電気温水器の設置場所が気になる方へ

2021年8月10日

電気温水器の設置場所が気になる方へ
電気温水器を設置するためには結構広いスペースが必要になります。
そのため、電気温水器の設置場所が気になっている方もいるでしょう。

ここでは、電気温水器の設置場所が気になる方へ、電気温水器の設置場所、電気温水器の最も適した設置場所、電気温水器の設置場所の選定方法、電気温水器のマンションでの設置場所、電気温水器とエコキュートの特徴についてご紹介します。
電気温水器の設置場所が気になる方へ
■電気温水器の設置場所

電気温水器は、生活必需品であり、お風呂や台所などでお湯を使うことができます。
それぞれのメーカーがいろいろな電気温水器の機種を販売していますが、新しく買ったり交換したりするときは、家庭の状況に応じたものを選ぶ必要があります。
また、マンションと戸建てでは電気温水器の設置場所も違います。
ここでは、電気温水器の設置場所についてご紹介します。

●電気温水器の設置場所には基準がある

安全に電気温水器を使うために、設置場所の基準が法律で決まっています。
そのため、基準をクリアしない場所に電気温水器を設置するのは、法律を侵すようになります。
基準をクリアしなければ、例えば、給湯するときに外に熱が出なくて電気温水器の中にこもったり、電気温水器から火災が万一発生したときに延焼したりするリスクがあります。
このようになれば、正常に電気温水器が運転できなくなるのみでなく、人命まで危なくなることがあります。
戸建てのときは設置場所の自由がある程度ききますが、マンションのときは基準がクリアできる設置場所は限定されるため十分に把握しておきましょう。

●主な電気温水器の設置場所

ここでは、主な電気温水器の設置場所についてご紹介します。

・屋内
屋内に電気温水器を設置するケースは、屋外に戸建てでも設置できないときやマンションで設置するときなどです。

・屋外
屋外に電気温水器を設置するケースは、戸建てで設置場所がないとき、影響が隣家に及ぶというような特殊なときを除いたものです。
なお、屋外に設置するときは、屋外タイプの電気温水器を選ぶ必要があります。

・パイプシャフト
パイプスシャフトというのは、ガス管や上下水道管などの配管をまとめたところです。
パイプシャフトは、マンションの玄関ドアの近くに設けられているときが多くあり、PSともいわれています。
マンションに設置するときは、マンション用の電気温水器を選ぶのがおすすめです。

●戸建てとマンションの設置場所の違い

基本的に、戸建てのときは電気温水器の設置場所が屋外になります。
というのは、万一のときにも安全であるためですが、設置場所の基準をクリアする必要があります。
また、屋外に電気温水器を設置するため、雪や風雨などの影響もあります。
雪が多く積もるところでは、屋外に設置すると雪に埋もれることもあるため、環境や気候に応じた電気温水器を選ぶ必要があります。
マンションでは、パイプシャフトに電気温水器を設置するときが多くあるでしょう。
設置できる電気温水器のタイプは、パイプシャフトの位置やマンションの構造によって違ってきます。
そのため、自分で判断しないで、専門の業者に相談して選びましょう。
戸建てとマンションによって、電気温水器の設置場所は違ってきます。
電気温水器の設置場所を決めるときは、ぜひ参考にしてください。
電気温水器の設置場所が気になる方へ
■電気温水器の最も適した設置場所

家をリノベーションしたり、新築したりするときは、どこにいろいろな設備を設置するといいか迷うでしょう。
屋外に設置する電気温水器などは、影響をその家に住んでいる家族の運気に与えます。
そのため、家族の運気がアップするような場所に電気温水器を設置したいでしょう。
特に、お湯を貯める電気温水器は、金運が設置場所によってダウンすることもあります。
ここでは、電気温水器の最も適した設置場所についてご紹介します。

●電気温水器とは?

