、ステンレスのスタイリッシュなものから、明るくキッチンを彩るブルー、ピンクまで全部で5色があります。
燻製のレシピブックが付いているため、初めての人にもおすすめです。
大きさは、直径が24.8cm、高さが20.7cm、製品重量が1.4kgです。
素材は、鍋本体がステンレス、把手が木です。
付属品は、くん製レシピ集、100gのサクラのスモークチップ、熱源はIHクッキングヒーターです。
・サーモスの保温燻製器イージースモーカー RPD-13
サーモスは、ステンレス製の魔法瓶で有名です。
サーモスの保温燻製器イージースモーカー RPD-13は、得意の断熱保温技術を利用したもので、短い加熱時間と少ない煙で、簡単に室内でも燻製が本格的に作れます。
より短時間で美味しい燻製を作りたい人や、温度調節が大変であると思っている人におすすめです。
調理に必要な全ての付属品が付いているため、買ったすぐ後に燻製が楽しめます。
大きさは幅が28.5cm、奥行が22.5cm、高さが14cm、製品重量は2kg、素材はセラミックです。
付属品は、クッキングレシピ、サクラのスモーキングチップ、焼きいも用の焼き石、熱源はガスです。
・石塚硝子のアデリア スモーク&スチームドーム F-49482
石塚硝子のアデリア スモーク&スチームドーム F-49482は、中身が調理しながらチェックできるガラス製の蓋がおしゃれで便利な燻製器です。
本体は、萬古焼という焼き物で有名な土鍋です。
網を外すと普通の鍋としても使え、電子レンジにも対応している汎用性が高いものです。
ドーム型であるため、上手く煙や蒸気が循環し、ムラなくタジン鍋のようにいぶすことができます。
デザインは、食卓にそのまま出せるおしゃれなもので好評です。
大きさは、鍋本体が幅22.3cm、内径が17.1cm、高さが15cm、蓋の直径が18.4cm、高さが10.3cm、製品重量は2kgです。
素材は、鍋本体が耐熱陶器、蓋が耐熱ガラス、金網が鉄です。
付属品はクッキングレシピ、サクラ50gのお試し用スモークチップ、熱源はガスです。
・新富士バーナーのソト スモークポッドドン (DON) ST-127
ソトは、バーベキューやキャンプでの燻製で有名です。
新富士バーナーのソト スモークポッドドン (DON) ST-127は、家庭のキッチンでもスモークが簡単にできる燻製器で、じっくりと食材が加熱できる陶器製です。
カラーバリエーションが3色あり、和モダンな感じがおしゃれです。
温度計が付いているため、初めての人でも安心です。
口コミでも、ほとんど煙が出ない、思ったより燻製が簡単にできると好評です。
大きさは直径が23cm、高さが16.5cm、製品重量は1.56kgです。
素材は、鍋本体が耐熱陶器、蓋が磁器、金網が鉄にクロム-メッキです。
付属品はオリジナルレシピ集、温度計、熱源はガスです。
・伊賀焼窯元 ⻑谷園のいぶしぎん燻製土鍋 CT-43
伊賀焼窯元 ⻑谷園は、遠赤外線や吸水性を利用した多くの土鍋を作っています。
伊賀焼窯元 ⻑谷園のいぶしぎん燻製土鍋 CT-43は、水を本体と蓋の間に張ることによって煙が外に出ないようになっているため、アパートやマンションに住んでいるときでも安心です。
くんたまやスモークチーズなどのおつまみを作るときに便利なミニサイズや、燻製が一度に多く作れる大サイズもあります。
大きさは直径が23cm、高さが18cm、製品重量が3kg、素材は耐熱陶器、付属品は燻製チップ、レシピ、熱源はガスです。
・東波セラミックスのトーセララム(TOCERAM) お手軽燻製鍋 スモークチップ5袋 TSP PN-31D5
東波セラミックスのトーセララム(TOCERAM) お手軽燻製鍋 スモークチップ5袋 TSP PN-31D5は、食材を遠赤外線の効果で芯から加熱し、美味しい燻製が短時間でできます。
5袋の燻製チップが付いているため、買った後に多くの燻製をすぐに楽しめることもメリットです。
網を2枚上下にセットできるため、いろいろな燻製が一度に作れます。
700℃の耐熱温度で、空焚でも割れなく、簡単にお手入れもできます。
大きさは幅が25.5cm、奥行が5.5cm、高さが15cm、製品重量は2kg、素材は耐熱陶器、付属品は5袋のスモークチップ、熱源はガスです。
・ベルモントの鉄製燻製鍋 H-027
ベルモントの鉄製燻製鍋 H-027は、保温調理ができ、使い方が簡単です。
密閉性が鉄製で高く、耐久性、保温性にも優れており、お手頃な価格であるため初めてのときにおすすめです。
温度計用の穴があるため、調理も温度管理をしながらできます。
煙は温度計用の穴以外は出ないため、燻煙が食材にいきわたって素早く美味しい燻製が作れ、気軽にアパートやマンションでも使えます。
