大きい鍋対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ

2021年11月29日

大きい鍋対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ
IHクッキングヒーターを新築や引越しで設置するときは、大きい鍋を新しく買うことを考えている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、大きい鍋対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ、IHクッキングヒーター対応のおすすめの鍋、パナソニックのIHクッキングヒーター対応の鍋の見分け方、オール電化とガス・電気併用のメリット・デメリットについてご紹介します。
大きい鍋対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ
■IHクッキングヒーター対応のおすすめの鍋

ここでは、IHクッキングヒーター対応のおすすめの鍋についてご紹介します。

●IHクッキングヒーター対応の鍋の選び方

IHクッキングヒーターは、鍋の底を磁力線で発熱させるため、鍋の底とIHヒーターのトッププレートが密着する必要があります。
そのため、鍋の底が丸いと加熱が上手くできません。
平らな底の鍋を選びましょう。
また、IHクッキングヒーターが発熱する箇所は約12cm~26cmくらいの直径であるため、このサイズを目安に鍋を選ぶのがおすすめです。

●IHクッキングヒーター対応の大きいサイズのおすすめの鍋

ここでは、IHクッキングヒーター対応の大きいサイズのおすすめの鍋についてご紹介します。

・Staubのピコココット オーバル シチューパン
サイズは29cmで、フランスのStaubのキッチンブランドの定番商品です。
楕円のフォルムは、野菜そのままや魚まるごと一匹などの食材に応じた調理ができます。
デザインが美しいため、テーブルにそのまま運べるのがメリットでしょう。
100V・200VのIHクッキングヒーターだけでなく、オーブンや直火などの全ての熱源に対応できます。

・ル・クルーゼのココット・ロンド
サイズは26cmで、ル・クルーゼ という世界の代表的なキッチンウェアメーカーの両手鍋です。
おしゃれなデザインとニュアンスカラーだけでなく、高い熱伝導のホーロー製であるため、コトコトと弱火で煮る料理も上手く作れます。
鍋はひとつずつ手作りで、愛着が使うごとに増すでしょう。

・和平のフレイズ 両手鍋 卓上鍋 30cm
サイズは、幅が322mm、奥行きが287mm、高さが207mmです。
鍋料理や並べて煮込みたいハンバーグやロールキャベツのような料理におすすめの鍋です。
約1,600gと軽いため、食卓にキッチンから運ぶときも安心です。
内面はフッ素樹脂加工でこびり付きにくいため、簡単にお手入れもできます。

・パール金属の大鍋 両手鍋 32cm
サイズは、幅が465mm、奥行きが330mm、高さが250mmです。
大きい鍋が欲しいときは、おすすめです。
32㎝の直径で25㎝の深さがあるため、シチューやカレーがたっぷり作れます。
カレーパーティーをするときや家族が多いときに便利でしょう。
IHクッキングヒーター以外でも対応できるため、引越しの予定が今後あるときでも長く使えるでしょう。

●IHクッキングヒーター対応の炊飯できるおすすめの鍋

ここでは、IHクッキングヒーター対応の炊飯できるおすすめの鍋についてご紹介します。

・ambaiの土鍋 IH対応
サイズは、直径が21.6mm、高さが100mmです。
土鍋をIHクッキングヒーターで諦めていた方でも、ambaiの土鍋であれば土鍋ごはんが炊けます。
この鍋は、IHクッキングヒーターに鍋の外側で反応するようになっているため、底のみでなく土鍋そのものを温めます。
おこげも作れ、優しいデザインがおすすめです。

・KINGの無水鍋20cm
サイズは、内径が200mm、最大長さが274mm、最大高さが120mmです。
ロングセラーで1953年から日本発のアルミニウム合金鋳物製無水調理器として続いている復刻版です。
誕生した当時から、ごはんを炊くと火の通りはかまどのようなものが実現できるということで話題にもなりました。
少ない水分でも蒸気を逃がさないで調理ができるため、万能の鍋で、煮物や蒸し料理、炒めものなどどのようなものにでも使えます。

