IHクッキングヒーターが温まらなくてお困りの方へ

2021年11月17日

IHクッキングヒーターが温まらなくてお困りの方へ
IHクッキングヒーターを使っていると、急に温まらなくなって困ることもあるのではないでしょうか。

ここでは、IHクッキングヒーターが温まらなくてお困りの方へ、IHクッキングヒーターのトラブルの症状と対処法、エコキュートとは?メリット・デメリットとは?についてご紹介します。
IHクッキングヒーターが温まらなくてお困りの方へ
■IHクッキングヒーターのトラブルの症状と対処法

最近は、オール電化住宅も多くなっており、IHクッキングヒーターがガスコンロに代わって家庭の調理器具のメインになってきつつあります。
毎日調理を行うときには、IHクッキングヒーターは必要なものになってきています。
このようなIHクッキングヒーターのトラブルが発生すると、非常に日常生活が不便になるでしょう。
ここでは、IHクッキングヒーターのトラブルの症状と対処法についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターのトラブルをチェックする方法

IHクッキングヒーターのトラブルが発生したと思って修理や交換を検討する前に、IHクッキングヒーターが本当にトラブルが発生しているのかチェックしてみましょう。
IHクッキングヒーターは、案外とトラブルが発生していなかったようなこともあります。
ここでは、IHクッキングヒーターのトラブルをチェックする方法についてご紹介します。

・電源が入っていない
鍋やフライパンをIHクッキングヒーターにセットしてスイッチを入れても、全く温まらないことがあります。
このようなときは、IHクッキングヒーターの電源が入っていないことがよくあります。
スイッチを入れても全く温まらないときは、IHクッキングヒーターのトラブルが発生したと考える前に電源が入っているかまずチェックしましょう。

・スイッチが入っていない
IHクッキングヒーターを何回も使ったような人であればないでしょうが、IHクッキングヒーターをあまり使わないような人はスイッチが入っていないことがよくあります。
鍋やフライパンをIHクッキングヒーターにセットしても全く温まらないため、ついトラブルが発生したと思うかもしれませんが、実際にはスイッチが入っていないことがよくあります。
IHクッキングヒーターのトラブルが発生したと考える前に、スイッチが入っているかチェックしましょう。

・IHクッキングヒーターに対応していない鍋やフライパンを使う
IHクッキングヒーターのスイッチを入れても、全く鍋やフライパンが温まらないことがあります。
このようなときは、IHクッキングヒーターに対応していない鍋やフライパンを使っていることがよくあります。
IHクッキングヒーターに対応していない鍋やフライパンを使って温めようとすると、IHクッキングヒーターが壊れることがあります。
IHクッキングヒーターのトラブルが発生したのではないかと考える前にIHクッキングヒーターに対応している鍋やフライパンかチェックしましょう。

●IHクッキングヒーターのトラブルの症状

ここでは、IHクッキングヒーターのトラブルの症状についてご紹介します。

・電源が入らない
食品をIHクッキングヒーターで温めるときに、電源が入らないことがあります。

・温度が低い
食品をIHクッキングヒーターで温めるときに温度が低いため、ほとんど食品が温まらないことがあります。

・異音がする
異音がする要因は、異物がIHクッキングヒーターに入ったり、排気口、給気口が塞がったりすることです。
IHクッキングヒーターの冷却ファンから大きな音がします。

・ブレーカーが落ちる
IHクッキングヒーターを使っているときに、急にブレーカーが落ちることがあります。
漏電などによって火災が発生することもあるため、このような症状が発生したときはすぐに使うのを止めて、業者に点検、修理を頼むなどして大事故にならないように対処してください。

●IHクッキングヒーターのトラブルの対処法

ここでは、IHクッキングヒーターのトラブルの対処法についてご紹介します。

・修理業者やメーカーにIHクッキングヒーターの修理を頼む
IHクッキングヒーターを使って年数があまり経っていないときにトラブルが発生してときや、軽微なトラブルが発生したときは、修理業者やメーカーにIHクッキングヒーターの修理を頼むようにしましょう。
軽微なトラブルのときは、それほど修理費用も高くならないでしょうし、正常に使って保証期間内のときは修理を無償で行ってくれます。

