電気温水器の寿命が気になる方へ

2021年7月29日

電気温水器の寿命が気になる方へ
*2022年3月追記
電気温水器の寿命が気になる方はそろそろお使いの電気温水器が10年前後の方や10年を超えてお使いの方が多いのではないでしょうか。
また、何かしらの兆候を感じてインターネットで検索して当記事を目にして頂いたのだと考えております。
現在の兆候や、電気温水器の後継機やエコキュートへの交換は可能なのか、設置できる型番は何かなどを予め調べておく事をオススメさせて頂きます。*

電気温水器は電気のみでお湯を沸かすもので火を使わないため、安全面でも優れています。
しかし、電気温水器も寿命になると交換する必要があります。

ここでは、電気温水器の寿命が気になる方へ、電気温水器の寿命とは?電気温水器の故障内容とは?電気温水器の寿命を見極めるタイミング、寿命が来る前に電気温水器は交換する、電気温水器からエコキュートに交換するのがおすすめについてご紹介します。
電気温水器の寿命が気になる方へ
■電気温水器の寿命とは?

給湯器の中でも電気温水器は寿命が長い方です。
より長く電気温水器を使うためにも、寿命を掴んでおきましょう。
では、電気温水器の寿命はどの程度でしょうか?
一般的に、電気温水器の寿命は約15年間といわれています。
電気温水器は使い始めてから10年間が経つと故障しやすくなって、15年間をオーバーすると交換する目安になります。
しかし、実際には20年間が経っても使える電気温水器もあります。
また、寿命は電気温水器の本体は15年間といわれていますが、消耗品については違っています。
例えば、電気温水器の部品の中には逃し弁やパッキンなどのような消耗品があります。
このような消耗品は、電気温水器の本体の寿命よりも早く故障することがあります。
しかし、消耗品は交換すると、電気温水器の寿命が長くなります。
例えば、逃がし弁が故障したときなどは逃し弁を交換すると、電気温水器の本体の寿命より長く使うことができます。
そのため、定期点検を3年に1回程度は行いましょう。
定期点検を行うことによって、電気温水器の寿命が長くなるということを把握しておきましょう。
電気温水器の寿命が気になる方へ
●電気温水器は寿命をオーバーしても使えるか?

多くの人は、電気温水器の寿命をオーバーしても使えるかが心配になるでしょう。
当然ですが、電気温水器が壊れていなければ、寿命をオーバーしても使えます。
しかし、寿命の目安の15年間をオーバーすると、相当電気温水器は故障しやすくなります。
また、電気温水器が急に使えなくなるようなことも多くなります。
そのため、寿命をオーバーした電気温水器は、急に使えなくなることもあるということを把握しておきましょう。
さらに、電気温水器の寿命の15年間に近くなると、電気温水器も調子が悪くなってきます。
例えば、お湯が出にくかったり、要因のわからないエラーが発生したりすることも多くあります。
寿命に近くなってくると、電気温水器は急に調子が悪くなることが多くあるため注意しましょう。
完全に壊れると使えないため、電気温水器の寿命に近づいたときは、早めに交換することを考えておきましょう。
電気温水器の寿命が気になる方へ
■電気温水器の故障内容とは?

電気温水器の故障はいろいろありますが、パターンがいくつかあります。
ここでは、電気温水器の故障内容についてご紹介します。

●電気温水器の故障内容

次のような電気温水器の故障内容のときは、電気温水器の点検、修理をすぐに業者に頼んでください。

・お湯も水も出ない
考えられる要因としては、電気温水器の本体が故障している、給湯管が詰まっていることなどがあります。

・貯湯タンクの下が濡れている
考えられる要因としては、貯湯タンクや給水管の腐食などによって水漏れしていることなどがあります。

・お湯がいつもよりも早く無くなる
考えられる要因としては、逃がし弁が故障している、ブレーカーが作動している、スイッチが切りになっていることなどがあります。

・いつもよりお湯の温度が低い
考えられる要因としては、ブレーカーが作動している、タイムスイッチが故障している、スイッチが切りになっている、不具合が電気系統にあることなどがあります。