最近は、オール電化住宅で、電気温水器などを使ってお湯を沸かす家庭が多くなっています。
電気温水器は、電気ヒーターが貯湯タンクの中にあり、この熱によってお湯を沸かします。
電気温水器は、水を貯湯タンクに貯めて電気を使ってお湯を沸かします。
水が電気温水器の中には満ちているため、「水の性質を持つもの」として設置場所は考える必要があります。
電気温水器は、水の性質を持っているため、設置場所が適切でないと金運がダウンしたり、トラブルが家族間に発生したりする要因になります。

●相性が水といい方位

間取りを検討したり、何かを設置したりするときは、性質と方位の相性がいいと運気をアップすることができます。
一方、相性が良くなければ、運気がダウンするため注意する必要があります。
五行図(ごぎょうず)とは、性質と方位の関係性を示したものです。
五行というのは、世の中の物事の全てを5つの性質の木、火、土、金、水にわけて考えるものです。
相性のいい関係性の相性、相性の良くない関係性の相剋(そうこく)があります。

・金運に影響する西方位
水を大量に貯める電気温水器は、水の性質を持っています。
相性が水といい関係性は、金の性質を持っている北西と木の性質を持っている東と東南になります。
このような方位に電気温水器を設置すれば相性が良くなり、住んでいる人の運気がアップします。
しかし、金と水の性質は相性がいいですが、西には電気温水器を設置しないようにしましょう。
というのは、水の性質を持っているものを西に設置すれば、金運がダウンするためです。
西は金運に影響しますが、水に関するものを西に置けば水で金運が流れてしまいます。
そのため、水に関するものを西には置かないようにしましょう。
小さいメダカや金魚の水槽を西に置くのみでも、非常に出費が多くなるため注意しましょう。
水を貯める電気温水器は、西以外の相性が水といい方位の北西、東南、東に設置するのがおすすめです。

●精密機械が壊れやすい設置場所

鬼門線(きもんせん)上に、電気温水器などの精密機械を設置すると壊れやすいため注意しましょう。
南西と北東の中心を結ぶ1本の線が、鬼門線です。
鬼門というのは、気の流れが激しい「鬼が出入りする門」と例えられるような場所です。
このように考える理由としては、家相鑑定のときに使う十二支の配置にあります。
家相鑑定のときは、十二支の配置の盤を使って判断します。
360度の盤面において、30度に干支が1つずつ配置されています。
この盤面では、丑と寅が東北に配置されています。
丑は角がある草食動物で、寅は牙がある肉食動物です。
地球上では、角と牙の両方がある生き物はいません。
しかし、角と牙の両方を鬼は持っています。
そのため、東北は丑と寅が配置されているため注意する必要があるといわれてきました。
東北の方位は、実際には太陽の光があまり当たらなく、あまり風通しも良くないため、ジメジメしやすく暗いものです。
そのため、水回りの設備の電気温水器を配置すれば換気がしにくく、カビが発生しやすいため、別の方位よりも衛生管理上注意する必要があります。

鬼門線は、特に南西と東北の中心を結ぶ線であるため、強いパワーがあるところです。
そして、いろいろな切り替えが鬼門線を境に行われるため気が乱れやすくなります。
例えば、土地の吉凶を見るときは、南と東は低く、北と西は高い方が栄えると考えます。
このときに、鬼門線は土地の高低の吉凶を判断するものです。
また、鬼門線は1年の切り替え、季節の切り替え、朝と夜の切り替えなども行われます。
鬼門線上は、激しく気の流れが乱れている場所で、切り替えポイントが多く集まっています。
そのため、乱れた気の影響のために、電気温水器などの精密機械を置けば壊れやすくなります。
同じように、家の中でも鬼門線上には精密機械の冷蔵庫やテレビ、洗濯機などを置かないようにしましょう。
鬼門線上に置いた電子レンジが実際に数年間で壊れた方もいるそうですが、置く場所を変更した後は壊れていないそうです。
鬼門線上は気の流れが強いため、精密機械の電気製品などを置かない方がいいでしょう。
そのため、電気温水器も鬼門線上に設置しないようにしましょう。

