オールメタル対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ
2021年11月28日
IHクッキングヒーターはいろいろなものがありますが、オールメタル対応のIHクッキングヒーターを検討している方もいるのではないでしょうか。
ここでは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ、IHクッキングヒーターのメリット・デメリット、オールメタル対応のIHクッキングヒーターはおすすめか?エコキュートやIHクッキングヒーターを利用したオール電化住宅のメリット、注意することについてご紹介します。
■IHクッキングヒーターのメリット・デメリット
主にオール電化住宅などで使われているIHクッキングヒーターは、火が出ないため二酸化炭素が発生しなく、火災のリスクが小さく環境に優しい調理器具として人気になっています。
最近のIHクッキングヒーターは、さらに火力がガスコンロと比較しても強く加熱が短時間ででき、簡単にお手入れもできるため、普段から忙しい主婦の強い味方になっています。
ここでは、IHクッキングヒーターのメリット・デメリットについてご紹介します。
●IHクッキングヒーターとは?
IHというのは、電磁誘導加熱(Induction Heating)を略したものです。
電磁誘導加熱は、金属の棒を交流の電源に接続したコイルの中に入れるとコイルと金属棒は接触していないのに、表面が加熱されるものです。
交流の電流によって作られる交番磁束が加熱されるものを通って密度の高い電流の渦電流を誘導して、この渦電流のジュール熱によってものの表面が加熱されます。
ここでは、IHクッキングヒーターが加熱する仕組みについてご紹介します。
渦巻き状のコイルが、IHクッキングヒーターのガラストップの下に内蔵されています。
電流がこのコイルに流れることによって、磁力線がコイルの周りに発生します。
このときに鍋やフライパンなどをガラストップの上に置いていると、磁力線が鍋やフライパンの内部を通ります。
このときに、渦電流が鍋やフライパンの底に発生します。
渦電流が鍋やフライパンを通るときに、熱が電気抵抗によって発生します。
IHクッキングヒーターは、調理にこの熱を利用しています。
●IHクッキングヒーターのメリット・デメリット
ここでは、IHクッキングヒーターのメリット・デメリットについてご紹介します。
・IHクッキングヒーターのメリット
IHクッキングヒーターのメリットとしては、次のようなものがあります。
(安全、安心)
IHクッキングヒーターの最大のメリットは、調理に火を全く使わないため火災が発生するリスクが非常に少ないことでしょう。
特に、高齢の方や小さい子供さんがいるときでも、IHクッキングヒーターであれば安全、安心です。
(火力が強い)
最近の IHクッキングヒーターは、普通のガスコンロよりも火力が強くなっています。
一般的に、ガスコンロの最大火力は2.5kWくらいとされていますが、IHクッキングヒーターの最大火力は3.0kWであるため相当料理などの時間も短くなります。
ガスコンロは、四方八方に熱が逃げるため50%くらいの熱効率とされています。
一方、IHクッキングヒーターは直接鍋などに熱を伝えるため、90%くらいの熱効率とされています。
最近のIHクッキングヒーターは、さらに非常にパワフルであるため約2分間で1Lの水が沸くくらいです。
また、加熱するときの温度管理がガスコンロよりも容易であるため、均一に食材を加熱する料理や液体のスープなどの加熱に非常に適しています。
(掃除が簡単である)
ガスコンロは、吹きこぼれなどの汚れが受け皿や五徳に付くとブラシやタワシで強く擦る必要があります。
しかし、IHクッキングヒーターは、ガラストップの天板を軽くサッと拭くのみであるため手間も時間もかかりません。
(夏のシーズンの調理も楽である)
ガスコンロをキッチンで使うと、暑い夏のシーズンなどはキッチンが非常に暑くなるため、調理は大変です。
しかし、火が全く出ないIHクッキングヒーターをキッチンで使うと、暑い夏のシーズンなどでもキッチンが暑くなることはありません。
そのため、キッチンを毎日使うときは、IHクッキングヒーターは非常に大きなメリットになるでしょう。