・お湯が朝でも沸いていない
考えられる要因としては、電気温水器の本体が故障している、ブレーカーが作動している、タイムスイッチが故障している、スイッチが切りになっている、不具合が電気系統にあることなどがあります。

・異物がお湯に混じっている
考えられる要因としては、配管や貯湯タンクが腐食していることなどがあります。

・頻繁にエラーが表示される
考えられる要因としては、電気温水器の本体が故障している、不具合が電気系統にあることなどがあります。
なお、電気温水器の故障ではないときも状況によってはあるため注意する必要があります。
特にお湯が出ないのは、最も電気温水器の故障で多いものです。
電気温水器の本体が故障していたり、給湯管が詰まっていたりすると、お湯は出ません。
しかし、凍結していたり、断水したりしているときも、お湯が電気温水器から出なくなります。
そのため、電気温水器にここでご紹介したような故障が発生したときは、点検を業者に頼みましょう。
また、水漏れについては注意する必要があります。
地域などによって違っていますが、屋外に電気温水器は設置することが多いため、劣化しやすくなります。
そのため、電気温水器の下が濡れていないか十分にチェックしましょう。

●電気温水器の故障と間違いやすい現象

ここでは、電気温水器の故障と間違いやすい現象についてご紹介します。

・凍結
現象としては、凍結すると水やお湯が出なくなります。

・断水
現象としては、水が近くの住宅でも出ない、給水栓から水が出ないことがあります。

・停電
現象としては、沸き上げしているときに停電すれば運転が停まって、お湯が沸きません。
なお、貯湯タンクのお湯は停電中でも使えることが多くあります。

・お湯切れ
現象としては、お湯を使い過ぎればお湯が出なくなります。

・止水栓が閉まっている
現象としては、お湯が沸かない、電気温水器に給水されないなどがあります。

・電源が入っていない
現象としては、お湯が使えない、電気温水器が機能しないことがあります。

凍結と断水が、最も電気温水器の故障と間違えやすいものです。
特に、冬のシーズンに寒冷地では凍結が多く発生し、電気温水器からお湯が出ない要因になります。
凍結を防ぐためには、配管に保温材を巻いたり、水を蛇口から少し出しておいたりするのがおすすめです。
電気温水器を寒冷地で使うときは、凍結に注意しましょう。
また、停電にも注意する必要があります。
近年は、悪天候のゲリラ豪雨などで停電することがあります。
停電が電気温水器のお湯を沸かす時間帯に発生すると、お湯が次の日の朝に沸いていないようになります。
眠っているときの停電はわかりにくいため、電気温水器の故障ではないかと思うかもしれませんが注意しましょう。
これ以外に、止水栓を閉めたり、電源を掃除やメンテナンスなどで切ったりしたときも注意する必要があります。
電気温水器は、そのままにしておくと機能しません。
メンテナンスを定期的に行うのは大切ですが、この後の処置もきちんと行いましょう。
電気温水器の寿命が気になる方へ
■電気温水器の寿命を見極めるタイミング

電気温水器の寿命を普段から注意している人は多くないでしょう。
しかし、寿命になって急に電気温水器のお湯が使えなくなれば、非常に不便になります。
ここでは、電気温水器の寿命を見極めるタイミングについてご紹介します。

●電気温水器はどの程度の寿命か?