●電気温水器の最も適した設置場所のまとめ

水を貯めてお湯を電気で沸かす電気温水器は、水に関するものです。
西の方位は金運に影響するため、水に関する電気温水器を置くと水で金運を流してしまいます。
電気温水器は水に関する相性がいい東、北西、東南に設置しましょう。
東北と南西の中心を結ぶ鬼門線上に電気温水器を設置すると壊れやすいため、注意してください。
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■電気温水器の設置場所の選定方法

ここでは、三菱の時間帯別電灯(通電制御型)/深夜電力 8時間 (通電制御型)電気温水器の据付工事説明書の設置場所の選定方法についてご紹介します。
結露を防ぐために、密閉室にならないように通気口を設けてください。
確実に床面の防水工事・排水工事を行ってください。
湿気の多い浴室には設置しないでください。
パイプシャフトの中に設置するときは、100㎠くらいの開口面積の通気口を扉の上下それぞれに設けて、換気扇を必要によって設けてください。
電気温水器の据付場所は、お客様と相談して決めてください。
-10℃を外気温が下回るところでは、屋内に電気温水器を設置してください。
屋内に設置するときは、「D」が型式名に付いているエマージェンシーストップ機能付きのタイプがおすすめです。
電気温水器は、配管の放熱ロスを少なくするために可能な限り給湯するところに近い場所に設置してください。
なお、特殊な温泉地帯などの場所、水に浸かるような場所には、電気温水器は設置できません。
屋内に屋内/屋外兼用タイプの電気温水器を設置するときは、屋外に設置するときの注意にプラスして、特に次のようなことに注意してください。

屋外に積雪地域で電気温水器を設置するときは、雪がかかって天板が変形するのを防ぐために小屋がけをしてください。
点検スペース、保守スペースを確保してください。
メンテナンスするためのスペースとしては、600mm以上電気温水器の前方は必要です。
また、電気温水器を交換するときに搬出、搬入ができるように、スペースも考えてください。
電気温水器と浴槽間の配管は、全長が15m以下、曲がりが10箇所以下、鳥居高低差が3m以下、1箇所まで、2階の設置はできません。
また、3階以上と階下のふろ配管はできません。
2階の浴槽は、浴槽上端から4m以下です。
建築物の可燃物等からの電気温水器の離隔距離は、上方、側方、前方、後方とも0cmです。
三菱の電気温水器は、消防庁告示第一号(対象火気設備等及び火気器具等の離隔距離に関する基準)に適合しています。
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■電気温水器のマンションでの設置場所

マンションに住んでいる方は、急に電気温水器が壊れると困ってしまうでしょう。
戸建てに住んでいるのであれば容易に交換することもできるかもしれませんが、マンションでは容易に交換できないことがあります。
ここでは、電気温水器のマンションでの設置場所についてご紹介します。

●マンションの電気温水器の設置場所

マンションの電気温水器の設置場所としては、主に次のようなところになります。

・ベランダ
ベランダに設置する電気温水器は、屋外タイプです。
屋外タイプの電気温水器は、戸建てとマンションのいずれにも設置できるため、多く普及しているものです。

・パイプシャフト
マンションの玄関ドアの横にパイプシャフトがあるときは、水道メーターやガスメーターがこの中に収納されているときが多くあります。
このパイプシャフトに電気温水器を設置するときがあります。

●マンションの電気温水器を交換するときに注意すること

電気温水器は、約10年間~15年間程度の寿命であるといわれています。
マンションに住んでいる方で電気温水器の交換を考えているときは、いろいろな条件がマンションによってあるためチェックが必要です。
なお、賃貸マンションに住んでいる方は、オーナーあるいは管理会社に相談する必要があります。
基本的に入居している方が借りているものであるため、勝手に電気温水器の交換ができないことが多いため注意しましょう。