・ラ ココットのde GOHAN
サイズは、縦が210mm、横が160mm、高さが155mmです。
新しく「もっとおいしいごはんが炊けるココットを!」 ということで開発された究極の鍋です。
高いストウブ本来の蓄熱性と炊飯するときの対流を考えた丸みのあるデザインが、鍋底から熱をムラ無く全体に回して、踊るようにお米を炊くため、ふっくらとツヤツヤした炊き上がりになります。

・HARIOのIHご飯釜
サイズは、幅が260mm、奥行きが216mm、高さが200mm、口径が208mmです。
このごはん釜は創業が1921年の耐熱ガラスメーカーが手掛けたもので、特徴はフッ素コートと4層構造です。
アルミニウムとステンレスの4層構造の鍋は、まんべんなく熱を伝え、美味しくごはんを炊き上げます。
内面は、ごはんがこびりつきにくいフッ素樹脂コートです。
煮込み料理にも、ごはん以外に使えるため便利です。

●IHクッキングヒーター対応の新しい生活におすすめの鍋

ここでは、IHクッキングヒーター対応の新しい生活におすすめの鍋についてご紹介します。

・ティファールのフライパン9点セット
サイズは、フライパンが260mm、ソテーパンが240mm、ソースパンが160mm・200mm、バタフライガラスぶたが160mm・200mm、シールリッドが160mm・200mm、専用取っ手が185mmの幅、45mmの奥行き、47mmの高さです。
ティファールの鍋セットは、コンパクトに収納するときにおすすめです。
取っ手が取れるため、すっきり重ねて収納ができます。
また、調理がベストな時期に始められるように、オリジナルのティファールのみの技術もおすすめです。
鍋の中央の模様のマークが消えると、余熱が終わりです。
目で見て食材を入れるベストな時期がわかるため、初めて料理するときでも安心して使えるでしょう。

・野田琺瑯のPOCHKA(ポーチカ)
素材はホーローで、老舗の戦前から続く野田琺瑯の鍋セットです。
新しい生活を始めるときに便利な1.5Lのケトル、150mmのソースパン、200mmのキャセロールです。
POCHKA(ポーチカ)の意味は、ロシア語で「つぼみ」ということです。
そこにあるのみで気持ちが温かくなる愛らしいポッテリとした形が魅力です。

・フィスラーの圧力鍋 IH対応 セット
サイズは、コンフォートが4.5L、内径が220mm、長さが425mm、高さが185mm、スキレットが2.5L、内径が220mm、長さが425mm、高さが125mmです。
創業が1845年のフィスラー社というドイツの老舗のメーカーの鍋セットです。
本格的な料理を自宅で作りたいときにおすすめです。
低圧と高圧が圧力鍋は設定できるため、食材に応じた調理ができます。
また、本格スチーム機能という調理が圧力をかけないでできるものも搭載されているため、簡単に人気の蒸し野菜もできます。

・マロンのコンパクトマロンポットパン
サイズは、片手鍋が335mmの幅、185mmの奥行き、114mmの高さ、両手鍋が300mmの幅、185mmの奥行き、155mmの高さ、フライパンが330mmの幅、185mmの奥行き、80mmの高さです。
180mmの直径の鍋セットは、ちょうど一人暮らしのときにおすすめのサイズです。
この3つで、炒める、煮る、焼くなどのいろいろな調理ができます。
同じ直径であるため、一つの鍋でも問題ありません。
コンパクトに重ねて収納できることもポイントです。

●IHクッキングヒーター対応の3,000円以下のおすすめの鍋

ここでは、IHクッキングヒーター対応の3,000円以下のおすすめの鍋についてご紹介します。

・和平フレイズの両手鍋 16cm
サイズは、幅が241mm、奥行きが180mm、高さが145mmです。
1人~2人用の料理に、ミニサイズの鍋はぴったりです。
煮込み料理などにも、深さがあるため使えます。
ホーロー加工が鍋の内外両面とも施してあるため、料理の臭いや色が付きにくく、お手入れが簡単です。