電気温水器は、使う年数が経つにつれて劣化してきます。
電気温水器には、寿命や耐用年数があります。
では、電気温水器はどの程度の寿命なのでしょうか?
ここでは、電気温水器の寿命についてご紹介します。
完全に電気温水器が故障すれば、お湯がお風呂や台所、洗面所で全く出なくなります。
そのため、電気温水器の寿命になる前に交換するのがおすすめです。
一般的に、使い始めてから7年間程度経てば、故障がどこかで発生しやすくなります。
さらに、故障が1箇所に発生すれば、次々に故障する箇所が出てきます。
使い始めてから10年間も経つと、さらに故障する箇所も多くなります。
日本国内の電気温水器のメーカーの設計寿命期間は、10年間というケースが多くあります。
そして、電気温水器のモデルチェンジのサイクルも約10年間です。
このようなことを考慮すれば、10年間~15年間が電気温水器の寿命と考えられます。

電気温水器を使うことが、寒冷地では多くなるでしょう。
寒冷地は寒さが厳しいため、お風呂や台所だけでなく、生活のいろいろシーンで電気温水器が使われています。
電気は、プロパンガスと違って電線で供給されます。
深い雪の中で大きなプロパンガスのボンベを交換することもなく、苦労しないで電気が供給されるため非常に便利です。
家中に温めたお湯を循環するセントラルヒーティングシステムを設置しているケースも多くあります。
また、電気温水器を屋外の融雪機に接続して、いつでも使えるようにしているケースも多くあります。
お湯を多くのシーンで使うと、電気温水器の運転時間はその分長くなって負担がかかります。
使う頻度の高い地域では、電気温水器の平均の寿命よりも短くなります。
使う頻度や環境によって劣化する速さは違ってきますが、電気温水器の寿命をオーバーすると、やはり不具合がいろいろなところに発生しやすくなります。
電気温水器の本体には変質しにくい金属の部品だけでなく、経年劣化が発生しやすいゴムや樹脂の部品も多く使われています。
それぞれの部品が故障する時期は同じようなものであるため、1つの部品が故障すれば、別の部品も故障するようになるでしょう。
金属の部品についても、変質はしにくいですが、錆が発生して故障することもあります。
大きなトラブルにならないように、故障が続けば寿命も考慮して電気温水器を交換するのがおすすめです。

●よくある故障ではないトラブル

電気温水器のスイッチが入っているにも関わらずお湯が沸かないということが発生すると、慌ててしまうでしょう。
そして、電気温水器が故障したと思う人もいます。
しかし、電気温水器のお湯が沸かないということでも、必ずしも故障とは限りません。
落ち着いて、電気温水器の故障以外の要因からチェックしましょう。
電気温水器は寒冷地でも活躍しますが、お湯が沸かない要因としては凍結が考えられます。
水が配管の中で凍ると、通水できなくなります。
凍結を防ぐためには、保温材を配管に巻くと効果が期待できます。
また、水栓から水をポタポタと垂らし続けるのもおすすめです。

また、断水していることもあります。
水道の本管の工事がある知らせを見逃して、基本的に自宅まで水が来ていないことも考えられます。
あるいは、元栓を他の人が閉めていたかもしれません。
故障ではないかと思っても、故障ではないことがよくあります。
蛇口を開けても温かいお湯が出てこないときは、基本的な要因を案外と見逃しているときもあります。
電源が入っているかをチェックしてみましょう。
電子レンジやドライヤーなどを使い過ぎてブレーカーが落ちるときがありますが、このようなときは電気温水器の主電源も落ちることがあります。
これを知らないでお湯を使おうとしていることもあります。
停電が発生していることも考えられます。
近年は、落雷や台風、豪雨などによって急に停電になることも多くなっています。

●電気温水器を修理するか交換するかを判断する基準

使い始めてから一定期間が経って故障したときは、電気温水器を修理すべるか交換するか迷うでしょう。
では、どのような基準で電気温水器を修理するか交換するかを判断すればいいのでしょうか?
ここでは、電気温水器を修理するか交換するかを判断する基準についてご紹介します。
電気温水器を設置してから10年間以上経っているときは、交換を検討するのがおすすめです。
新しい電気温水器に交換する時期といえるでしょう。
電気温水器のメーカーでは、保証制度をそれぞれ設けています。
そして、保証期限は多くの場合10年間になっています。
製造してから10間年以上経った電気温水器であれば、修理するための部品の価格も傾向的に高くなってきます。
部品の保有期間が終わっており、場合によっては代替品で対処する必要があることもあり得ます。