・パイプスシャフトに電気温水器が設置できるか
マンションの電気温水器を交換するときは、まずパイプシャフトに電気温水器が設置できるかチェックする必要があります。
パイプシャフトは、水道メーターやガスメーターが収納されている主に玄関横にある場所です。
しかし、パイプシャフトもスペースが限られているため、設置する前に十分にチェックしましょう。

・専用の部品が必要か
マンションに電気温水器を設置するときは、専用の部品が必要なこともあります。
そのため、専用の部品が必要かどうかも前もってチェックしておきましょう。

・条件を管理組合が指定していないか
分譲マンションのときは、入居している人自身が電気温水器を交換する必要があります。
しかし、勝手に電気温水器を交換しないで、必ず管理組合に前もって相談しましょう。
マンションによっては、電気温水器のサイズや設置場所などの条件を管理組合が指定していることがあるため注意してください。

●マンションに設置する電気温水器を選ぶポイント

ここでは、マンションに設置する電気温水器を選ぶポイントについてご紹介します。

・設置場所
マンションの電気温水器を交換するときの設置場所は、大幅な変更がマンションの構造上困難であるため、基本的に従来設置していたところと同じ設置場所をほとんど選びます。
現在、電気温水器をパイプシャフトに設置しているのであれば、同じようにパイプシャフトに設置できるものを選びましょう。

・貯湯タンクの容量
電気温水器の給湯能力は、貯湯タンクの容量で決まります。
家族数に適した電気温水器の貯湯タンクの容量としては、一般的に次のようになります。
家族数が1人のときは貯湯タンクの容量が150L
家族数が1人~2人のときは貯湯タンクの容量が200L
家族数が2人~3人のときは貯湯タンクの容量が300L
家族数が3人~5人のときは貯湯タンクの容量が370L
家族数が4人~7人のときは貯湯タンクの容量が460L
なお、電気温水器の貯湯タンクの容量については、暮らしのゆとりを考えて余裕のあるものを選ぶのがおすすめです。

・機能
オート機能が付いているものが、電気温水器の中にはあります。
オート機能が付いている電気温水器であれば、自動でお風呂のお湯はり、保温、追いだきができます。
なお、オート機能が付いている電気温水器の設置がマンションによっては困難なことがあるため、前もって業者に問い合わせましょう。

●マンションの電気温水器の交換費用

ここでは、マンションの電気温水器の交換費用についてご紹介します。

・電気温水器の本体価格の相場としては約10万円~

・交換工事費用の相場としては約8万円~10万円

・マンションの電気温水器の交換費用のトータルとしては約18 万円~20万円~

なお、設置場所などによってマンションの電気温水器の交換費用は違ってくることがあるため、前もって見積もりを入手するようにしましょう。

●電気温水器のマンションでの設置場所のまとめ

電気温水器は毎日の生活に必要なものです。
しかし、マンションでは電気温水器が壊れるといろいろな条件や制約の中で交換する必要があります。
現在の設置場所をチェックしてから、電気温水器を設置する必要があります。
また、電気温水器の設置場所を自分で勝手に決めても設置することができないことがあるため、きちんと管理会社と相談する必要があります。
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■電気温水器とエコキュートの特徴

電気温水器の設置場所が気になる方は、エコキュートも検討してみましょう。
電気温水器とエコキュートは、いずれも電気でお湯を沸かすものですが、大きく基本的な仕組みが違っています。
ここでは、電気温水器とエコキュートの特徴についてご紹介します。

●外観

・電気温水器
電気温水器の外観としては、丸型と角型があります。
いずれもお湯を貯める貯湯タンクは、円筒状です。

・エコキュート
エコキュートの貯湯タンクユニットの外観としては、薄型と角型があります。
貯湯タンクユニット以外に、エアコンの室外機のような外観のヒートポンプユニットがあります。
電気温水器と比較すると、ヒートポンプユニット用のスペースが別に必要になります。