(二酸化炭素や水蒸気が発生しない)
IHクッキングヒーターは磁力によって鍋そのものを加熱するため、当然ですが二酸化炭素や水蒸気が発生しません。
そのため、未然にカビやダニの発生も防ぐことができ、冬のシーズンの結露なども防ぐことができるため、室内環境を非常にきれいに保つことができます。
・IHクッキングヒーターのデメリット
IHクッキングヒーターのデメリットとしては、次のようなものがあります。
(停電のときは使えない)
IHクッキングヒーターは電気エネルギーを使うため、当然ですが停電のときは使えません。
(限定した鍋やフライパンしか使えない)
家庭にある鍋やフライパンが全て使えるといいでしょうが、限定した鍋やフライパンしか使えません。
基本的に、ガラス鍋や中華鍋、土鍋などは使えなく、IH対応のものだけが使えます。
(買うために費用がかかる)
一般的に、IHクッキングヒーターの本体価格は、ガスコンロよりも高くなります。
IHクッキングヒーターとガスコンロの価格の違いは、2万円~3万円くらいになるでしょう。
(IHクッキングヒーターに適していない料理がある)
IHクッキングヒーターは、軽く表面のみを焼いたり、あぶったり、焦げ目を付けたりするような料理には適していません。
(目で見て火力がわからない)
IHクッキングヒーターは火が出ないため、目で見て火力がわかりません。
(火傷するリスクがある)
感覚的に熱いかどうかがわかりにくいため、うっかり触って火傷するリスクがあります。
■オールメタル対応のIHクッキングヒーターはおすすめか?
オールメタル対応のIHクッキングヒーターは、価格が非対応のものよりも高くなります。
上位機種のIHクッキングヒーターを選ぶと、オールメタル対応ではない付加機能も付くため、5万円~10万円くらいオプションによっては高くなるときもあります。
では、オールメタル対応のIHクッキングヒーターを5万円~10万円かけてでも選ぶ必要があるのでしょうか?
ここでは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターはおすすめか?についてご紹介します。
●オールメタル対応のIHクッキングヒーターとは?
普通のIHクッキングヒーターは、ステンレスか鉄のフライパンや鍋だけが加熱できます。
一方、オールメタル対応のIHクッキングヒーターというのは、全ての金属(メタル)の加熱ができるものです。
ステンレスと鉄以外の銅やアルミなどでも加熱ができます。
オールメタル対応のIHクッキングヒーターは、日立とパナソニックが販売しています。
しかし、オールメタル対応ということでも、ステンレスや鉄以外の銅やアルミニウムなどを加熱するときは、1割~2割くらい火力が弱くなるようです。
昔ながらの両手鍋、よく和食で使う雪平鍋、イタリアンで使うアルミフライパンなども使えるため、使うフライパンや鍋にこだわりたいときはおすすめでしょう。
●オールメタル対応のIHクッキングヒーターのメリット
ここでは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターのメリットについてご紹介します。
・普通の鍋などが使える
オールメタル対応のIHクッキングヒーターのメリットは、IH対応していない鍋などが使えることです。
自宅では従来からIHに対応していない鍋などを使っていたが、この鍋などをそのまま使いたいと思っている方もいるでしょう。
このようなときは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターを使うことによって、IHに対応していない鍋なども使えるようになります。
そのため、従来から使っていた鍋などが全てそのまま使えるため安心でしょう。
・ラクッキングリルであるためお手入れが非常に楽である
オールメタル対応のIHクッキングヒーターのメリットは、ラクッキングリルであるためお手入れが非常に楽であることです。
普通のIHクッキングヒーターは、昔ながらの金網をグリル部分に置くスタイルです。
一方、オールメタル対応のIHクッキングヒーターのラクッキングリルは、グリルに食材をそのまま置いて焼くことができ、金網がありません。