・新しいIHクッキングヒーターに交換する
IHクッキングヒーターのトラブルが発生して長年使っているときや、重いトラブルのときは、新しいIHクッキングヒーターに交換するのがおすすめです。
IHクッキングヒーターを長年使っているときは、非常に修理費用が高くなったり、修理用部品が無くて修理そのものができなかったりすることがあります。
また、重いトラブルのときは、修理期間が長くなって非常に修理費用も高くなることが多いため、修理費用を考慮すれば新しいIHクッキングヒーターに交換するのがおすすめです。

●IHクッキングヒーターのトラブルの要因

ここでは、IHクッキングヒーターのトラブルの要因についてご紹介します。

・調理しているときの吹きこぼれ、煮こぼれ
IHクッキングヒーターのトラブルの要因としては、調理しているときの吹きこぼれ、煮こぼれがあります。
天板シールが、吹きこぼれ、煮こぼれが発生することによって劣化します。
天板シールが劣化すると、調理しているときに吹きこぼれや煮こぼれが発生したときに内部に水分が侵入します。
内部に水分が侵入すると部品が劣化したり、ショートしたりすることがあります。
食品をIHクッキングヒーターで調理するときは、吹きこぼれ、煮こぼれに注意しましょう。

・トッププレートに重いものを置くことによる破損
IHクッキングヒーターのトラブルの要因としては、基準より重いものをIHクッキングヒーターの上に置いたりすることによって、亀裂がトッププレートに発生したり破損したりすることがあります。
亀裂がトッププレートに入って破損すると、亀裂した箇所から水分やホコリ、ごみなどが侵入します。
水分やホコリなどが侵入することによって、部品が劣化したり、ショートしたりすることがあります。
そのため、基準より重いものをIHクッキングヒーターの上に置いたりするなどは、絶対に止めましょう。

・長期間使うことによる経年劣化
IHクッキングヒーターのトラブルの要因としては、長期間使うことによる経年劣化があります。
IHクッキングヒーターは、10年間~15年間くらいの寿命といわれています。
10年間以上IHクッキングヒーターを使うと、いろいろな部品が経年劣化によってトラブルが発生したり、トッププレートに亀裂が入ったり、天板シールが剥がれたりするなどの症状が発生します。
また、10年間以上IHクッキングヒーターを使ったときは、修理用部品が無いこともあります。
IHクッキングヒーターを10年間~15年間以上使ってトラブルが発生すれば、新しいIHクッキングヒーターに交換するのがおすすめでしょう。

●IHクッキングヒーターのサポートページ、問い合わせ窓口

ここでは、日立、パナソニック、三菱のIHクッキングヒーターのサポートページ、問い合わせ窓口についてご紹介します。

・日立のIHクッキングヒーター
日立のIHクッキングヒーターのサポートページは、いろいろな症状に応じて下記のサイトで製品についてのFAQが示されています。
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/ih/q_a/
・パナソニックのIHクッキングヒーター
パナソニックのIHクッキングヒーターのサポートページは、いろいろな症状に応じて下記のサイトで製品についてのFAQが示されています。
https://panasonic.jp/ih/support.html
・三菱のIHクッキングヒーター
三菱のIHクッキングヒーターのサポートページは、いろいろな症状に応じて下記のサイトで製品についてのFAQが示されています。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/ldg/repair/charge/ih_cooking_kitchen.html

●IHクッキングヒーターのトラブルの症状と対処法のまとめ

ここでは、IHクッキングヒーターのトラブルの症状と対処法についてご紹介しました。
IHクッキングヒーターは、非常に便利なもので、将来的には間違いなく従来以上に普及率がアップするでしょう。
IHクッキングヒーターが使えなくなったときは、本当にIHクッキングヒーターのトラブルが発生しているかをきちんと判断して、本当にトラブルが発生していたときはどのような要因かを正しく掴みましょう。
そして、状況を冷静に判断して自分で対処できないときは修理したり、交換したりするなど、的確に対処しましょう。
IHクッキングヒーターが温まらなくてお困りの方へ
■IHクッキングヒーターは修理と交換のどちらがいいか?