●お湯を沸かす仕組み

・電気温水器
電気温水器は、安い電気料金の夜間の時間帯にお湯を沸かします。
貯湯タンクの中に設置した電気ヒーターでお湯を沸かして、貯湯タンクに貯めておくものです。
なお、夜間の時間帯は、契約している電気契約によって違っています。
貯湯タンクの中の上側と下側に電気ヒーターは設置されており、それぞれ役目が違っています。
貯湯タンクの中のお湯を沸かすときは下側の電気ヒーターを使って、お湯が昼間に足りなくなったときは上側の電気ヒーターを使ってお湯を沸かします。
貯湯タンクの中は、満水の状態に常になっており、温度が違っています。
貯湯タンクの上部は、熱い60℃~90℃のお湯になっています。
さらに、貯湯タンクの下側は、お湯と水の混合層、水があります。
貯湯タンクの下から給水された水は、下側の電気ヒーターで温められて、上部まで移動します。
というのは、冷たい水よりお湯は軽いため、上に動く性質があるためです。
水とお湯の温度差が20℃以上になれば、水とお湯の混合層が比重の違いによって発生します。
電気温水器は上部に給湯口があるため、お湯を使うときは熱い上部のお湯が出ます。
仕切りの役目を混合層がしているため、水とお湯が混じることはありません。
また、使ったお湯の分の水が足されるようになっています。

・エコキュート
エコキュートは、ヒートポンプユニットの二酸化炭素の自然冷媒に大気中の熱エネルギーを取り込んで、この自然冷媒を圧縮することによって温度を高くして、水にこの熱を伝えてお湯を沸かすものです。
安い電気料金の夜間の時間帯にお湯を電気で沸かして、お湯を貯湯タンクに貯めます。
ヒートポンプユニットは、電気エネルギーを大気中の熱エネルギーを取り込むために使います。
冷媒に取り込んだ熱エネルギーをさらにヒートポンプユニットで圧縮して温度を高くして、水熱交換器で貯湯タンクからの水を沸かします。

●効率

・電気温水器
電気温水器の仕組みは電気ポットのようなもので、電気ヒーターで水が貯まっている貯湯タンクの中のお湯を沸かします。
電気温水器は、電気エネルギーだけを使っているため、大気の熱エネルギーも利用するエコキュートに比較すれば、効率としては悪くなるでしょう。

・エコキュート
大気の熱エネルギーをヒートポンプユニットの冷媒に取り込んで、この冷媒をコンプレッサーで圧縮してお湯を沸かします。
わずかな電気エネルギーと大気の熱エネルギーでお湯を沸かします。
エコキュートでは、お湯を沸かすために電気エネルギーを使うだけでなく、大気の熱エネルギーを取り込むためにも使っています。
エコキュートで生み出す熱エネルギーと使う電気エネルギーを比較すれば、電気エネルギーは熱エネルギーの約3/1以下になります。
そのため、エコキュートは効率のいい給湯機といわれています。

●電気代

・電気温水器
電気温水器の電気代は1月あたりが約3,000円~5,000円、1年あたりが約36,000円~60,000円です。

・エコキュート
エコキュートの電気代は1月あたりが約1,000円~1,500円、1年あたりが約12,000円~18,000円です。
なお、ここでご紹介した電気代は一般的な家庭のものです。
電気温水器とエコキュートの電気代の違いとしては、1月あたりが約2,000円~3,500円で、1年あたり約24,000円~42,000円になります。
なお、電気代は使う機器などによって違ってきます。

●設置スペース

・電気温水器
丸型や角型の電気温水器で、スペースがあると設置がすっきりとできます。

・エコキュート
貯湯タンクユニット以外にヒートポンプユニットがあるため、設置スペースとしては電気温水器の約2倍必要になります。
薄型と角型のエコキュートがあり、薄型を選ぶと狭いスペースでも設置できます。

●騒音

・電気温水器
電気温水器は、運転するときに動かすものがないためほとんど音が発生しません。
また、電気温水器は火を使わないため、燃焼音が発生しないだけでなく、排気ガスの臭いもないため非常に快適に使えます。