そのため、グリルを使った後に非常にお手入れが楽になります。
油汚れは、スポンジでサッと洗うのみで除去できます。
昔ながらのグリルであれば、油汚れが金網にこびりついてなかなか落ちないでしょう。
・IHクッキングヒーターの横幅がサイズアップして75cmになるため、楽に調理ができる
パナソニックの標準仕様のIHクッキングヒーターは、60cm~65cmの横幅です。
一方、オールメタル対応のIHクッキングヒーターは、横幅がサイズアップして75cmになります。
そのため、鍋同士が当たりにくいなど、調理が余裕を持ってできます。
●オールメタル対応のIHクッキングヒーターのデメリット
ここでは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターのデメリットについてご紹介します。
オールメタル対応のIHクッキングヒーターの最大のデメリットは、追加費用がオプションとしてかかることです。
例えば、1口のオールメタル対応のIHクッキングヒーターは66,000円、2口のオールメタル対応のIHクッキングヒーターは83,000円かかります。
追加費用はちょっと高めになりますが、次のようなメリットがあります。
IH対応していない鍋などが使える
グリルが楽にお手入れできる
IHクッキングヒーターの横幅が10cm程度サイズアップする
このようなメリットが十分にあれば、価値が追加費用以上にあるでしょう。
●オールメタル対応のIHクッキングヒーターの使用感
ここでは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターの使用感についてご紹介します。
結論としては、標準仕様のIHクッキングヒーターからオールメタル対応のIHクッキングヒーターへの変更は非常におすすめです。
まず、IHに対応していない昔ながらの鍋などを多く持っていても、オールメタル対応のIHクッキングヒーターであればそのまま使うことができます。
IH対応の鍋などを新しく買い揃えると数万円はかかるため、そのまま従来の鍋などを使う方が効率がいいでしょう。
また、オールメタル対応のIHクッキングヒーターは、ラクッキングリルになっていることもメリットです。
例えば、肉や魚などを金網を乗せるグリルで焼くと金網にびっしりと油汚れがこびりついて、非常に洗うのが大変です。
しかし、調理をラクッキングリルで行うときは、ほとんどの汚れがさっと洗うのみでも落ちるようになります。
このようなにストレスが無くなるのみでも、価値が十分にあるでしょう。
肉や魚は、グリルで焼くと非常に美味しいものです。
簡単にお手入れができると気兼ねなくグリルを使う料理も作れるため、グリルを使う頻度が非常に多くなるでしょう。
また、IHクッキングヒーターの調理面がサイズアップされて横幅が広くなることもメリットです。
余裕をもって鍋などが置けるため、調理における快適性をアップすることができます。
●オールメタル対応のIHクッキングヒーターはおすすめか?のまとめ
ここでは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターはおすすめか?についてご紹介しました。
IHに対応している鍋などを持っているときは、標準仕様のIHクッキングヒーターでも調理は困らないでしょう。
しかし、グリルを使うことが多く、楽にお手入れをしたいときは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターがいいでしょう。
また、IHに対応していない昔ながらの鍋やフライパンなども多く持っており、これからも使いたいときはオールメタル対応のIHクッキングヒーターがおすすめです。
■エコキュートやIHクッキングヒーターを利用したオール電化住宅のメリット、注意すること
オールメタル対応のIHクッキングヒーターを検討しているのであれば、エコキュートについても検討してみましょう。
現在、エコキュートやIHクッキングヒーターを利用したオール電化住宅が着目されています。
ここでは、エコキュートやIHクッキングヒーターを利用したオール電化住宅のメリット、注意することについてご紹介します。
●オール電化とは?