IHクッキングヒーターは年中使うものであるため、トラブルが発生することもあり得ます。
また、長年使っていたIHクッキングヒーターが知らない間に寿命になっていたようなことも多くあります。
IHクッキングヒーターのトラブルが発生したときに慌てないように、ここでは、IHクッキングヒーターは修理と交換のどちらがいいか?についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターの寿命

ここでは、IHクッキングヒーターの寿命についてご紹介します。

・IHクッキングヒーターの平均的な寿命
メーカーの多くは、10年間~15年間とIHクッキングヒーターの寿命を設定しています。
あまりIHクッキングヒーターは使わないようなときはこれより寿命が延びることもありますが、逆に料理をよくするときは4年間~5年間使った頃にトラブルが発生することもあります。
しかし、こまめにお手入れしながら普通に使っていると、ほとんど10年間以上使えます。

・IHクッキングヒーターの寿命の症状
ここでは、IHクッキングヒーターの寿命の症状についてご紹介します。
自宅のIHクッキングヒーターが寿命ではないかと気掛かりなときは、次の項目と自宅のIHクッキングヒーターの症状を照合してください。
温度調節ボタンや電源ボタンの反応が鈍い
電源が入ったときにブレーカーがすぐに落ちる
使っているときに耳障りなブーンという音がする
なかなか鍋が加熱できない
グリルは使えるがプレートは使えないなど、機能の使えないものが出てくる
スムーズにグリルの扉が開閉できない
グリルが温まるまでに時間が異常にかかる、あるいは全く温まらない
このような症状が1つでもあったときは、使っているIHクッキングヒーターのメーカーにできるだけ早く問い合わせるのがおすすめです。

●寿命以外のよくあるトラブルの要因

ここでは、寿命以外のよくあるトラブルの要因についてご紹介します。

・煮こぼれ、吹きこぼれ
煮物を作ったり、お湯を沸かしたりしているときに、ちょっと見ていないと中身が鍋から吹きこぼれたようなことを体験した方は多くいるでしょう。
調理をしているときのちょっとしたミスのような感じですが、実際にはIHクッキングヒーターのトラブルの要因になることがあります。
トッププレートの中にまで吹きこぼれた食材や汁が侵入すると、IHクッキングヒーターの内部の基板が腐食したり、破損したりすることがあります。
基本的に、IHクッキングヒーターの多くは異物や水分が内部に侵入するのを防止するようになっているため、使った初期については吹きこぼれによるトラブルは発生しにくいとされています。
しかし、使っているうちに少し劣化することもあるため、吹きこぼれによって内部に侵入するリスクも必然的に大きくなります。
これによるトラブルを防止するためにもできるだけ調理しているときは鍋を見るようにして、吹きこぼれがもし発生したときはIHクッキングヒーターの上から鍋をのけてすぐに拭き取りましょう。

・ものがトッププレートに落ちたことによるトラブル
ものがトッププレートに落ちたりしたときは、トラブルの要因になることがあります。
もしトラブルが発生したまま使うと、亀裂した箇所に吹きこぼれが侵入してショートが発生し、最悪のときは怪我するリスクもあります。
このようなことを防止するためには普段から慎重に鍋類を扱ったり、ものをIHクッキングヒーターの周りに置かないようにしたりするなど、できるだけ対策しておくことが大切です。
それでもIHクッキングヒーターのトラブルが発生したときは、できるだけ早めにメーカーに相談しましょう。

