石油給湯器のウォーターハンマーでお困りの方へ  

2021年11月14日

石油給湯器のウォーターハンマーでお困りの方へ  
石油給湯器を使っていると、ちょっと高いコクンやコーンというような音がすることがあるのではないでしょうか。
この音はウォーターハンマーというもので、石油給湯器が壊れることもあります。

ここでは、石油給湯器のウォーターハンマーでお困りの方へ、石油給湯器のウォーターハンマーの要因と対策法、石油給湯器のウォーターハンマーを自分で直す方法、エコキュートのウォーターハンマーとは?についてご紹介します。
石油給湯器のウォーターハンマーでお困りの方へ  
■石油給湯器のウォーターハンマーの要因と対策法

ここでは、石油給湯器のウォーターハンマーの要因と対策法についてご紹介します。

●ウォーターハンマーとは?

ウォーターハンマーというのは、急激な圧力変動が水道配管などであったときに発生するものです。
ウォーターハンマーといわれているのは、ハンマーで金属管を叩くときのような音であるためです。
ウォーターハンマーが発生する理由としては、次のようなものがあります。
水が水道管を流れているときに壁で急に塞がれると、急に流れている水は止まれないため、どんどん壁に向かって流れてきます。
そのため、壁の近くの圧力が高くなって水道管が振動します。
水道管の固有振動数とこの水道管の振動の周波数が一致すれば、共振してウォーターハンマーが発生します。
一方、壁の先ではどんどん水が流れるようになります。
しかし、水は流れてこないため、圧力がこの空間で下がって真空になります。
真空になれば、今度は水がこの空間に向かってきて壁に勢い良く衝突するため、このときにウォーターハンマーが発生します。

●ウォーターハンマーをそのままにすればどうなるか?

ウォーターハンマーは、石油給湯器などを使うときにどうしても防げないものです。
普通は、非常に音が小さいため、基本的にウォーターハンマーが発生しているのもわからないことがほとんどです。
しかし、非常に水の流れが速いようなときは、ウォーターハンマーで石油給湯器が壊れるほどになります。
このときは10MPaの圧力になるといわれており、石油給湯器の弁が壊れたり、継手が壊れたりすることもあります。
1回のウォーターハンマーで壊れなくても、何回も繰り返すと、そのうちに石油給湯器や配管が壊れることもあります。
ウォーターハンマーは、大幅に石油給湯器の寿命が短くなると考えておきましょう。

●ウォーターハンマーの要因

水道の水栓を急に閉めてもウォーターハンマーは発生しないと思うかもしれませんが、実際にはウォーターハンマーが発生します。
しかし、非常に速く水栓を閉める必要があります。
水栓を瞬間的に閉めないと、ウォーターハンマーは簡単には発生しません。
しかし、石油給湯器には瞬時に弁が閉まる電磁弁があります。
石油給湯器で水を止めるときは、電磁弁が作動して水を瞬時に止めます。
流れていた水が瞬時に電磁弁で止められることによって、先にご紹介したような圧力が高い状態と圧力が低い状態になるため、ウォーターハンマーが発生します。
当然ですが、ウォーターハンマーについては石油給湯器のメーカーもわかっているため、電磁弁が急に閉まらないようになっていることもあります。
しかし、このようになっていない石油給湯器もあります。

●ウォーターハンマーの具体的な対策法

ウォーターハンマーの対策法としては、次のようなものがあります。
水道管の水の流れを遅くする
ウォーターハンマーを吸収する
ここでは、ウォーターハンマーの具体的な対策法についてご紹介します。

・水道の元栓を閉める
ウォーターハンマーの具体的な対策法としては、水道の元栓を閉めるものがあります。
元栓を閉めることによって、水道の水の流れが遅くなります。
そのため、石油給湯器の電磁弁が作動してもそれほど圧力が高くならなくて水が止まります。
しかし、元栓を閉め過ぎればシャワーなどの圧力が下がることもあります。
また、石油給湯器の安全装置が作動して点火できないこともあるため注意してください。

・水撃防止器を取り付ける
水道の元栓を閉めたくないときは、水撃防止器を取り付けましょう。
水撃防止器は種類がいろいろありますが、ウォーターハンマーが石油給湯器から発生しているときは、水撃防止器を石油給湯器の前後に取り付けましょう。
自分で水撃防止器を取り付けるのが困難なときは、石油給湯器を設置した業者に頼むのがおすすめです。