オール電化というのは、ガス給湯器やガスコンロをエコキュートやIHクッキングヒーターに交換することです。
交換することによって全くガスを使わないのがオール電化です。
オール電化のときは、お湯をガスで沸かすのではなく、エコキュートでお湯を安い深夜電力で沸かして貯めておいて、昼間に使うようになります。
暖房を使うときも、ガスや灯油を使わないで、電気の床暖房や蓄熱暖房機を使います。
●オール電化で光熱費が低減できる理由
オール電化にすれば、光熱費が低減できます。
この理由は、お湯を沸かすときの効率がエコキュートの方がガス給湯器よりも高いためです。
エコキュートは、大気中の熱エネルギーを利用する給湯器で、お湯を少ない電力で沸かして貯めておくことができます。
ガス給湯器は、冷たい水からお湯を沸かします。
一方、エコキュートは沸かしたお湯を貯めているため、すぐに使うことができます。
エコキュートは電気代がお湯を沸かすときにかかりますが、沸き増ししなければ保温するための電気代がかかるだけです。
ガス代の基本料金がオール電化にすると無くなることも、光熱費が低減できる理由です。
都市ガスのときは、1000円くらいの基本料金で、従量料金が1㎥あたり150円くらいかかります。
プロパンガスのときは、1500円~2000円くらいの基本料金で、従量料金が1㎥あたり500円くらいかかります。
そのため、契約しているガスの会社や種類によって違いますが、年間に基本料金のみでも10000円以上かかるでしょう。
一方、オール電化のときは、電気代だけの基本料金になるため、支払う金額がトータル的に低減できます。
時間帯別料金が準備されていることも、光熱費が低減できる理由です。
電力会社は、オール電化向けの時間帯別料金を準備しています。
エコキュートは沸かしたお湯を貯めておくことができるため、深夜の安い電気料金のときにお湯を沸かします。
安い電気料金の時間帯の電気を使うと、光熱費が低減できます。
●エコキュートとは?
エコキュートというのは、大気中の熱エネルギーと電気エネルギーを利用してお湯を沸かす給湯器です。
大気中の熱エネルギーを利用するときは、ヒートポンプの技術を使います。
ヒートポンプの技術は、屋外に設置したファンが吸収した大気中の熱エネルギーを利用する方法で、エアコンや冷蔵庫などでも使われています。
エコキュートは電気エネルギーのみでなく大気中の熱エネルギーも活用するため、お湯が省エネルギーで沸かせます。
エコキュートは、基本的に安い電気料金の深夜電力を利用します。
ガス代よりも深夜電力の電気代は安くなります。
1日に使うお湯を夜間の時間帯に沸かしておいて、貯湯タンクに貯めておきます。
お湯をエコキュートで使うときは、初めに水道水が貯湯タンクに入ります。
この後、ヒートポンプユニットに貯湯タンクの下部の冷たい水が送られ、約90℃のお湯になって貯湯タンクの上部から貯まります。
給湯するときは、お湯が貯湯タンクの上部から温度調節弁に送られ、水道水と混ぜて調節して供給されるようになっています。
また、貯湯タンクの中に貯まるお湯の温度は、自由に約65℃~90℃に調節できます。
・エコキュートのメリット
エコキュートは、光熱費が低減できることがメリットです。
安い電気料金の時間帯に1日に使うお湯を沸かしているため、お湯を何回も沸かすことはありません。
また、貯湯タンクに沸かしたお湯を貯めています。
そのため、災害などが発生して断水したときでも、非常用水として貯湯タンクの中のお湯や水を使うことができます。
また、停電のときでも貯湯タンクの中のお湯や水が取り出せるため、非常用水が万一のときに使えるのはメリットでしょう。
多くのメーカーがエコキュートを取り扱っており、豊富に商品が揃っていることもメリットです。
そのため、自宅に適したエコキュートが選べます。
また、ガス給湯器は火を使うため火災が発生するリスクがあります。
しかし、エコキュートは電気を使うため、火災が発生するリスクが少なくなるでしょう。
・エコキュートのデメリット
エコキュートは、お湯が沸いていないときに使うと、お湯がすぐに出ないことがデメリットです。
エコキュートは、お湯を沸かして貯湯タンクに貯めておくため、お湯が沸いていないときは水から沸かす必要があります。
基本的に、沸かす時間帯を前もって設定しておくと、毎日お湯が沸いた状態が維持できます。