●IHクッキングヒーターの修理費用と交換費用

ここでは、IHクッキングヒーターの修理費用と交換費用についてご紹介します。

・IHクッキングヒーターの修理費用
一言でIHクッキングヒーターの修理費用といっても、トラブルが発生している箇所によって違うだけでなく、多少の違いがメーカーによって発生することもあります。
IHクッキングヒーターの修理費用の平均的なものとしては、次のようになります。
電源ボタンのトラブルのときは約10,000円~35,000円
加熱しないトラブルのときは約15,000円~40,000円
グリルが作動しないトラブルのときは約15,000円~60,000円
トッププレートの損傷のトラブルのときは約20,000円~35,000円
パネル操作部のトラブルのときは約10,000円~30,000円
火力表示部分のトラブルのときは約10,000円~25,000円
このような修理費用には、出張料、技術料、部品代が含まれています。
また、いくつかのトラブルが発生した箇所を修理するときは、その都度費用がプラスされるようになります。
なお、ここでご紹介した修理費用は基本的に目安であるため、実際に修理するときは直接メーカーに問い合わせましょう。

・IHクッキングヒーターの交換費用
トラブルの程度によっても違いますが、修理するよりも交換する方が費用は安くなることも場合によってはあります。
また、IHクッキングヒーターは一部のみを交換するときと全体を交換するときでは多少費用が違います。
工事費用や廃棄などの諸経費を含めたIHクッキングヒーターの交換費用の相場としては、次のようになります。
グリルだけを交換するときは約35,000円~40,000円
トッププレートだけを交換するときは約15,000円~20,000円
グリルとトッププレートの両方を交換するときは約50,000円~60,000円
レンジフードとトッププレートを交換するときは約40,000円~55,000円
なお、ここでご紹介した修理費用は基本的に目安であるため、実際に修理するときは直接メーカーに問い合わせましょう。

●修理するか交換するかを判断するポイント

ここでは、修理するか交換するかを判断するポイントについてご紹介します。

・修理する方がいいケース
使っているIHクッキングヒーターが設置してから3年、4年程度しか経っていないとき、あるいはボタンのみの調子が良くない、加熱を知らせするランプの箇所のみの調子が良くない、などというように軽いトラブルのみというときは、費用が安いのはトラブルのある箇所だけを修理する方でしょう。
また、トラブルが保証期間内に発生したのであれば、修理を無償で行ってくれます。
一部かもしれないがトラブルが発生したのでIHクッキングヒーター交換しようと考える前に、故障した旨をメーカーに伝えた上で保証期間と保証内容をチェックしましょう。

・交換する方がいいケース
使ってから10年間近く経っていたり、数年間に同じようなトラブルが繰り返して発生していたりするときは、修理してもトラブルがまた発生することがあるといわれています。
このようなケースのときは、思い切ってIHクッキングヒーターを交換する方が長期的に見ればお得でしょう。
また、あまりにもトラブルが発生した箇所が多いときは、修理費用が莫大かかることがあります。
修理と交換のいずれを選ぶか悩んだときは、メーカーから両方の見積もりを入手して検討するのがおすすめです。

●IHクッキングヒーターは修理と交換のどちらがいいか?のまとめ

ここでは、IHクッキングヒーターは修理と交換のどちらがいいか?についてご紹介しました。
IHクッキングヒーターのトラブルが発生したときは、トラブルの要因や使った年数、費用などを十分にチェックした上で、修理するか、交換するかを決めることが大切です。
IHクッキングヒーターのトラブルや寿命について悩んでいるのであれば、ぜひ参考にしてください。
IHクッキングヒーターが温まらなくてお困りの方へ
■エコキュートとは?メリット・デメリットとは?

近年、省エネ化が電気製品では進んで、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどのいろいろな商品が「エコ」にどんどんなっています。
一方、給湯は家庭の消費エネルギーの約3割を占めるといわれています。
そのため、省エネ化が家庭用の給湯器も進んでいます。
ここでは、エコキュートとは?メリット・デメリットとは?についてご紹介します。

●エコキュートとは?