●石油給湯器のウォーターハンマーの要因と対策法のまとめ

ウォーターハンマーが石油給湯器で発生しても心配ないと考えてそのままにしておくと、トラブルが大きくなることがあります。
ウォーターハンマーはそのままにしておいても直らなく、そのままにしておくほど被害が先々大きくなります。
石油給湯器や周りの配管が、ウォーターハンマーによって壊れることもあります。
そのため、石油給湯器のウォーターハンマーが気になったときは対策をしてください。
ウォーターハンマーは、水道管の元栓を閉めたり、水撃防止器を取り付けたりすることによって対策できます。
自分で対策するのが困難なときは、可能な限り早く業者に頼みましょう。
石油給湯器のウォーターハンマーでお困りの方へ  
■石油給湯器のウォーターハンマーを自分で直す方法

ウォーターハンマーは、水栓を閉めたときなどにコンッやガツンッという音がするものです。
そのため、心配ではないかと気になるような音でしょう。
例えば、水道管が壊れるのではないか、マンションなどでは迷惑が近所にかかるのではないかと心配になるでしょう。
ウォーターハンマーはこのようなものですが、水撃防止器によって無くなったり、気になら ないくらいに小さくなったりします。
稀に水道管の交換が経年劣化や構造によって必要なこともありますが、水撃防止器で解消できることが多くあります。
それほど部品も高くなく、簡単に取り付けもできるため、気になるときは水撃防止器を取り付けてみましょう。

●ウォーターハンマーの要因

ウォーターハンマーは、急に水道管の中の水の流れを止めることによって、水道管の中に水の慣性によって高い圧力と衝撃がかかるものです。
水栓を閉めたときに水道管の中では水の圧力がかかっているため、床の下や壁の中の配管が十分に固定されていなかったり、初めは固定されていたが固定していたバンドが経年劣化によって緩んだりして、振動が床や壁に伝わることが要因でウォーターハンマーは発生します。
水道管の圧力は地域によって違っていますが、高い圧力のところのみでウォーターハンマーが発生するものではありません。

●ウォーターハンマーは漏水するリスクもある

新しい住宅ではポリ管を給水配管や給湯配管に使っていますが、古い住宅では鋼管を給水配管に使って、銅管を給湯配管に使っています。
給水配管の鋼管はソケット継ぎ手やエルボ継ぎ手を使っていますが、接続箇所のネジ部分は薄い肉厚になっており、劣化すると腐食して最も弱くなります。
また、給湯配管の銅管は、それぞれの継ぎ手をロウ付けで接続しています。
このような箇所が経年劣化すると、ウォーターハンマーよって抜けたり折れたりして水漏れが発生します。

●給水配管や給湯配管を十分に固定するのは非常に大変である

床の下や壁の中にある配管を十分に固定するのは非常に大変でしょう。
そのため、水道メーターの元栓を閉めてとりあえず調整するのがおすすめです。
水漏れを修理するときは、破損した給水配管を再度使うこともできます。
なお、給水配管がウォーターハンマーで破損したようなときは、いずれまた腐食して水漏れが発生することも考えられます。
ウォーターハンマーは水道管の元栓を閉めたりすることによって改善されることもありますが、水量が全体的に少なくなったり、水圧が低くなって石油給湯器が点火しなくなったりすることもあるため注意しましょう。

●自分でウォーターハンマーを直す方法

自分でウォーターハンマーを直すのであれば、先にご紹介したように、水道メーターの元栓を閉めるのがおすすめです。
それぞれの水栓の水の出る量が問題なく、普通にお湯も使えて、ウォーターハンマーも無くなれば完了です。
水道メーターの元栓を閉めても直らないときは、水撃防止器を使う必要があります。
水撃防止器を取り付けるのが、最も簡単であるためおすすめです。
水撃防止器の内部は、緩衝体保護膜と特殊緩衝体の二層になっており、ここで強い水圧の衝撃を受けて吸収するようになっています。
水撃防止器としては、カクダイのボンパミニが4機種あります。
止水栓補助型643-402は、トイレの止水栓の上部やデッキタイプの混合水栓に取り付けるものです。
配管取付型643-502は、最も急閉止弁に近い配管のコーナーに取り付けるものです。
なお、給水配管や給湯配管を変更する必要があります。
配管取付型643-602は、混合水栓の壁に取り付けるタイプで取付脚に取り付けるものです。
別売品の分水つぎてセットが、取り付けするときには必要です。
水栓上部型643-802は、止水栓や洗濯水栓の上部に取り付けるものです。
用途に応じてこのような機種から選ぶようになりますが、水栓上部型643-802が最も簡単に取り付けができます。
トイレの止水栓、台所の混合水栓の止水栓、洗面台の混合水栓の止水栓などは、ほとんどこの機種でカバーすることができます。