・エコキュート
エコキュートは、ヒートポンプユニットを運転して大気の熱エネルギーを利用してお湯を沸かすため、運転音が発生します。
発生する音は40dB程度の大きさで、図書館と同じ程度の騒音といわれています。
なお、エアコンの室外機の運転音は、50dB~60dBといわれています。
しかし、エコキュートは騒音トラブルが発生したこともあるため、設置場所に気配りする必要があります。

●交換費用

・電気温水器
業者の電気温水器の交換費用は、約26万円~40万円になっています。

・エコキュート
業者のエコキュートの交換費用は、約33万円~53万円になっています。
なお、電気温水器とエコキュートの交換費用は、業者によって違っているため、正確には見積もりを入手しましょう。
また、オプション費用が設置状況によってはかかることがあります。
電気温水器に比較すると、エコキュートはイニシャルコストが高くなりますが、ランニングコストが安くなります。
ライフスタイルや家族構成によっては、電気温水器の方がメリットがあることもあるため、業者に相談してみましょう。

●耐用年数

・電気温水器
電気温水器は、約15年間~18年間の耐用年数です。
長期間電気温水器を使っている方は20年間をオーバーして交換することもあり、耐用年数が長くなっています。

・エコキュート
エコキュートは、約10年間~15年間の耐用年数です。
耐用年数が電気温水器とエコキュートは違っており、電気温水器はエコキュートの約2倍近くの期間使えます。

●環境に対する影響

・電気温水器
電気温水器は、お湯を電気ヒーターで沸かすため、電気ポットと同じようなものです。
エコキュートに比較すると、100%電気エネルギーを使うため、省エネではないかもしれません。

・エコキュート
エコキュートは、大気中の熱エネルギーを使って、お湯をヒートポンプユニットで沸かします。
電気エネルギーは、主としてお湯を沸かすためのヒートポンプを運転するための動力として使います。
エコキュートは、電気温水器に比較して、消費電力自体が少ないため、二酸化炭素が削減できるでしょう。

●経済性

電気温水器とエコキュートは、いずれも深夜電力を使ってお湯を沸かすものです。
共通点としては、深夜の割安な電力でお湯を沸かして、お湯を貯湯タンクに貯めておくことがあります。
しかし、エコキュートの方が消費電力が少ないため、断然経済的です。
電気温水器に比較して、エコキュートはランニングコストが安いため、経済性も優れています。

●電気温水器とエコキュートのどちらがおすすめか?

電気温水器は、イニシャルコストが安くなりますが、ランニングコストが高くなります。
電気温水器は貯湯タンクだけの設置ですが、屋内に設置するときは狭く感じることがあります。
電気温水器は、お湯を電気ヒーターで沸かすため、エコキュートに比較して効率が悪く、特に冬のシーズンの水温が低下してお湯の使用量が多くなるとランニングコストが高くなりがちです。
一方、エコキュートは、イニシャルコストが高くなりますが、ランニングコストが安くなります。
また、広い設置スペースがエコキュートは必要であるため、設置場所を考える必要があります。
電気温水器とは違って、エコキュートは貯湯タンクユニットだけでなく、ヒートポンプユニットを設置する必要があります。
電気温水器とエコキュートのどちらがいいか迷ったときは、設置費用と設置場所、電気代などを考えて選ぶといいでしょう。
給湯のエネルギーは、家庭で使うエネルギーの約3割を占めています。
この給湯のエネルギーを低減すると、非常に大きな効果が期待できます。
家計を考えても、環境を考えても、電気温水器よりもエコキュートを選ぶべきでしょう。
電気温水器の設置場所が気になる方へ
■まとめ

ここでは、電気温水器の設置場所が気になる方へ、電気温水器の設置場所、電気温水器の最も適した設置場所、電気温水器の設置場所の選定方法、電気温水器のマンションでの設置場所、電気温水器とエコキュートの特徴についてご紹介しました。

主な電気温水器の設置場所としては、屋内、屋外、パイプシャフトがあります。

電気温水器の設置場所が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

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