エコキュートというのは、大気中の熱エネルギーと電気エネルギーを利用してお湯を沸かす給湯器です。
家庭用自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機が正式な名称です。
メーカーのコロナが、2001年に世界で最初にエコキュートを発売しました。
有効に夜間の余剰電力が利用できるエコキュートは、非常に着目されました。
エコキュートで給湯してIHクッキングヒーターで調理するという電気に家庭の熱源をまとめるオール電化住宅にすることによって、大幅に家庭の光熱費が低減でき、住宅の安全性もアップするため非常にエコキュートは普及してきました。
2021年時点では、約50万台のエコキュートが年間に販売されるくらい人気になっています。

・エコキュートの仕組み
エコキュートは、お湯を貯めるための貯湯タンクユニットとお湯を沸かすヒートポンプユニットで成り立っています。
ヒートポンプユニットは、大気中の熱エネルギーを冷媒に取り込んで、コンプレッサーで冷媒を圧縮して高温にします。
高温になった冷媒の熱を水に伝えてお湯を沸かします。
ヒートポンプユニットは、大気中にある熱エネルギーを取り込んで利用するため、使う電気エネルギーも相当少なくなります。
ヒートポンプユニットを利用することによって、3~4の熱エネルギーを1の電気エネルギーから生み出すことができます。
そのため、エコキュートの電気代は電気温水器の3分の1~4分の1になります。

・エコキュートと電気温水器の違い
ここでは、エコキュートと電気温水器の違いについてご紹介します。
電気温水器のイメージは、電気ポットの大きなものであると考えるのが最も近いでしょう。
電気ヒーターが貯湯タンクの中に付いており、この熱によってお湯を沸かします。
電気温水器は、電気エネルギーを電気ヒーターで熱エネルギーに換えるときに、エネルギーロスもあるため電気代が高くなります。
なお、エコキュートと電気温水器は湯はりの機能などは全く同じです。
エコキュートは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットがあります。
ヒートポンプユニットを利用することによって高い熱効率になり、少ない電気で同じ量のお湯を沸かすことができます。
しかし、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットがあるため、設置スペースがその分必要になります。

●エコキュートのメリット

ここでは、エコキュートのメリットについてご紹介します。

・光熱費が低減できる
光熱費が低減できることが、エコキュートが最もサポートされている理由でしょう。
毎月のエコキュートの給湯にかかる電気代は相当安くなります。
関西電力エリアに住んでいる一般的な家族数が4人の家庭のときは、毎月のエコキュートの平均の電気代は1,800円くらいといわれています。
光熱費をできるだけ低減したいときは、非常にエコキュートがおすすめです。

・貯湯タンクの中のお湯や水が非常時に使える
エコキュートの貯湯タンクの中にはお湯や水が常に一杯貯まっています。
エコキュートは、直接貯湯タンクの中からお湯や水を取り出して使えるため、災害時には間違いなく役に立ちます。
貯湯タンクの中のお湯や水を直接飲用するのはあまりおすすめではありませんが、生活用水として洗濯機などに使えるため非常時の安全性は間違いなくアップします。

・環境に対して優しい
電気温水器と比較して、エコキュートは消費電力が約3分の1でお湯を沸かすことができます。
お湯を少しの電力で沸かすことができるため、その分環境に対して優しい給湯器です。

・多くのメーカーがあり豊富に商品数がある
エコキュートは、多くのメーカーがあり、さらに日本の代表的な家電メーカーの大手の三菱やパナソニック、日立などというようなところが販売しているため安心して選べます。
エコキュートを現在販売しているメーカーの商品は、性能面や耐久面でも優れています。

・太陽光発電と相性が合う
エコキュートに交換して深夜電力を利用するときは、少し昼間の電気料金が高くなります。
しかし、自宅に太陽光発電を設置することによって、昼間は太陽光発電で発電した電気が使えます。
そのため、電力会社から割高な昼間の電気を買う必要がないため、最大限にエコキュートの光熱費のメリットを享受することができます。
太陽光発電との連携機能も最新のエコキュートには搭載されており、太陽光発電の固定買取期間が終わった後の余剰電力を利用するためにもエコキュートは着目されています。