さらに、次々と故障が発生する可能性が大きいことも考える必要があるでしょう。
修理を何回も繰り返すうちに、早めに電気温水器を交換すべきであったと後悔するようなことにもなるでしょう。
リモコンの故障であれば、修理できることがあります。
電気温水器の本体の貯湯タンクや配管というような複雑なものを修理するのとは違って、リコモンを取り外した後にまた取り付けて配線するのみであるためです。
しかし、型番が同じリモコンに交換するということに注意する必要があります。
リモコンの型番が電気温水器によって違うため、同じ型番のものに交換しましょう。
なお、電気温水器が発売されてからの期間も問題になります。
10年間以上が経った電気温水器のときは、同じリコモンの在庫が無いこともあり得ます。
このようなときは、電気温水器ごと交換する必要があります。

●専門の業者に電気温水器のトラブルは相談する

DIYが趣味の人や機械をいじるのが得意な人あれば、電気温水器を修理しようと思うかもしれません。
しかし、可能な限り専門の業者に頼むのがおすすめです。
素人が修理すると、考えてもみなかったようなトラブルになることもあります。
不具合が発生したときにチェックが自分でできる内容としては、次のようなものがあります。

・ものを電気温水器の近くに置いていないか

・ホコリに電気温水器がまみれていないか

・落ち葉やゴミなどでホースの先が塞がれていないか

なお、次のような内容は、可能な限り専門の業者に頼んでください。

・焼け跡のようなものが電気温水器の外装にある

・穴が電気温水器の本体に空いている

・異臭や異音がする

・水漏れが発生している

このような不具合を自分で対処すると、より不具合が大きくなるでしょう。
さらに、電気温水器の保証期間内でも、保証の対象にはならないこともあるため注意しましょう。
電気温水器の修理や交換は、非常に専門的な作業であるため、簡単に素人ができるものではありません。
資格が仕事として作業するためには必要です。
そして、この資格としては、次のようなものがあります。

・給水装置工事主任技術者(資格が無い作業員は指定工事店管理であること)

・第二種電気工事士あるいは同等以上の資格を持っていること

このように、水道や電気など、いろいろな資格が要求されます。

そのため、高い難易度の作業といえます。

●電気温水器を交換する費用の相場

電気温水器を交換するときの費用は、機能によって違います。
ここでは、電気温水器のタイプ別の交換する費用についてご紹介します。
条件としては、4人家族を考えて、貯湯量が460Lの電気温水器とします。
お湯をお風呂や台所、洗面所で使う一般的な状況を考えて、本体とリモコンをセットにしました。
価格は工事費に消費税をプラスした標準的ものです。

・給湯専用タイプの電気温水器は7万円~10万円

・オートタイプの電気温水器は11万円~17万円

・フルオートタイプの電気温水器は13万円~18万円

●電気温水器の寿命になれば交換を考える

毎日の暮らしにお湯は必要です。
そのため、お湯を沸かす電気温水器は生活するために非常に大切です。
10年間以上使うと頻繁に不具合が発生し、トラブルも多くなります。
安全な暮らしを保つためにも、電気温水器の故障が続けば交換を考えましょう。

■寿命が来る前に電気温水器は交換する

電気温水器は、電気でヒーターを加熱し、水を加熱したヒーターが温めることによってお湯を沸かすものです。
火を使わないため、ガス漏れや不完全燃焼などのリスクがないことがメリットです。
また、設置すると温かいお湯がすぐに使えるため、家事を温かいお湯で行いたい人は電気温水器を使っている人も多くいるでしょう。
このような電気温水器が急にお湯が沸かないようになれば、寿命ではないかと思うでしょう。
ここでは、寿命が来る前に電気温水器は交換する、についてご紹介します。

●電気温水器の交換時期

一般的に、電気温水器の寿命は約15年間といわれています。
電気温水器が寿命になれば、急に故障することを考えて交換する方がいいでしょう。
しかし、まだ使えるため交換したくないという方もいるでしょう。
ここでは、電気温水器の交換時期についてご紹介します。