大きさは直径が27cm、製品重量は1.9kg、素材は鉄、付属品はチップ皿、熱源はガスです。
・新富士バーナーのソト キッチン香房 ST-125
ソトはアウトドア用燻製器で有名ですが、新富士バーナーのソト キッチン香房 ST-125はソトの燻製器です。
デザインは両側が立ち上がったもので、余分な煙を網が蓋を浮かせることによって排出します。
ステンレス製の本体は、簡単にお手入れができます。
木製のツマミであるため、燻製のときでも熱くならなく、チェックするときも快適です。
折りたたみがハンドルはできるため、収納が簡単です。
アウトドアでも自宅でも、燻製器を使いたいときにおすすめです。
大きさは直径が21cm、高さが16cm、製品重量は0.52kgです。
素材は、鍋本体がステンレス、金網がクロームメッキの鉄、つまみが天然木、付属品はレシピ、熱源はガスです。
・株式会社ドウシシャのもくもくクイックスモーカーS LCQS -S-02
株式会社ドウシシャのもくもくクイックスモーカーS LCQS -S-02は、固形燃料を使うもので、気軽に卓上でも燻製が作れるものです。
サイズ感はコンパクトなもので、一人前用の燻製やおつまみを作るのにもおすすめです。
煙が蓋の中で循環するため、実内でも煙が少ないため安心です。
軽いため庭やベランダに持ち運んで、宅飲みのちょっと贅沢なお供におすすめでしょう。
大きさは幅が15cm、奥行が15cm、高さが15cm、製品重量は0.85kgです。
素材は、蓋が耐熱ガラス、調理皿が陶器、台座の受け皿が鉄、固形燃料置きの火消蓋がステンレスです。
付属品は火消蓋、固形燃料置き、レシピ、30gのお試し用燻製チップ、熱源は固形燃料です。
●IHクッキングヒーターで使うおすすめの燻製器のまとめ
ここでは、IHクッキングヒーターで使うおすすめの燻製器についてご紹介しました。
燻製器があると、普段の晩酌や食卓でいつでも燻製がちょっと贅沢に楽しめます。
自宅のベランダや庭でのホームパーティーやプチバーベキューでも、間違いなく役に立つでしょう。
本格的な燻製を家庭で楽しみましょう。
■エコキュートの仕組みとは?メリット・デメリットとは?
ここでは、エコキュートの仕組みとは?メリット・デメリットとは?についてご紹介します。
●エコキュートとは?
エコキュートは、ヒートポンプの技術で大気中の熱エネルギーを利用して、電気エネルギーの「1」を使って熱エネルギーを「3」以上生み出す電気給湯器です。
ヒートポンプの技術は、冷蔵庫やエアコンでも採用されているものです。
エコキュートは、三菱、パナソニック、日立、ダイキン、東芝などのメーカーが製造しています。
また、エコキュートは夜間の割安な電力を使ってお湯を沸かすため、電気代が安い給湯器です。
●エコキュートの仕組み
ここでは、エコキュートの仕組みについてご紹介します。
ヒートポンプユニットの熱交換器の中の冷媒が、大気中の熱エネルギーを取り込みます。
熱を取り込んだ冷媒が、ヒートポンプユニットの圧縮機で圧縮されて高温になります。
高温になった冷媒は、ヒートポンプユニットの水側熱交換器で水に熱を伝えてお湯を沸かします。
沸かしたお湯を貯湯タンクユニットに貯めておいて、お湯を台所やお風呂、洗面所などで使います。
熱を水側熱交換器で奪われた冷媒は、膨張弁で低温になります。
貯湯タンクユニットの中の高温のお湯は水を混ぜて設定温度にして、台所やお風呂、洗面所などに供給されます。
●エコキュートの特徴
ここでは、エコキュートの特徴についてご紹介します。
・光熱費が安い
エコキュートは、大気中の熱エネルギーを利用して少ない電力でお湯を沸かします。
また、安い夜間の電力を使ってお湯を沸かすため給湯にかかる光熱費が安くなります。
・大気中の熱エネルギーを使うためエコである
エコキュートは、再生できる大気中の熱エネルギーを使ってお湯を沸かすため、環境に対しても優しいものです。
・電力のピークシフトに役に立つ
エコキュートは、電気を多く使う昼間の時間帯は運転しないで、電気をあまり使わない夜間に運転するため、ピークシフトに役に立ちます。
なお、エコキュートの設定によっては、昼間に運転することもあります。
●エコキュートのメリット
ここでは、エコキュートのメリットについてご紹介します。
・光熱費が安い
最大のエコキュートのメリットは、お湯を沸かすための光熱費が安いことです。
お湯を電気で沸かすためガス代がかからなく、安い電気料金の時間帯に運転するため電気代も安くなります。
住んでいる地域やお湯を使う量によっても違いますが、ガス給湯器に比較してお湯を沸かすためのランニングコストは1/3~1/4くらいになります。