●エコキュートのデメリット

ここでは、エコキュートのデメリットについてご紹介します。

・ガス給湯器より本体価格が高い
エコキュートは、ガス給湯器と比較して本体価格が高くなります。
標準的な家族数の4人用のエコキュートの本体価格の相場は、35万円~50万円くらいです。
普通のガス給湯器の本体価格の相場は、15万円~25万円くらいであるため、イニシャルコストが非常に高くなります。
しかし、エコキュートのランニングコストは安くなるため、エコキュートの方が10年間使ったときのトータルコストは安くなることが多くあります。
しかし、イニシャルコストを安くしたい方にはあまり適していないでしょう。
また、エコキュートはイニシャルコストを回収するために、前提が長期間の使用になっています。
数年間のうちに建て替えたり引越ししたりするつもりがあるなどのときは、短期間で回収するのは困難になります。
エコキュートを新しく設置するときは、十分にこのことを考えておきましょう。

・騒音トラブルが発生することがある
エコキュートのヒートポンプの仕組みはエアコンの室外機と同じようなものであるため、運転しているときはコンプレッサーの音がします。
エアコンの室外機の音とエコキュートの運転音は同じ程度であるため、大きな音ではありませんが、深夜にエコキュートはお湯を沸かすため、午後11時から翌日の午前5時頃の時間帯に主に運転します。
当然ですが、この時間帯は多くの人が寝ているため、小さい音でも気になることもあります。
そのため、エコキュートを設置するときは、寝室の近くや狭い音が反響しやすいところは止めましょう。
また、エコキュートの低周波音がトラブルになることがあります。
一般的に、低周波音は人の耳では聞き取れないくらいの音とされていますが、健康被害は長時間さらされると出ることもあるといわれています。
音に敏感な人の場合は、特に注意する必要があります。

・湯切れすることがある
エコキュートは貯湯式で、貯湯タンクの中に沸かしたお湯を貯めておいて、一日を通してこのお湯を使うようになっています。
瞬間的に水道水を加熱してお湯にするガス給湯器などとは違って、使えるお湯の量が限定されています。
そのため、お湯をどんどん使う家庭、お湯を普段から多く使う家庭、一日にお風呂に数回湯はりする家庭は、お湯が途中で不足することがあるため注意してください。

・設置スペースが必要である
エコキュートの標準的な貯湯タンクユニットは幅が630mm、奥行きが760mmくらいで、薄型の狭小地用のエコキュートでも幅が1120mm、奥行きが430mmくらいになります。
そのため、ガス給湯器と比較しても相当設置スペースが必要になるため、設置に問題がないか前もってチェックしておきましょう。

・昼間の電気料金が割高になる
エコキュートを設置するときは、基本的に深夜電力が割引になる電気料金プランに切り替えます。
電気料金は深夜から早朝の時間帯が非常に安くなりますが、平日の昼間の電気料金が逆に割高になります。
割高ということでも、従量電灯契約の最も高い電気料金よりはちょっと安いくらいになっているため、エコキュートを設置して非常に電気代が高くなることはほとんどありません。
しかし、電気を使う量や時間帯によっては、エコキュートに交換したが電気代が思ったほど安くならないと思うかもしれません。
エコキュートを設置したときは、電気を使う時間帯や電気の使い方に注意しましょう。
IHクッキングヒーターが温まらなくてお困りの方へ
■まとめ

ここでは、IHクッキングヒーターが温まらなくてお困りの方へ、IHクッキングヒーターのトラブルの症状と対処法、エコキュートとは?メリット・デメリットとは?についてご紹介しました。

IHクッキングヒーターのトラブルの症状としては、次のようなものがあります。

・電源が入らない

・温度が低い

・異音がする

・ブレーカーが落ちる

IHクッキングヒーターのトラブルの対処法としては、次のようなものがあります。

・修理業者やメーカーにIHクッキングヒーターの修理を頼む

・新しいIHクッキングヒーターに交換する

IHクッキングヒーターが温まらなくてお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
わからないことがあったら
みずほ住設のフリーダイヤルまで
お気軽にご連絡ください!
☎️0120-944-356
info@mizuho-jyusetu.com
http://mizuho-jyusetu.com


PAGE
-TOP