洗濯機の付近でウォーターハンマーがするときは、洗濯機用水栓のコマパッキンやスピンドルなどのハンドル一式を外して、 水撃防止器を取り付けるのみです。
台所の流し台、洗面台、トイレの近くでウォーターハンマーがするときは、止水栓に水撃防止器を取り付けます。
水栓が壁に取り付けてあるときは、別売品の分水つぎて セット0107が必要で、配管取付型643-602を取り付けます。
洗面台の止水栓に取り付けるときは、水栓上部型643-802になります。
取り付けするときは、水側とお湯側のいずれでも問題ありません。
お湯側でウォーターハンマーがするときは、お湯側の止水栓の上部に水撃防止器を取り付けます。
使う道具としては、マイナスドライバー(ドライバー式止水栓のとき)、2個のモンキーレンチ(止水栓のナットが固いときに、止水栓を片方のモンキーレンチで固定しながらナットを外すため2個準備するのがおすすめ)、カランプライヤ(水栓のコマを取り出すときに便利)が必要です。
水道メーターの元栓を閉めて、止水栓を分解します。
ドライバー式止水栓の上部の袋ナットを反時計回りに回して、水栓コマ、スピンドルを取り外します。
袋ナットが固着しているときは、負荷が止水栓や配管にかかって供回りしたりするため、必ずモンキーレンチなどで止水栓を固定しましょう。
止水栓の上部を外すときは、水を受けるために洗面器などを下に置くのがおすすめです。
水撃防止器を取り付けます。
スピンドルを先にねじ込んで袋ナットを締めます。
袋ナットを締め過ぎれば水撃防止器の本体が回しにくくなり、袋ナットがゆる過ぎれば水漏れするため、丁度いい程度に調整しましょう。
固くなく回せる位置で5分間くらいそのままにして、水漏れが発生しないかチェックしましょう。
水撃防止器の本体は、止水栓の開閉が普通のハンドルのようにできます。
全開にすると年月が経つにつれて固くなって回せないため、全開にしてから半回転必ず戻しましょう。
全自動洗濯機は給水が一定量になると、給水が電磁弁によって止まるようになっています。
ウォーターハンマーがあるときは、ゴンやコンという衝撃音がします。
ここでは、全自動洗濯機に水撃防止器を取り付ける方法についてご紹介します。
水道メーターの元栓を閉めます。
水圧が全自動洗濯機の給水ホースの中にはかかっているため、洗面台などの近くの水栓を開けて水圧を逃がしましょう。

次に、反時計回りに水栓の袋ナットを回します。
水が少し残っているときは漏れることがあるため、タオルなどで受けましょう。
ハンドルとコマパッキンとスピンドルを外します。
水撃防止器を取り付けます。
取り付けは非常に簡単で、ハンドルと同様に取り付けるのみです。
なお、全自動洗濯機のときは、常に水栓を開けたままにしていることが多くあるでしょうが、これは非常にリスクがあります。
というのは、全自動洗濯機の給水ホースが外れることがあるためです。
万一給水ホースが外れると勢いよく水が出っ放しになるため、水浸しになります。
そのため、洗濯が終わると必ず水栓を閉めましょう。
また、外出するときに全自動洗濯機を運転したままではリスクがあります。
特に、マンションの上階のときは注意する必要があります。
例えば、マンションの2階の部屋で外出するときに全自動洗濯機を運転したままにしていると、給水ホースが外れることがあります。
マンションの1階の部屋の人も2階の部屋の人も不在で、隣の部屋の人から業者に連絡することもあるそうです。
このようなときは、1階の玄関下の隙間から水が川のように流れ出ます。
部屋の中は、おそらく水浸しになっているでしょう。
このときは、2階の水道メーターの止水栓をとりあえず閉める必要があります。
また、1階の人に対する補償が必要になるでしょう。
このようなことから、使うときのみ全自動洗濯機の水栓は開けて、使っていないときは水栓を必ず閉めるように習慣づけをしましょう。
水栓の上部に取り付けた水撃防止器は、普通の水栓と同様に開けたり閉めたりすることができます。