・お湯が沸かない
電気温水器のよくある故障としては、お湯が沸かないことがあります。
運転スイッチを入れてもお湯が沸かないときは、電気温水器が故障していることが考えられるため、修理、交換を検討しましょう。

・貯湯タンクが破損している
屋外に電気温水器を設置しているときは、雨風に貯湯タンクがさらされるようになるため、衝撃や腐食などで破損することがあります。
貯湯タンクが破損すると水漏れが発生することが考えられるため、交換する方がいいでしょう。

・異物がお湯に混じっている
サビなどの異物がお湯の中に混じっているときは、電気温水器を交換する必要があります。
この要因としては、貯湯タンク内の汚れや腐食などが考えられます。
衛生面でも問題があるため、この機会に電気温水器を交換しましょう。

・頻繁に不具合が発生する
電気温水器のいろいろな不具合が発生すれば、電気温水器の寿命かもしれません。
修理しても頻繁に不具合が発生するときは、交換を考慮しながら、業者に相談しましょう。
また、電気温水器の寿命になっているにも関わらず、無理に使うとリスクがあります。
リスクとしては、電気温水器の不具合のみでなく、配管が壊れたり、貯湯タンクが壊れたりして水漏れするものなどがあります。
水漏れすることによって、漏電したり、水道料金が高額になったりするようなトラブルが発生することが考えられます。

●電気温水器の交換費用

電気温水器は本格的な寿命になる前に、交換するのがおすすめです。
しかし、電気温水器を交換するときは費用がかかります。
この費用が高いほど、交換する決心がなかなかできない方も多くいるでしょう。
ここでは、電気温水器の交換費用についてご紹介します。
なお、業者に電気温水器の交換を頼むときは、本体の価格にプラスして工事費もかかります。
また、オプション費用として出張費などもかかるため、一律ではありません。
しかし、あえて電気温水器の交換費用を挙げれば、次のようになるでしょう。

・本体の価格は約9万円~

・作業費は約7万円~

・最も安い電気温水器の交換費用は約16万円~

さらに、電気温水器の種類にこだわれば、交換費用も高くなるでしょう。
より正確に電気温水器の交換費用を知りたいときは、見積もりを業者に頼んでください。
電気温水器の寿命が気になる方へ
■電気温水器からエコキュートに交換するのがおすすめ

電気温水器の寿命が来て交換するときは、エコキュートにするのがおすすめです。

●エコキュートとは?

エコキュートというのは、電気温水器と同じようにオール電化住宅で使われている電気だけでお湯を沸かす給湯機です。
エコキュートは、電気温水器よりもお湯を効率良く沸かすことができます。

●電気温水器とエコキュートの違い

外観的な電気温水器とエコキュートの違いとしては、電気温水器は沸かしたお湯を貯める貯湯タンクだけですが、エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットというエアコンの室外機のようなものがセットになっています。
電気温水器は電気だけでお湯を沸かしますが、エコキュートはお湯をヒートポンプユニットで沸かして貯湯タンクユニットに貯めます。
エコキュートは、大気の熱を利用してヒートポンプユニットでお湯を沸かすことができるため、電気だけでお湯を沸かす電気温水器よりもお湯を少ない電力で沸かすことができます。

・エコキュートの消費電力は電気温水器の約3分の1
エコキュートは大気の熱を利用してお湯を沸かすため、電気温水器に比較して効率が非常に良く、約3分の1の消費電力になります。
そのため、大幅に毎月の電気代も低減することができるため、電気温水器からエコキュートに交換する方が多くなっています。

・エコキュートの機能は電気温水器に比較して豊富
エコキュートは電気温水器に比較して豊富に機種があり、いろいろな機能がメーカーや機種ごとに搭載されているため、楽しさも選ぶうえであります。
例えば、快適な入浴や配管の掃除をサポートしてくれるマイクロバブルという泡を出す機能や、高いシャワー圧力が水道直圧給湯によって実現できる機能などがあります。
今から電気温水器を交換しようと考えているのであれば、エコキュートに交換する方が入浴のレベルがアップし、経済的にもお得でしょう。