・メイド・イン・ツバメのIHステンレスプチ鍋 14㎝
サイズは、外径が147mm、高さが75mm、深さが74mmです。
新潟県燕市では、いろいろな金属製品が作られており、燕製品が世界中で使われています。
燕市で作られたということを証明する「メイド・イン・ツバメ」の目印のIH鍋も、一つの燕製品です。
市販品にはあまりない目盛付きで、茹でたまごや少量の煮物、弁当のおかず、みそ汁などを作るときに便利です。

・京セラのセラブリッドフライパン
サイズは直径が200mmで、省エネ調理が遠赤外線効果と熱伝導の良さでできるフライパンです。
中火以下でも、一般的な炒めものであれば十分なほどです。
セラミック塗膜加工の内側であるため、使い始めのつるんとした状態が続きます。
さっと流すのみのお手入れで、非常に楽です。

・富士ホーローのソリッド ミルクパン
サイズは、内径が120mm、深さが82mmです。
富士琺瑯のシンプルなおしゃれな形のミルクパンです。
しっかりした1mmの厚さの琺瑯用鋼板を使っており、長く丈夫に使えます。
慎重に持ちやすさを考えたハンドルは、自然になめらかな木肌が手に馴染みます。
カラーは、キッチンのアクセントになる目の覚めるようなものです。

●IHクッキングヒーター対応のおすすめの鍋のまとめ

IHクッキングヒーターは、ガスコンロに比較して簡単にお手入れができることもあり、人気になっています。
使うときはIHクッキングヒーター対応の鍋が必要ですが、ここでご紹介した鍋のように、直火でも使えるものやそのまま土鍋の機能を活かしたものなどいろいろな種類があるため、ぜひ気に入った鍋を探してみましょう。
サイズ、炒め物、煮込みのなどの目的を考慮して鍋を選ぶと、使い勝手のいいものが見つかるでしょう。
ぜひ、IHクッキングヒーターを使って、もっと毎日の料理を楽しみましょう。
大きい鍋対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ
■パナソニックのIHクッキングヒーター対応の鍋の見分け方

IHクッキングヒーターで使える鍋は、材質や底の形状などによって違ってきます。
新しく鍋を買うときは、(一財)製品安全協会のあっせん鍋あるいはSGマークのある鍋がおすすめです。
なお、SGマークは、Safety Goods(安全な製品)を略したもので、(一財)製品安全協会が決めた認定基準をクリアした製品だけに表示されるものです。
ここでは、パナソニックのIHクッキングヒーター対応の鍋の見分け方についてご紹介します。
なお、オールメタル対応IHクッキングヒーターを使うときは、軽いと鍋が加熱しているときに動くことがあるため、調理物と鍋のトータルが約700g以上になるようにしてください。
IHクッキングヒーターの本体で、手持ちの鍋が使えるかどうかがチェックできます。
水が入った鍋をIHクッキングヒーターに置いて、電源スイッチを入れてIHクッキングヒーターの「切/入」のスイッチを押してください。
使える鍋のときは、火力表示が点灯します。
使えない鍋のときは、火力表示が点滅し、約1分後に表示が消えて通電が停まります。
チェックが終わると電源スイッチを切ってください。
そのままにしておくと、鍋が熱くなります。
2口のIHクッキングヒーターのときは、左右いずれでもチェックすることができます。