洗面台のウォーターハンマーについては、マンションの貯水槽方式を止めてポンプで水道管からの水を増圧して送る直結増圧式になったため、水圧が従来よりも高くなってウォーターハンマーが発生することがあります。
このときは、水撃防止器を取り付けるとほとんどウォーターハンマーは無くなります。
また、ウォーターハンマーが全自動洗濯機の電磁弁が作動して発生するときは、洗濯水栓に水撃防止器を取り付けるとウォーターハンマーが無くなります。
水撃防止器は、ウォーターハンマーを緩和するためのものです。
配管の固定方法や建物の構造を変更することによってウォーターハンマーが小さくなっても、完全に無くならないこともあります。
もしウォーターハンマーで困っているのであれば、ぜひ水撃防止器を試してみましょう。
石油給湯器のウォーターハンマーでお困りの方へ  
■エコキュートのウォーターハンマーとは?

石油給湯器のウォーターハンマーで困っているのであれば、ぜひエコキュートを検討してみましょう。
エコキュートは、光熱費が低減できるだけでなく、災害が発生したときでもお湯や水が使えるなど、多くのメリットがあります。
エコキュートは、お風呂の湯はりのときなどに、コンコンやドンッというような音がすることがあります。
実は、このような音が発生するのはウォーターハンマーといわれています。
ウォーターハンマーと一言でいっても、軽い音が発生するのみのときがあったり、大きな衝撃音が発生することがあったりします。
大きな音になるほどその分早く気づくため対応が早くできますが、軽い音のときには大きなものではないため問題ないということでそのままにすると、最終的にダメージがエコキュートや配管にあることがあります。
いずれにしても、ウォーターハンマーではないかと思ったときは、早めに対策することが必要です。
ここでは、エコキュートのウォーターハンマーとは?についてご紹介します。

●ウォーターハンマーが発生する仕組み

ウォーターハンマーというのは、水道管の中で急に水の流れが止められたときに、この衝撃で高い圧力が水道管の中に発生するものです。
このときの音がハンマーで金属を叩くようなものに聞こえるため、ウォーターハンマーといわれています。
ウォーターハンマーは、主として給水栓を急に開閉したときや急に給水ポンプを止めたときなどに発生します。
しかし、ウォーターハンマーがどのようなものかイメージしにくいでしょう。
より具体的にウォーターハンマーの仕組みを把握するために、水が水道管の中に流れていることをイメージしてみましょう。
ここに壁が急にできて、水の流れが急に止められるとどうなるでしょうか?
慣性によって水は急に流れが止まらないため、どんどん壁に向かって流れます。
そのため、だんだん壁の近くの圧力が高くなって、水道管が振動するようになります。
水道管の固有振動数とこの水道管の振動数が一致して共振することで、ウォーターハンマーが発生します。
一方、壁の反対側でも慣性によって水はどんどん流れます。
しかし、壁で後から流れるはずの水が止まっているため、この空間では圧力が一時的に急に下がって真空になります。
しかし、真空になった空間でも勢いよく壁に向かって水は流れるため、ここでもウォーターハンマーが発生します。
ウォーターハンマーが発生する仕組みは、このようなものです。

●ウォーターハンマーが発生するケース

給水栓を閉めてもウォーターハンマーが発生しないこともあるでしょう。
基本的に、給水栓を閉めたときにウォーターハンマーが発生するためには、非常に速く給水栓を閉めて、水の流れを瞬間的に止める必要があります。
しかし、人はそれほど瞬間的に給水栓を閉めることはほとんどできません。
そのため、給水栓を閉めてもほとんどウォーターハンマーが発生することはないでしょう。
では、ウォーターハンマーはどのようなときに発生するのでしょうか?
ウォーターハンマーが発生するのは、エコキュートが運転しているときです。
基本的に、エコキュートの内部には電磁弁が搭載されています。
電磁弁は、電源を入り切りすることによって水などを止めたり流したりします。
この電磁弁によって瞬間的に水の流れが止まることによって、圧力が急に変わってウォーターハンマーが発生するようになります。
エコキュートのときは、ウォーターハンマーが設置したすぐ後に特に発生しやすいといわれています。