しかし、長期間家を留守にするときは、お湯を沸かすのを止めることもあるでしょう。
このときは、帰宅した後にお湯をすぐに使えないため注意する必要があります。
また、エコキュートでお湯を使い過ぎれば、湯切れすることがあります。
湯切れした後にお湯を沸かすときは時間がかかるため、前もって家族が使うお湯の量を掴んでおいて、沸かすお湯の量を決める必要があります。
エコキュートは、トラブルが発生すると自分で修理できないこともデメリットでしょう。
業者に修理してもらう必要があるため、修理するまではお湯が使えなくなります。
エコキュートは、運転音がお湯を沸かすときに発生することもデメリットです。
特に、お湯を沸かすのは深夜が多いため、騒音トラブルが発生することがあります。
隣家と近いときは、トラブルが低周波騒音で発生することもあるため注意しましょう。
また、エコキュートは大気中の熱エネルギーを利用するため、外気温が低い冬のシーズンは効率が低下して光熱費が高くなります。
●オール電化住宅で注意すること
オール電化住宅にするときは、イニシャルコストがかかります。
例えば、エコキュートとIHクッキングヒーターを設置すると、30万円~40万円くらいのイニシャルコストがかかります。
エコキュートの貯湯タンクの容量によっても本体価格が違うため、注意する必要があります。
また、新築するときやリフォームするとき以外にエコキュートを設置するときは、床を剝がしたりするなどの工事費用もかかります。
エコキュートは10年間~15年間くらいの寿命であるため、トラブルが発生すると修理や交換が必要になります。
2年~3年のメーカーの保証期間になっていることが多く、この期間をオーバーすると修理費用がかかります。
定期的にメンテナンスを受けることによってトラブルの発生が防げますが、寿命になれば交換する必要があります。
一方、鍋やフライパンは、IHクッキングヒーターに対応したものが必要になります。
特に、専用のてんぷら用の鍋でなければ、火災が発生するリスクがあるとされています。
停電のときは、エコキュートやIHクッキングヒーターが使えないため注意しましょう。
エコキュートの貯湯タンクの中に水が貯まっていても、お湯を沸かすのは電気が復旧するまでできません。
作りたい料理も、IHクッキングヒーターが使えなければ制限されます。
一般的な電気料金プランは、どの時間帯でも電気料金が同じです。
一方、電気料金プランがオール電化向けのものであれば、深夜の電気料金が安く、昼間の電気料金が高めになります。
そのため、電気を昼間に使うと電気代が高くなることがあります。
基本的に、エコキュートは深夜にお湯を沸かしますが、湯切れしたときは昼間にお湯を沸かす必要があります。
電気代が昼間は高いということを考えて、必要なお湯の量を掴んで調節する必要があります。
●エコキュートで注意すること
エコキュートは、設置スペースが必要であるため、設置するときは注意する必要があります。
集合住宅のマンションなどでは、設置場所が限定されるため設置できないことがあります。
設置スペースとしては、最低限約180cmの幅、約80cmの奥行きが必要です。
しかし、約45cmの幅でも設置できる薄型のエコキュートもあるため、省スペースでも設置できることがあります。
また、電気代が使い方によっては高くなるため注意しましょう。
お湯を高い電気料金の時間帯に沸かすと、光熱費が高くなります。
また、シャワー水圧が低いため注意する必要があります。
基本的に、エコキュートはシャワー水圧が低くなりますが、最近のエコキュートは改善されています。
シャワー水圧が気掛かりなときは、エコキュートを買うときにどの程度の最高水圧かをチェックしましょう。
また、エコキュートのトラブルが発生したときは、修理や交換の費用がかかります。
修理費用は、トラブルの内容によって高くなるため注意する必要があります。
例えば、お湯と水を混合して温度を調節する電動混合弁のトラブルが発生すると、修理費用が3万円くらいかかります。
無償保証期間や交換できる部品もメーカーによって違うため、エコキュートを買うときにチェックすることが大切です。
●エコキュートで電気代を低減する方法
モードをシーズンごとに使い分けることが、エコキュートで電気代を低減するために大切です。
例えば、冬のシーズンはお湯の使用量が多いため、お湯を多めに沸かすように設定するのがおすすめです。