●加熱調理で使える鍋

ここでは、加熱調理で使える鍋についてご紹介します。

・鍋の材質
鉄・鉄鋳物・鉄ホーローの材質の鍋は、鉄・ステンレス対応IH、オールメタル対応IHとも使えます。
なお、ホーローは、溶けて焼き付いたり、トッププレートが損傷したりする要因になることがあります。
ホーロー鍋は、焦げ付かせたり、空焼きしたりしないようにしてください。
ホーロー加工した底面の魚焼き器は、使わないようにしてください。
ステンレス(一層鍋)で磁石が鍋の底に付く(18-8ステンレス)ものは、鉄・ステンレス対応IH、オールメタル対応IHとも使えます。
ステンレス(一層鍋)で磁石が鍋の底に付かない(18-8ステンレス、18-10ステンレス)ものは、鉄・ステンレス対応IHは鍋の種類によっては加熱できなかったり火力が弱くなったりすることがあり、オールメタル対応IHは鍋の種類によっては火力が弱くなることがあります。
多層鍋で磁石が鍋の底に付くもの(鉄などの磁性金属層が外層や中間層にあるもの)は、鉄・ステンレス対応IHは鍋の種類によっては加熱できなかったり火力が弱くなったりすることがあり、オールメタル対応IHは鍋の種類によっては火力が弱くなることがあります。
多層鍋で磁石が鍋の底に付かないもの(非磁性ステンレスや銅、アルミニウムだけで外層も中間層も構成されているもの)は、鉄・ステンレス対応IHは加熱できませんが、オールメタル対応IHはアルミニウム・銅鍋などでは2.6kWに最大火力が制限されます。
アルミニウム、銅などの非磁性金属鍋は、鉄・ステンレス対応IHは加熱できませんが、オールメタル対応IHはアルミニウム・銅鍋などでは2.6kWに最大火力が制限されます。
耐熱ガラス・土鍋・陶磁器(セラミックス)は、鉄・ステンレス対応IH、オールメタル対応IHとも加熱できません。
土鍋、陶磁器(セラミックス)などは、SGマークや「IH用」の表示があっても使えません。
IHクッキングヒーターのトラブルが発生したり、火力が弱くなったりして、調理ができません。

・鍋のサイズ、形状
鉄・ステンレスの鍋は全てのIHクッキングヒーターで使えます。
鍋の底径は左右のIHが12cm~26cm、後ろのIHが12cm~18cm、底の形状は平らでトッププレートに密着するものが使えますが、反りが約3mm以上あるもの、脚があるもの、丸い底のものは使えません。
正しく安全機能が作動しなかったり、加熱できなかったり、火力が弱くなったりすることがあります。
鍋の底が反っているものや薄すぎるものは、強火の加熱、空焼きによって変形、赤熱することがあります。
非磁性金属だけで構成された多層鍋を含む銅・アルミニウムの鍋は、オールメタル対応IHクッキングヒーターでだけ使えます。
重さはアルミニウムでは調理物とトータルして約700g以上、底径は15cm~26cm、底の形状は平らでトッププレートに密着するものが使えますが、反りが約2mm以上あるもの、脚があるもの、丸い底のものは使えません。
多量のお湯を大きい鍋で沸かすときは、沸騰しないことがあります。
鍋が軽いときは動くことがあります。
鍋の底径が小さいときは、安全機能が作動して通電が停まったり、火力が弱くなったりすることがあります。
アルミニウム製のフライパン、玉子焼き器は、底の厚いものを使ってください。
アルミニウムの鍋で炒め物、空焼きは、鍋の底が変形しやすくなるため止めてください。
鍋やフライパンの底が剥がれかけたものは使わないようにしてください。
鍋の底が剥がれかけたままで加熱すれば、剥がれかけた箇所が異常過熱し、トッププレートが変色したりひび割れたりする要因になります。
鍋の底に変色や膨らみが部分的にあるときは、隙間が見えなくても剥がれていることがあります。

●揚げ物調理で使える鍋

光・揚げ物温度調節は、加熱調理で使える鍋で調理できます。
鍋の種類、材質、鍋の底の大きさ、形状などによって、時間が余熱完了までにかかったり、油温がずれたりすることがあります。
特に、銅・アルミニウムの鍋については、15分くらい余熱にかかることがあります。
また、鍋の底が反っているもの、丸いもの、脚があるものは使えません。
SGマークのある鍋が、揚げ物調理のときはおすすめです。
油量は200g~800gで、深さが1cm以上ある状態にしてください。
火災のリスクがあるため、調理するときの油量は200g未満、深さ1cm未満では行わないでください。
揚げ物温度調理は、必ず専用の天ぷら鍋を使ってください。
油量は、取扱説明書に記載されているものにしてください。
揚げ物の油量は、基本的に800gまでです。
800gをオーバーする油量で使うと、正しく温度が上がらないことがあります。
IH対応の鍋でも、音が「キーン」「ブー」「ジー」などとすることがありますが、IHクッキングヒーターの異常ではありません。
音は、少し鍋の位置をずらしたり、鍋を置き直したりすれば止まることがあります。
自動炊飯、自動湯沸しに使う鍋ややかんは、(一財)製品安全協会が認定したものを必ず使ってください。