●ウォーターハンマーが発生することによるリスク

もしウォーターハンマーが配管の中を水が勢いよく流れているときに発生すると、エコキュートが破損するほどの衝撃音が発生することが場合によってはあります。
また、1回のウォーターハンマーでは問題なかったとしても、同じようなウォーターハンマーが繰り返して何回も発生することによって、だんだんエコキュートや配管がダメージを受けて、致命的なトラブルが発生することもあります。
しかし、エコキュートを使っていると、完全にウォーターハンマーの発生を防止するのは困難です。
そのため、エコキュートではウォーターハンマーについてのメーカーの研究が進んで、電磁弁が急に閉まらないような仕組みを設けたものもあります。
しかし、エコキュートの部品が多くなれば故障するリスクもその分大きくなるため、このような仕組みを採用しているものはまだ多くないのが実状です。

●ウォーターハンマーの発生を防止する具体的な方法

基本的に、ウォーターハンマーを完全に防止することは現時点では困難ですが、できるだけウォーターハンマーを発生させない、あるいはウォーターハンマーが発生しても最小限にすることはできます。
ウォーターハンマーの発生を防止する方法としては、次のようなものがあります。
配管の中を流れる水の速さを遅くする
ウォーターハンマーによる衝撃を吸収する
ウォーターハンマーによってエコキュートが故障するリスクは、このような方法によって大きく下がります。
ここでは、ウォーターハンマーの発生を防止する具体的な方法についてご紹介します。

・水道の元栓によって水圧を調整する
最も手軽な方法としては、水道の元栓を閉めたり開けたりして水圧を調整することです。
元栓を閉めると配管の中の水の流れが遅くなるため、電磁弁が作動したときに急激に圧力が高くなるのが少なくなります。
しかし、シャワーなどの水圧が元栓を閉め過ぎると下がり過ぎることがあります。
また、エコキュートの安全装置が場合によっては作動することもあるため、ちょっとずつ元栓を調整するようにしましょう。

・水撃防止器を取り付ける
水道の元栓を調整しても頻繫にウォーターハンマーが発生するときは、水撃防止器をウォーターハンマーが発生するところの近くに取り付ける方法もあります。
しかし、エコキュートのときは、設置場所や機種などによって配管を溶接などで加工しないと水撃防止器が取り付けできないことがあります。

・減圧弁を給水配管に取り付ける
ウォーターハンマーによる衝撃音は、エコキュートの貯湯タンクユニットに接続している配管に減圧弁を取り付けることによって無くなったり、軽くなったりすることがあります。
水道の元栓によって水圧を調整する方法については、自分である程度作業ができるでしょう。
しかし、自分で水撃防止器を取り付けたり、減圧弁を給水配管に取り付けたりするのは、かえってトラブルが発生する要因になることがあります。
そのため、水撃防止器や減圧弁を取り付けるときは、業者に頼むのがおすすめです。

●エコキュートのウォーターハンマーとは?のまとめ

エコキュートを使っているときにウォーターハンマーが発生したにも関わらずそのままにしていると、エコキュートや配管がある日急に破損するなどのトラブルが発生することがあります。
ウォーターハンマーはそのままにしておくと直るものではなく、そのままにしておくほど酷くなることがあります。
そのため、ちょっとでもウォーターハンマーがしたときは、早急に対策するようにしましょう。
しかし、自分でできるウォーターハンマーの対策は限りがあります。
そのため、ウォーターハンマーが繰り返して発生するようであれば、まず業者に頼むのがおすすめです。
エコキュートの交換を行っているような業者であれば、ウォーターハンマーの対策についても気軽に相談することができます。
石油給湯器のウォーターハンマーでお困りの方へ  
■まとめ

ここでは、石油給湯器のウォーターハンマーでお困りの方へ、石油給湯器のウォーターハンマーの要因と対策法、石油給湯器のウォーターハンマーを自分で直す方法、エコキュートのウォーターハンマーとは?についてご紹介しました。

石油給湯器のウォーターハンマーは、そのままにしておくほど被害が先々大きくなります。

そのため、石油給湯器のウォーターハンマーは対策する必要があります。

自分で石油給湯器のウォーターハンマーを対策するのが困難なときは、可能な限り早く業者に頼みましょう。

石油給湯器のウォーターハンマーでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

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