●電気温水器からエコキュートに交換する工事の内容と費用の目安

ここでは、電気温水器からエコキュートに交換する工事の内容と費用の目安についてご紹介します。

・電気温水器からエコキュートに交換する工事の内容
すでに設置している電気温水器を撤去します。
撤去した電気温水器は、業者が持ち帰って処分します。
エコキュートを新しく設置します。
エコキュート用の配管に変えます。
エコキュートに交換するための電気工事を行います。
分電盤を交換することもあります。

・電気温水器からエコキュートに交換する工事の費用の目安
エコキュートの本体の価格は、機種によって違いますが、20万円~35万円くらいです。
交換工事費は、10万円~15万円くらいです。
電力会社に申請する費用は、2万円~4万円くらいです。
電気温水器からエコキュートに交換する工事のトータルの費用の目安は、30万円~55万円くらいです。
電力会社に申請する費用というのは、電力会社に申請して契約を変える手続きのためのものです。
なお、ここでご紹介した電気温水器からエコキュートに交換する工事の費用は、基本的に目安です。
すでに設置している電気温水器の設置状況や種類などによっては、工事費が違うことがあります。

●電気温水器からエコキュートへの交換が困難なケース

電気温水器からエコキュートに交換するときは、基本的に電気温水器で使っている給水配管、給湯配管などや電気配線を再度利用しますが、交換が困難なケースがいくつかあります。
ここでは、電気温水器からエコキュートへの交換が困難なケースについてご紹介します。

・給湯専用タイプ、セミオートタイプの電気温水器からフルオートタイプのエコキュートに交換するケース
すでにある電気温水器が給湯専用タイプやセミオートタイプで、フルオートタイプのエコキュートに交換するときは、貯湯タンクユニットと浴槽を繋ぐふろ配管の工事が新しく必要になります。
普通の戸建のときは、ふろ配管用の穴を建物の基礎部分に開けますが、すでに買ったマンションではふろ配管用の穴をベランダなどの壁に新しく開ける必要があるため、施工そのもののハードルが高くなります。

・すでに設置している電気温水器よりも重量が大きくなるケース
エコキュートで貯湯量が370L、460L以上のときは、満水時になったときに400kg~500kgの重量になるため、マンションの管理会社にすでに設置している電気温水器よりも重量が大きくなっても問題ないか問い合わせする必要があります。

・室内に電気温水器があるケース
室内に電気温水器があるときは、エコキュートに交換するときにヒートポンプユニットを室内に設置する必要があるため困難です。

・マンションに電気温水器があるケース
マンションで電気温水器からエコキュートに交換するときは、すでにある電気温水器の電気配線が利用できないケース、エコキュートのヒートポンプユニットを設置するスペースを確保するのが避難通路などがあるために難しいケースは困難になります。
買ったマンションで電気温水器からエコキュートに交換する検討を行うときは、マンション管理会社に連絡して、承諾を受けるようにしましょう。
問題がないときは、エコキュートを買う予定の業者で下見を頼むと設置できるか正確に判断してくれます。
また、マンションでどうしても電気温水器からエコキュートに交換したい方は、コンパクトサイズの集合住宅用のエコキュートがおすすめです。
電気温水器の寿命が気になる方へ
■まとめ

ここでは、電気温水器の寿命が気になる方へ、電気温水器の寿命とは?電気温水器の故障内容とは?電気温水器の寿命を見極めるタイミング、寿命が来る前に電気温水器は交換する、電気温水器からエコキュートに交換するのがおすすめについてご紹介しました。

一般的に、電気温水器の寿命は約15年間といわれており、10年間が経つと故障しやすくなって、15年間をオーバーすると交換する目安になります。
電気温水器の寿命が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
わからないことがあったら
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お気軽にご連絡ください!
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