●自動炊飯で使える鍋

自動的炊飯で使える鍋としては、次のようなものがあります。

・SGマークが付いたステンレス製の鍋

・約14cm~15cmの底の直径、7cm以上の深さ、2.5mm以上の底の厚さの鍋
ホーロー鍋は、こげつきやすいため使わないでください。

・自動湯沸しで使えるやかんや鍋
フッ素加工された内面の鍋は、正しくセンサーが検知できないことがあります。

・SGマークが付いたステンレス製で磁石が鍋の底に付くやかんや鍋
やかんや鍋の厚さ、材質、1mm以上の反り、底に溝や刻印が1mm以上あるもの、水温、水量などによっては、沸騰する前にブザーが鳴ったり、沸騰してもブザーが鳴らなかったりするときがあります。

・4mm未満の底の厚さの鍋
満水容量は、機種によって60%~70%の幅があります。
詳細については、取扱説明書をチェックしてください。

●グリルで使える鍋(A・Yシリーズのみ)

グリルで使える鍋は、持ち手込みの外形が22cm×36cm以下、蓋込みの高さが10cm以下、底径が15cm以上です。
鍋の呼び径と実際の寸法が違うことがあるため注意してください。
鍋はグリル皿を取り外して、グリル庫内に直接置いて使ってください。
鍋の耐熱温度以下で使ってください。
空焼きは鍋が痛むことがあるため行わないでください。
鉄、鋳物、鉄ホーロー、底に磁石がつく磁性ステンレスのIH対応の鍋が使えます。
樹脂製、木製の取っ手がある蓋や鍋は使えません。
ガラス製の蓋や土鍋も使えません。
5cm未満の鍋の高さのときは、持ち手込みの外形が25cm×36cm以下の鍋が使えます。
反りが約3mm以上ある鍋、脚がある鍋、丸い底の鍋は使えません。
底の厚さが1.6mm以下の薄い鍋は、鍋が破損したり、調理物が燃えたりすることがあります。

●ラジエントヒーターが小さい鍋やIHで使えない鍋にはおすすめ

ラジエントヒーターは、底が厚手で平らな鍋が適しています。
16cm未満の底径の鍋が使えます。
少量の汁物などの調理のときに便利です。
火力はIHクッキングヒーターに比較して弱くなります。
ラジエントヒーターで使えない鍋は、次のようなものです。

・脚つきの土鍋

・ガラス製の鍋
超耐熱ガラス製の鍋でなければ割れることがあります。

・凹凸が底にある鍋
ヒーターの劣化や損傷を早める要因になります。

・魚焼器・網
トッププレートの損傷の要因になります。
大きい鍋対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ
■オール電化とガス・電気併用のメリット・デメリット

ここでは、オール電化とガス・電気併用のメリット・デメリットについてご紹介します。

●オール電化とは?

台所やお風呂の給湯には、一般的に都市ガスやプロパンガスが使われています。
一方、オール電化は、電気で家庭で使う全てのエネルギーを賄います。
そのため、給湯器としては、お湯を電気で沸かすエコキュートがメインです。
また、台所での料理にはIHクッキングヒーターを使います。

●オール電化のメリット

ここでは、オール電化のメリットについてご紹介します。

・ガス漏れや火災のリスクが少ない
オール電化が大きなメリットは、家庭で最も大切な安全であることです。
ガスを使っていないため、不完全燃焼による一酸化炭素中毒やガス漏れのリスクが少なくなります。
また、火が出ないため火災が発生するリスクも少なくなります。
そのため、小さい子供さんや高齢の方がいる家庭には特におすすめです。

・光熱費が低減できる
ガスと電気の併用のときは基本料金がそれぞれかかりますが、オール電化であれば電気だけの基本料金になります。
ライフスタイルや家族構成によっては、上手く電力会社が準備している電気料金プランを使うことによって光熱費が低減できます。

