よくある質問特集
2020年5月18日
ガスからエコキュートに入れ替え検討中の方や、エコキュート買い替え検討の方に工事契約前の不安や疑問をクリアにして頂きたいと存じております。
エコキュートは光熱費を削減できる給湯システムとして高い人気がございます。
但し、エコキュートの契約前は不安かと思います。
実際にお客様から頂く質問とその答えに関して共有させて頂きます。
エコキュートやその他の給湯器で迷っている方などは、ぜひ参考にして頂けますと幸いです。
そもそもエコキュートって何ですか?
エコキュート設置を考えている人ですらこの質問をする方は意外にいらっしゃいます。
エコキュートは電気を利用してお湯を沸かす仕組みです。
電気の力で空気中の熱を効率よく集めてお湯を作り、断熱加工された貯水タンクにお湯を貯めておくものです。必要な時にはこの貯水タンクから給湯します。
お湯を作るのは基本的に電気料金が安い深夜帯で、日中は深夜に作り置きしておいたお湯を使います。
この仕組みにより電気代が削減できるのです。
エコキュートは複数のメーカーから販売されております。
また、メーカーによって機能差や容量差が存在します。
ガス給湯器からエコキュートに出来るのですか?
ガス給湯器を利用しているお客様は、使用するエネルギーが変わるエコキュートの導入が難しいと考えている方も多いようです。ですが、もちろんできます。
ガス給湯器を利用していたお客様がエコキュートに切り替えるということも非常に増えていますので、何の心配もなく切り替えが可能です。ガスコンロをIHコンロに切り替えることでオール電化にすることも出来ますので、家庭のエネルギーを電気に統一し、光熱費を下げることも可能です。
どのメーカーのエコキュートがオススメですか?
エコキュートを製造しているメーカーは多く存在しており、メーカーによって力を入れている機能が異なるので一概には判断できません。お客様自身が特徴や性能で何を重視するか明確に決まっているのであれば、オススメのメーカーをご提示することは可能です。
電気代、使いやすさ、保証等でご家庭ごとにポイントが違うと思いますので、重視ポイントをお伺いさせて頂ければオススメの機種をご案内させて頂きます。サイズも微妙にメーカー毎に異なる仕様のものもございますのでまずはお気軽にお問い合わせください。
エコキュート選びの注意点はありますか?
エコキュートはご存知のように沢山の機種がございます。
タンク容量の違いやフルオート・オートなどの運転方式の違い、圧力タイプなどさまざまな違いがあります。
タンク容量はご家族の生活スタイルにあっているのか等は日常的な利用に大きくかかわるポイントになるます。家族構成や好きな家電メーカーだったり、泡が出るお風呂に入りたい等ございましたら、それを元に決めていくというのも大事になります。
電気温水器とエコキュートの違いはなんですか?
電気温水器=エコキュートと勘違いしているお客様も少なくありません。
エコキュートは効率よく空気中の熱を利用することでお湯を作るシステムです。
電気のみを利用してお湯を作る電気温水器と比較するとより省エネ効果が高い仕様です。
エコキュートは電気温水器と比較して1/3~1/4程度の電力でお湯を沸かすことができます。
タンクを選ぶときの目安は?
エコキュートは電気代の安い深夜帯にお湯を作り置きしておく仕様というのはご理解頂けたでしょうか?
沸き増しが必要になった場合は高い電気代でお湯を作らなければならなくなるため、エコキュートの省エネ効果を生かすことができません。
ほとんどの方がタンク容量について質問をすると思います。
タンク容量は家族構成やご家族のライフスタイルを元に検討する必要があります。
3~4人家族の場合は370Lタイプ
4~5人家族の場合は460Lタイプ
5~7人家族の場合は550Lタイプ
一般的なタンク容量を選ぶときの目安はこのような形ですが、生活スタイルやシャワーだけのお家だったり、毎日浴槽で複数回お風呂に入りたい方もいらっしゃいますのでこの限りではありません。
季節によっても使用湯量が異なるお客様もいらっしゃると思います、足りなくなる可能性がありますので余裕を持ったサイズ選びが重要です。
フルオートとオートの違いは?
フルオートタイプとオートタイプ、セミオートタイプなどと機能表記がなされることがあります。
響きでフルオートもオートもほぼ同じ意味と考えられますね?
何がどう違うのかよくわからないという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
エコキュート導入後に後悔してしまう可能性が高いので二つの違いは押えておきましょう。
フルオートタイプ
フルオートタイプは自動でお湯はりをスタートし、設定している量までお湯が溜まると自動でストップします。フルオートはお湯が冷めてきたら自動で保温を行ったり、湯量が減少したときには自動でたし湯をしてくれます。
オートタイプ
オートタイプのエコキュートはフルオートと同様に自動でお湯はりをしてくれます。
しかし、湯量が減少したときにたし湯をしたり冷めた場合に保温をする自動調整機能はありません。
フルオートタとオートの違いはこのような形です。
フルオートタイプの方が高額なのはこのような機能の違いです。
それぞれのご家庭独自の疑問は必ずといって良いほどあります。
エコキュートを導入する上で電気代が安くなる等は気になるポイントとなりますよね?
ご家庭に最適な大きさのエコキュートを導入して使い方を間違えなければ確実に省エネ効果があります。
これを実現させるには契約電気料金形態を把握して電気料金が安い時間帯にお湯を作る等、最初の設定が必要不可欠です。
導入すれば誰でも絶対に光熱費が安くなる訳ではなく、キチンと正しい知識を持たなければならないと覚えておきましょう。少しでも参考にして頂けますと幸いです。
最新記事