一方、夏のシーズンにお湯を使うのはお風呂や調理くらいでしょう。
そのため、省エネモードに夏のシーズンは設定しておくのがおすすめです。
貯湯タンクに貯めるお湯の温度設定もできるため、夏のシーズンは低めの65℃などに設定してもいいでしょう。
貯湯タンクに貯めるお湯の温度を高く設定していれば、電気代がその分高くなります。
電気代は、昼間の沸き上げをお湯を使わない日に停めておくのみでも低減できるでしょう。
自動沸き増しの機能を停めておくと、お湯を余分に沸かさないようになります。
電気代が高い時間帯にお湯を沸かさないピークカット設定も、電気代が低減できます。
お風呂のお湯を温めるときは、高温足し湯の方が追いだきよりも省エネになります。
追いだきは、貯湯タンクの中のお湯でぬるくなったお風呂のお湯を温め直すものです。
このときに貯湯タンクの中の温度が低くなるため、沸き増しする必要があります。
しかし、高温足し湯であれば、貯湯タンクの中のお湯を足すのみであるため、節電の効果が期待できます。
お湯を長期間使わないときは、余計な沸き増しが休止モードにすると無くなるでしょう。
夜間の時間設定をチェックしておくことも大切です。
電気料金が安い時間帯は、電力会社やプランによって違っています。
安い電気料金の時間帯でないときにお湯を沸かしていれば、エコキュートのメリットが利用できないでしょう。
安い電気料金の時間帯にお湯を沸かすようにすれば、電気代が低減できます。
また、沸かしたお湯は貯湯タンクの中に貯めておくため、早めに沸かすと使うまでの長い時間保温するようになります。
安い電気料金の時間帯にお湯を沸かすのは大切ですが、沸かす時期をこの時間帯の中で調整することも大切です。
さらに、電気料金プランを見直しすることによって、電気代が低減できることもあります。
基本的に、オール電化向けの電気料金プランがおすすめですが、それぞれのライフスタイルによって決めましょう。
●エコキュートやIHクッキングヒーターを利用したオール電化住宅のデメリットをカバーする方法
太陽光発電との併用が、エコキュートやIHクッキングヒーターを利用したオール電化住宅のデメリットをカバーするためにはおすすめでしょう。
電気がないと、オール電化住宅のときは生活ができません。
そのため、停電になると生活できなくなります。
しかし、停電に万一なったときでも、太陽光発電で自家発電すると電気が使えます。
そのため、オール電化のデメリットを太陽光発電がカバーしてくれます。
太陽光発電を設置すると、電気代が通常時でも安くなります。
●エコキュートを利用したオール電化住宅のメリット、注意することのまとめ
エコキュートやIHクッキングヒーターをオール電化住宅で使いたいときは、メリット・デメリットをまず掴むことが大切です。
特に、デメリットや注意することを掴んで、対応策を検討しておきましょう。
エコキュートやIHクッキングヒーターを利用したオール電化住宅で停電が心配なときは、太陽光発電との併用がおすすめです。
自家発電ができるため、電気代が通常時でも安くなるでしょう。
そのため、エコキュートやIHクッキングヒーターを利用したオール電化住宅のときは、太陽光発電の設置を検討してみましょう。
■まとめ
ここでは、オールメタル対応のIHクッキングヒーターをご検討の方へ、IHクッキングヒーターのメリット・デメリット、オールメタル対応のIHクッキングヒーターはおすすめか?エコキュートやIHクッキングヒーターを利用したオール電化住宅のメリット、注意することについてご紹介しました。
IHクッキングヒーターのメリットとしては、次のようなものがあります。
安全・安心
火力が強い
掃除が簡単である
夏のシーズンの料理も楽である
二酸化炭素や水蒸気が発生しない
一方、IHクッキングヒーターのデメリットとしては、次のようなものがあります。
停電のときは使えない
限定した鍋やフライパンしか使えない
買うために費用がかかる
IHクッキングヒーターに適していない料理がある
目で見て火力がわからない
火傷するリスクがある
オールメタル対応のIHクッキングヒーターをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
エコキュート、修理、交換設置について
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