・災害が発生したときに早く復旧する
自然災害の台風や地震などでライフラインが止まったときは、復旧は都市ガスよりも電気の方が早い傾向にあります。
2016年4月の熊本地震などのときでも、停電が割合早期に解消しています。
一方、都市ガスは時間が安全確認にかかるため、供給がすぐに再開できません。

・非常用水として使える
エコキュートには貯湯タンクがあるため、お湯や水が常に貯まっている状態になります。
このお湯や水は飲用水としては使えませんが、非常用水として手洗いやトイレなどに使うことができます。

・台所の周りのお手入れが楽である
IHクッキングヒーターのトッププレートは、凹凸がガスコンロのようになく平面です。
汚れが拭くのみで落ちやすいため、お手入れが楽になります。

・火災保険で割引されることがある
オール電化の証明書を提出することによって、火災保険が割引されることがあります。
例えば、火災保険によっては割引が最大24%にもなります。

●オール電化のデメリット

ここでは、オール電化のデメリットについてご紹介します。

・停電すると全てが使えない
停電したときでも、電源が必要ないガス機器のときはお湯を沸かしたり調理をしたりすることができます。
しかし、オール電化では、停電のときのための食事などに準備しておく必要があります。

・イニシャルコストが高くなる
オール電化のエコキュートやIHクッキングヒーターは、イニシャルコストが高くなります。
また、オール電化住宅を建てるときは、ガスを後から引こうとすれば相当規模の大きな改修工事になるため、光熱費が長期的に見て低減できるかを十分に考える必要があります。

・光熱費が低減できないこともある
ライフスタイルや家族構成以外に、ガス会社の価格設定や料金プランにも影響されるため、オール電化が一律に光熱費が低減できるとはいえません。
また、エネルギーバランスなどにも電気料金は影響されるため、将来的に高くなることもあります。
オール電化を検討するときは、新電力会社を考えるなど電力会社を選ぶことも大切でしょう。

・制限が調理器具にある
IHクッキングヒーターに手持ちの調理器具が対応していないときは、新しく買い替えする必要があります。
また、調理が直火でできなく、基本的に土鍋のような調理器具は使えません。
中華鍋も、強い火力が必要であるため使えません。
直火料理などにこだわりがあるときは、IHクッキングヒーターは満足できないかもしれません。

・エコキュートは設置場所に注意が必要である
エコキュートのときは、設置場所をトータル重量とスペースから考える必要があります。
また、低周波音が発生し、静かな夜間に運転するため、騒音トラブルが発生することがあります。
そのため、自宅や近隣の住宅の寝室などの近くにはエコキュートを設置しないようにする必要があります。

●オール電化とガス・電気併用はどちらがお得か?

それぞれの家庭の現在と将来のライフスタイルによって、オール電化とガス・電気併用はどちらがお得かは違ってくるでしょう。
さらに、費用のみでは判断できないメリット・デメリットが実際にはあります。
そのため、費用のみにとらわれないで十分に比較検討するのがいいでしょう。

●オール電化とガス・電気併用のメリット・デメリットのまとめ

ここでは、オール電化とガス・電気併用のメリット・デメリットについてご紹介しました。
一酸化炭素中毒や火災などのリスクを考慮すれば、オール電化の方が安心です。
昼間のお湯や電気の使用が少ないときは、オール電化がお得です。
災害が発生したときには電気は都市ガスよりも早く復旧しますが、停電に対する準備が必要です。
調理器具や料理にこだわりがあるときは、オール電化は満足できないことがあります。
大きい鍋対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ
■まとめ

ここでは、大きい鍋対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ、IHクッキングヒーター対応のおすすめの鍋、パナソニックのIHクッキングヒーター対応の鍋の見分け方、オール電化とガス・電気併用のメリット・デメリットについてご紹介しました。

IHクッキングヒーター対応の大きいサイズのおすすめの鍋としては、次のようなものがあります。

・Staubのピコココット オーバル シチューパン

・ル・クルーゼのココット・ロンド

・和平のフレイズ 両手鍋 卓上鍋 30cm

・パール金属の大鍋 両手鍋 32cm

大きい鍋対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へは、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
わからないことがあったら
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