・環境に対して優しい
大気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かすため、環境に対して優しく、地球温暖化を防止するためにも役に立ちます。
また、エコキュートはHEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)に対応しており、家庭で使うエネルギーを低減するための管理がエネルギーの可視化によってできます。
・貯湯タンクの中のお湯や水が非常時に使える
災害が万一発生して断水したときでも、エコキュートの貯湯タンクの中のお湯や水を非常用水栓から取り出すことができます。
●エコキュートのデメリット
ここでは、エコキュートのデメリットについてご紹介します。
・イニシャルコストが高い
エコキュートは、ガス給湯器と比較してイニシャルコストが相当高くなります。
そのため、エコキュートを使うときのランニングコストでイニシャルコストが回収できるかを検討することが大切です。
・湯切れが心配である
エコキュートは貯湯タンクの中のお湯と水を混ぜて台所やお風呂などに供給しますが、貯湯タンクの中のお湯が無くなるとお湯が出なくなります。
水を温めるためには時間が相当かかるため、湯切れを防止するためにも適切な貯湯タンクの容量を選びましょう。
また、来客が急にあったなどで普段よりもお湯を使う量が多くなると湯切れが発生することがあるため、電気代がかかりますが、湯切れが発生しないように昼間に沸き増しをする必要があります。
・運転音が夜間に気になる
基本的に、エコキュートは夜間にお湯を沸かしますが、運転するときの音が40dBくらいの静かな図書館の中くらいの低周波音が発生します。
しかし、隣家の寝室の近くなどにエコキュートを設置するときは、近隣トラブルが発生することがあります。
そのため、隣家に対する気配りも、エコキュートを設置するときは必要になります。
・設置スペースが必要である
エコキュートは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットがあるため、設置するためにはスペースがそれなりに必要です。
また、エコキュートを最初に設置したときはトラブルが発生しなかったが、例えば、家が隣に建ったなどによって近隣トラブルが発生したときは、エコキュートを移設するために費用がかかることもあります。
そのため、エコキュートを設置するときは、将来的なことも考えておく必要があります。
・シャワー圧が低い
ガス給湯器は直圧式であるためシャワー圧が水道の水圧に近くなりますが、エコキュートは貯湯式であるためシャワー圧が低くなります。
一般的に、水道の水圧は500kPaくらいですが、貯湯タンクは耐圧の問題があるため普通のエコキュートは190kPaくらいまで減圧されます。
高圧力タイプのエコキュートでも、290kPa~360kPaくらいまで減圧されます。
そのため、エコキュートのシャワー圧はガス給湯器と比較して低くなります。
・飲用できない
エコキュートの貯湯タンクの中のお湯は、飲用できません。
貯湯タンクの中のお湯は高温で空気に触れていないためほとんど滅菌状態ですが、長期間使うことによってエコキュートの貯湯タンクの中に水道水中の不純物が沈殿していることがあり、メーカーとしてはエコキュートのお湯は飲用できないとしています。
●エコキュートの仕組みとは?メリット・デメリットとは?のまとめ
ここでは、エコキュートの仕組みとは?メリット・デメリットとは?についてご紹介しました。
エコキュートは、ガス給湯器と比較してイニシャルコストが高くなります。
ガス給湯器と比較して光熱費が低減できるのみでなく、環境に対しても優しく、災害が万一発生したときでも貯湯タンクの中のお湯や水が使えるというようなメリットがありますが、湯切れやシャワー圧が低いなどのデメリットもあります。
エコキュートを設置するときは十分にメリットとデメリットを把握して、ライフスタイルに適したものを選びましょう。
■まとめ
ここでは、IHクッキングヒーターで燻製をしたい方へ、IHクッキングヒーターで燻製ができるか?IHクッキングヒーターで使うおすすめの燻製器、エコキュートの仕組みとは?メリット・デメリットとは?についてご紹介しました。
ガスコンロでなくても、IHクッキングヒーターでも燻製が美味しくできます。
IHクッキングヒーターでも燻製ができるため、ぜひ試してみましょう。
IHクッキングヒーターで燻製をしたい方は、ぜひ参考にしてください。
エコキュート、修理、交換設置について
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